御菓子司 清月

御菓子司 清月
御菓子司 清月

鶴見名物「よねまんじゅう」の名店「御菓子司 清月」。JR京浜東北線・鶴見線「鶴見」駅東口、京急本線「京急鶴見」駅ともに徒歩2分ほどの場所に店を構えている。江戸時代の初め、浅草で始まり、中後期には東海道の旅人に愛されたという「よねまんじゅう」。民謡「お江戸日本橋」の歌詞の中にも「六郷渡れば川崎の万年屋、鶴と亀とのよねまんじゅう」と、当時、鶴見に存在したという「鶴屋」「亀屋」という二大菓子屋が唄われたほどだ。

御菓子司 清月
御菓子司 清月

江戸時代のファストフードともいえるのだろうか。「そばよりも安く、腹持ちがいい」と、体力を使う駕籠かきなどにも喜ばれたという。そんな歴史を持つ「よねまんじゅう」だが、1872(明治5)年、鉄道の開通とともに姿を消すことになる。その後、大正以降の菓子屋が復活を目指すものの、第二次大戦で灰となってしまう。やがて菓子組合の30周年を機に、「御菓子司 清月」の店主を中心に1982(昭和57)年に復活。江戸時代は、塩餡入りの大福に似た菓子だったが、砂糖を加え、小さくて食べやすい形にした。

御菓子司 清月
御菓子司 清月

その努力の甲斐あってか、1985(昭和60)年、神奈川県の「かながわ名産100選」にも指定されることになる。現在、「御菓子司 清月」をはじめ、他数店舗で「よねまんじゅう」は販売されているが、それぞれにレシピが異なり、それぞれの味になっているそうだ。

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