東京都指定有形文化財「百段階段」は、旧目黒雅叙園の3号館として建築された、ホテル内に現存する唯一の木造建築です。旧目黒雅叙園が誕生した昭和3年(1928年)、百段階段が建てられた昭和10年(1935年)の日本や世界はどのような時代だったのか。かつては、部屋ごとに趣の異なる最大220室もの絢爛豪華な宴会場を有した旧目黒雅叙園に伝わる、創業当時からのエピソードを時代背景と共にご紹介しながら、文化財そのものの魅力を楽しむことができる展示です。
元旦の1月1日(土・祝)からは、「初春の見学会」と題し、新年に華やぎを添えるフォトスポットも設置されます。ご家族との晴れ着姿でのお出かけや、初詣の帰りなどに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。美術工芸品や絵画から宝探しのように縁起物モチーフを見つけ出すなど、初春にふさわしい楽しみ方もあります。1月15日(土)からの「ちいさな世界」では、ペーパーアーティストによる昭和レトロな街並み、小さな猫や豆雛、家や家具など、愛らしいミニチュアの世界に加え、早春を彩るつるし飾りなども展示します。また、3月28日(月)からの「春の見学会」では、桜の名所として知られる目黒川の散策と共に四季の花々に彩られた日本画などを愉しむ、心躍るひとときを過ごすことができます。
2022年最初のお出かけのご予定はお決まりですか?目黒区にあるホテル雅叙園東京にて 歴史と時代の文化をさまざまな視点と発想から感じ、移ろいゆく豊かな時間をお過ごしください。
開催概要
<初春の見学会> 2022年1月1日(土・祝)- 1月13日(木)
文化財の凛とした空気の中で新年をお過ごしいただけます。一富士二鷹三茄子や、末広がりの扇画など、数多くの縁起ものモチーフに彩られた百段階段の各部屋は、新春を寿ぐフォトスポットとしてもおすすめです。
<ちいさな世界> 2022年1月15日(土)- 3月27日(日)
ペーパーアートやミニチュアハウス、立体間取りなどさまざまな技法で表現されたミニチュア作品を展示します。ちいさなものを愛でる“ひゐな遊び”から由来する、お雛さまとつるし飾りなど華やかな装飾も加わり、どこか懐かしくほっこりと心温まる世界観を、時を忘れて楽しいひとときをお過ごしください。
出展作家・企業
ペーパーアーティスト(太田隆司)/ 立体間取りアーティスト(タカマノブオ)/ あかり絵(入江千春)/ ちいさな猫の世界(小出信久)/ ちいさなお雛さま(二木屋)/ 雛人形(原孝洲)/ つるし飾り&創作人形(江戸崎つるしびなの会)/ つくるんですⓇ(プラザクリエイト)/ ドールハウス (Billy)/ カプセルトイ(Kenelephant)/ 枯山水(みどり屋 和草)
<春の見学会> 2022年3月28日(月)- 4月10日(日)
春にちなんだ華やかなモチーフの色打掛をフォトスポットとして設置します。目黒川の桜が見頃を迎えるこの時期は、お花見のコースとして、自然の中に咲き誇る桜と文化財に描かれた桜を見比べるのもおすすめです。
■「時を旅する百段階段」開催概要
期間:2022年1月1日(土・祝)- 4月10日(日)※1月14日(金)は休館
時間:12:30 – 18:00(最終入館17:30)
※1月1日(土・祝)- 3日(月)は11:30より開館、3月27日(日)は17:00閉館(最終入館16:30)
会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
料金:当日券1,000円 / 学生500円(要学生証呈示)/ 未就学児無料
URL:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/timetravel
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itot以外の本文画像出典:株式会社目黒雅叙園