子育てファミリーが快適に暮らせる八潮を徹底分析!
八潮市は埼玉県南東部に広がり、2005(平成17)年のつくばエクスプレス開業に伴い東京都心へのアクセスが向上したことから、住宅地として人気を集めている。今回はそんな八潮市の子育て環境を徹底分析しました。
つくばエクスプレス開業をきっかけに
人気のベッドタウンに
つくばエクスプレス開業前はのどかな農村が広がっていた八潮市だが、つくばエクスプレスの開業に合わせて「八潮」駅周辺では八潮南部西地区、八潮南部東地区、八潮南部中央地区の3地区で土地区画整理事業が進められ、住宅地とともに広々とした道路や公園などが整備され、暮らしやすいベッドタウンへと進化を遂げた。
こうした住環境の良さから、八潮市ではつくばエクスプレス開業から12年でおよそ12,000人もの人口が増加した。現在も人口は増加基調で、それに対応した都市インフラ整備が続けられている。
ファミリーに嬉しい充実の子育て環境
八潮市では子育てファミリーの数も増加していることから、保育施設の整備など子育て支援の充実に力を入れている。すでに八潮市内では15か所の保育所が設置されたほか、2歳までの低年齢児保育も強化した。さらに、「八潮」駅付近には子育て支援の拠点として「やしお子育てほっとステーション」を開設し、子育て中の親子の交流の場となる「駅前子育てひろば」になっている。そのほか、子育てファミリーのニーズに合わせて幼稚園、保育施設の紹介や子育てに関する相談を受け付ける「子育てコーディネーター」、子育て経験者が子育てファミリーの家庭を訪問する「ホームスタート事業」なども行われている。
また、2017(平成29)年からはこれらの子育て支援サービスをまとめて知ることができる「やしお子育て応援ナビ」の運用をスタート。そのほか、3人以上の子どもがいるファミリーを対象に、割引などを受けられる「多子世帯応援ショップ制度」も八潮市内586店舗が対象となっており、きめ細やかな子育て支援がうれしい。
小学生の子どもがいるファミリーも安心
小学生の子どもがいるファミリーへのサポートも充実している。八潮市内には10か所の学童保育所が設置されており、共働きのファミリーも安心だ。2018(平成30)年4月には、「八潮」駅付近のつくばエクスプレス高架下に民間の学童保育所「ちくみキッズクラブ」もオープンした。
小学校3年生から6年生、中学校1年生と3年生を対象に宿題のサポート、実験やクイズを行い、学校で学んだ勉強の内容をより深く理解できる教室、入試対策などを行う「ジョイスタ(土曜勉強会)」や子どもが大学に行って学べる「八潮こども夢大学」といった、子どもの能力や好奇心を引き出してくれる取り組みも進められている。
子どもの遊び場が続々誕生
八潮市内では子どもの新たな遊び場も誕生。1997(平成9)年に誕生した「中川やしおフラワーパーク」の隣接地では、2015(平成27)年から水辺のキャンプや散策、環境学習などを行う「水辺の楽校(みずべのがっこう)」が開かれているほか、2018(平成30)年7月には、サッカーやソフトボールに利用できる広場「中川やしおスポーツパーク」も誕生した。また、2015(平成27)年には「八潮」駅の南口に「やしお駅前公園」が開園するなど、子どもの遊び場に適した公園の整備も進んでいる。
ファミリーで楽しめるイベントも豊富
八潮市では季節を彩るイベントも豊富だ。とくに「やしお駅前公園」では、バナナのたたき売りやステージイベントなども行われる「八潮朝市」、盆踊りや縁日などが繰り広げられる「八潮夜市」など多彩なイベントが開催されている。ほかにも、地域の農産物や手作り雑貨が手に入る「ゆるぽかマルシェ」、八潮市内で生産された野菜を使った料理を食べるとスタンプがもられる「はぴベジ博」など数多くのイベントがあり、スケジュールを確かめて参加するのも楽しいだろう。
つくばエクスプレス開業以来、ベッドタウンとして注目されている八潮市は、子育て環境に恵まれたファミリーにぴったりの街。今後も、さらなる都市インフラ整備や子育て環境の整備も予定されており、子育てファミリーがますます暮らしやすい街に進化しそうだ。
子育てファミリーが快適に暮らせる八潮を徹底分析!
所在地:埼玉県八潮市