薩摩藩最大の武家屋敷群「出水麓」まちを楽しむイベント「DENKEN WEEK IZUMI 2022」4/2~4/10開催!

2022年4月2日(土)から4月10日(日)の9日間、鹿児島県出水市にある国の重要伝統的建造物群保存地区「出水麓」と本町商店街を舞台に、まちを知りまちを楽しむイベント「DENKEN WEEK IZUMI 2022」を開催します。

DENKEN WEEK IZUMI 2022

【DENKEN WEEKについて】

国の重要伝統的建造物群保存地区(略して「伝建地区」)を舞台に地域の中にいると気づかないような、地域そのものが持っている魅力的な食文化や建物、街並みなどを地域内外の方に改めて気づいてもらうための取り組みです。今回の「DENKEN WEEK IZUMI 2022」は、”TAIWAN KAGOSHIMA ART FESTIVAL”をテーマに掲げ、鹿児島から国境を越え、出水市の姉妹都市である台湾の埔里鎮(プーリー)と共同で開催しています。今回、出水では伝建地区である出水麓武家屋敷群に加え、商店街が会場になります。総勢約20名の鹿児島ゆかりの作家さんと共に、武家屋敷や商店街を彩ります。
■DENKEN WEEK IZUMI 2022公式サイト
URL:https://denken-izumi.jp/

【鹿児島・出水会場について】

鹿児島・出水では、2022年4月2日(土)より9日間、江戸時代からの美しい地割が現存する出水麓武家屋敷群(伝建地区)、本町商店街を会場に鹿児島ゆかりの作家によるアート展示を行います。埔里鎮公所から寄付いただいた埔里の伝統工芸である手すき和紙を使った作品などの展示、作家さんによるワークショップなども実施予定です。さらに、出水中央高校吹奏楽部に演奏もグランドフィナーレとして開催されます。

昨年のDENKEN WEEK IZUMI 2021の様子

【姉妹都市盟約締結のきっかけ】
埔里鎮にあるButterfly楽団と出水中央高校の吹奏楽部との間で、音楽を通じた交流があったことをきっかけに2017年5月31日姉妹都市盟約を締結。出水中央高校は、現在も埔里鎮と交換留学を行なっており、国境を越えた交流を続けています。

【台湾・埔里会場について】

台湾・埔里は、2022年1月8日〜1月16日の9日間、日本と台湾の交流の象徴とも言われる坂茂氏設計の紙教堂を会場に、写真家・濱田英明氏に撮影いただいた出水の人や風景を作品として展示したほか、鹿児島ゆかりの作家によるアート展を実施しました。オープニングセレモニーとして、姉妹都市のきっかけとなったButterfly楽団による演奏も行われました。

台湾・埔里会場

▼出展作家

そのほか、出水麓武家屋敷群内の三原邸、無料休憩所つむぎ、本町商店街(すみとカフェ、scAle)においてもDENKEN WEEK IZUMI 連携イベントとして会期中、ワークショップや写真展などが開催される予定です。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
を彩ります。
■DENKEN WEEK IZUMI 2022公式サイト
URL:https://denken-izumi.jp/

鹿児島 出水市について

鹿児島県の北西部に位置する出水市は、柑橘や鶏など農畜産業が盛んで自然豊かなまち。日本最大のツルの渡来地であり、薩摩藩最大規模を誇る出水麓武家屋敷群をもつ。DENKEN WEEK IZUMIの舞台となる出水麓武家屋敷群は、国の重要伝統的建造物群に指定されており、江戸時代からの美しい地割りが今なお現存する貴重な地区。

日本最大のツルの渡来地 鹿児島 出水市

この「出水麓」を含む麓武家屋敷群は、薩摩藩が鹿児島城(鶴丸城)を中心に藩内各地に整備した外城の周辺に造られ、江戸時代の末には最大120もの数になった。出水市は肥後との国境に位置する重要な地域だったため、1600年頃から30年の歳月をかけて薩摩藩最大の武家屋敷群が造られ、麓内には今でも約150戸の武家屋敷が現存する。

itot鹿児島エリアガイド「鹿児島高麗町に暮らす」より

「出水麓」まちを楽しむイベント「DENKEN WEEK IZUMI 2022」が開催される出水市へアクセスしやすい、鹿児島市のitotエリアガイドもあわせてご覧ください。
itot鹿児島エリアガイド「鹿児島高麗町に暮らす」
itot鹿児島エリアガイド「上之園・加治屋町に暮らす」

※itot以外の画像出典:株式会社NOTE出水