船橋市山手は東武アーバンパークライン「新船橋」駅の西側に位置するエリアで、「船橋」駅からも1～2kmと近く、交通アクセスの利便性に恵まれた住宅地として人気が高い。

再開発で便利で快適な街へ

山手には1923（大正12）年に東武野田線（現・東武アーバンパークライン）が開通したが駅は設けられなかった。昭和初期には軍需工場などが集まり、工業地帯として発展を遂げる。戦後は臨海部の埋立地に工場が移転、跡地にはマンションなどが建ち並ぶようになった。人口が増加したことから1956（昭和31）年に「新船橋」駅が開業、交通アクセスの利便性が向上し、暮らしやすい住宅地として注目を集めるようになった。

近年はエリア内の工場や社宅等の跡地でマンションや大規模ショッピング施設へ再開発が行われ、2012（平成24）年4月に「イオンモール船橋」が誕生。現在も「AGCテクノグラス中山事業場」の跡地の開発計画が進められている。マンションのほか生活拠点や低層住宅などが整備されることになっており、2020（令和2）年秋頃の完成予定となっている。

「新船橋」駅まで短時間でアクセス可能

「新船橋」駅に近い山手は交通アクセスの利便性が大きな魅力となる。「新船橋」駅から「船橋」駅には東武アーバンパークラインで1駅2分。「船橋」駅からはJR総武線の快速と各駅停車を利用でき、「東京」駅には25分、そのほか「新橋」駅へ32分、「品川」駅38分、各駅停車なら「秋葉原」駅や「新宿」駅方面にもスムーズにアクセスできる。

「船橋」駅の南口にある「京成船橋」駅から京成線の利用も可能だ。京成線は都営地下鉄浅草線への直通電車もあり、「日本橋」駅や「東銀座」駅をはじめ、「羽田空港」にもアクセスしやすい。「京成船橋」駅からは「成田空港」行きの電車も利用でき、飛行機を使った旅行の際も快適だ。

大型ショッピング施設「イオンモール船橋」がエリア内に

山手は買い物も便利だ。「新船橋」駅前には「イオンモール船橋」や「ケーヨーデイツー 新船橋店」など大型ショッピング施設が充実。スーパーマーケット「東武ストア 新船橋店」やドラッグストア「くすりの福太郎 行田店」といった日常の買い物に便利なショッピング施設も揃う。

東武アーバンパークラインで「船橋」駅に出れば「東武百貨店 船橋店」など多彩なショッピング施設での買い物も気軽に楽しめる。

教育・子育て施設が充実

船橋市では子どもの医療費は中学生まで通院1回、入院1日につき自己負担額が300円となるほか、調剤は無料となるなど子育て支援が充実していることも特徴だ。

また、子育て支援情報を「ふなっ子メール」で配信しているほか、2015（平成27）年には子育て関係の情報をまとめた「ふなっこナビ」というWEBサイトをオープンするなどわかりやすい情報提供に努めていることもうれしい。

山手周辺でも「ひなぎく幼稚園」や「西船幼稚園」、「アリスなかよし保育園」など幼稚園や保育施設が充実、「船橋市立行田東小学校」や「船橋市立行田中学校」にも短時間で通学できる。「船橋市立行田東小学校」は船橋市でも珍しい管弦楽のクラブがあり、コンクール出場や受賞が多いことでも注目されているほか、隣接する「千葉県立行田公園」でマラソン大会を行うなど、地域に根付いた学習を行っていることでも知られている。

山手周辺にはかかりつけに便利なクリニックのほか、「船橋総合病院」や「地域医療機能推進機構 船橋中央病院」など高度な医療に対応する病院があるのも心強い。

バーベキューも楽しめる「千葉県立行田公園」に隣接

山手周辺には子どもの遊び場に適した公園が充実するほか、サイクリングコースや日本庭園などがある「千葉県立行田公園」も近い。「千葉県立行田公園」は花見の名所として親しまれているほか、春から秋にはバーベキューもでき、折に触れて訪れるのも家族にとって良い思い出になるだろう。

「新船橋」駅の東側には大型の遊具やザリガニ釣りができる池がある「長津川緑地 長津川親水公園」もあり、休日の楽しみは尽きない。

駅に近く、大規模ショッピング施設や大規模公園に隣接し、子育て環境が整った船橋市山手。ここはファミリーを中心にあらゆる世代が快適に暮らせる街だ。