メールシュパイゼ
メールシュパイゼのお菓子は保存料を一切使っていないという。スタッフがみんな母親なので、子どもたちに安心・安全な食を提供したいという想いを共有したお菓子作りを行っているのだ。また、小さなお子様を連れて来店しても、子どもに慣れているスタッフがお客様のサポートもできるので、安心してお菓子選びができる体制でもある。清水谷公園の散歩の途中に立ち寄ったりしても良いだろう。
さて、そんなメールシュパイゼにお薦めのケーキを伺ってみた。まず、季節ごとのロールケーキが人気だという。
それと、メールシュパイゼのオリジナル、「のんちゃんのシュークリーム」。シュークリームはオーダーしてからクリームを詰めてくれる。厚手のカリカリしたシューに、ちょっとオレンジ色がかった甘いクリームがたっぷりはさみ込まれていて、1個で十分に満足感を得られるボリュームと味。
店内にイートインスペースはないものの、店の向かって左手には2つキノコの形をした椅子があるので、そこに座って、作りたてのシュークリームをいただくことにした。できたてサクサク生地にプリプリのカスタードクリーム。クリームはトロッというよりはドロッとした固さがあるのが、食べごたえにつながっている気がする。
お土産として、スタッフからお薦めランキングをうかがってみた。和のテイストのお菓子も美味しいという。小麦の代わりにお米の粉を使い、小豆と生クリームを巻いたロールケーキは絶品で、ご自身もファンだとか。
また、その方お薦めの「栗ぱい」(180円)は和栗が一粒ごろっと入っていて美味だという。値段も栗1個が入っているものとしてはリーズナブルだ。
女性のお客様でちょっと甘い物をとお考えの方は、焼き菓子で、クルミがアクセントの「チョコレートこぱん」や、黒豆がアクセントの「抹茶こぱん」、くるみとメープルシュガーが絶妙な「メープルウォールナッツ」といった「こぱん」を購入されるという。それぞれ160円とこちらも気軽に購入できる価格だ。
そのほか、すっぱいカシスと甘いマンゴーの取り合わせが多くのファンを魅了している「カシスマンゴー」、白いクマの形を模したような「レアチーズケーキ」、ラムレーズンが入った「カマンベール入りレアチーズ」など、デザインもちょっとした工夫が感じられる形のケーキが並んでいる。