メールシュパイゼ
2003(平成15)年にオープンした「メールシュパイゼ」は、京成電鉄千原線「ちはら台」駅から乗ったタクシードライバーも「道沿いのケーキ屋さん」とすぐにピンとくるほどの知名度があるお店らしい。
車で走ること約5分。左手に清水谷公園の緑が見えるとすぐ右手にメルヘンチックな建物が見えてきた。店舗の前には3台ほどの車が停められる駐車スペースもあり、その付近の店としては車の出入りも多いようだ。
店名の「メールシュパイゼ」とはドイツ語で「粉の食べ物」という意味で、「お菓子」のことを表すという。そのためか、店舗に足を踏み入れると、オーストリア生まれのチョコレートのお菓子である「ザッハトルテ」や「ヘレントルテ」といったドイツやオーストリア系のお菓子が目につく。
また、ショーケースの上には、季節物でもあり、ドイツのお菓子としては欠かせない「アップルシュトゥルーデル」(280円)も。シナモン風味のリンゴを包んで焼き上げたさっぱりタイプのアップルパイで、季節の味を楽しめるお菓子だ。
また、「レーマン」はウィーンの洋菓子店のスペシャリテを再現したスイーツ。キャラメルクリームとチョコ生地、バタークリームが10層も重なった複雑な味わいを楽しめるお菓子だ。
さらに、ザッハトルテの生地を使ってキャラメルクリーム、クルミをサンドした「キャラメルショコラ」(340円)も人気が高いという。