洗練された雰囲気が多くの人々を惹きつける街、自由が丘に暮らす
「自由が丘」駅を中心とした自由が丘エリアは、洗練された美しい街並みの中に高感度なセレクトショップ、カフェ、レストランなどが並び、「住みたい街ランキング」でも常に上位を誇る人気の街だ。
昭和初期から邸宅街として発展
自由が丘は1927(昭和2)年の東京横浜電鉄東横線(現・東急東横線)の開通により交通アクセスの利便性が向上。この時期には周辺で耕地整理事業も行われ、住宅地として発展を遂げた。文化的なスポットも多いこのエリアは政治家や実業家、軍人、会社員など当時の上流階級に愛され、今も邸宅街として知られている。
東急東横線と東急大井町線の2路線を利用可能
現在も交通アクセスの利便性は自由が丘の大きな魅力だ。「自由が丘」駅には東急東横線と東急大井町線の2路線が乗り入れる。東急東横線に乗れば「渋谷」駅にダイレクトアクセスできるほか、東京メトロ副都心線への直通運転も行われているため「新宿三丁目」駅や「池袋」駅にも乗り換えなしで移動できる。「中目黒」駅では同一ホームで東京メトロ日比谷線に乗り換えでき、「六本木」駅や「日比谷」駅、「銀座」駅などにもアクセスしやすい。
東急大井町線は「二子玉川」駅や「大井町」駅方面へ行く場合に利用できる。「大岡山」駅では東急目黒線に接続し、東急目黒線と直通運転が行われている都営三田線や東京メトロ南北線の「大手町」駅や「溜池山王」駅方面に向かう場合も東急大井町線利用が便利だ。
おしゃれなショップが集まる
自由が丘は古くから女性をターゲットにした街づくりが行われれており、「マリ・クレール通り」、「サンセットアレイ」、「ヒルサイドストリート」などおしゃれな名称が付けられているスポットも多い。ブティック、セレクトショップ、インテリアショップ、ヘアサロンなど女性に人気のショップが充実していることも特徴だ。
とくに「La Vita(ラ・ヴィータ)」はベネチアをモチーフにしたショッピング施設で、「自由が丘のベニス」として親しまれている。そのほかにも「トレインチ自由が丘」、「Luz 自由が丘」、「フレル・ウィズ自由が丘」など多彩なショッピング施設が集まっており、さらに魅力が増している。
さらに、「西友 深沢店」などスーパーマーケット、「ウエルシア 自由が丘店」などドラッグストアも揃い、日常の買い物の利便性も高い。
スイーツの街としても有名で、日本のモンブラン発祥の店とされる「東京 自由が丘 モンブラン」、「お菓子のホームラン王」として有名なナボナを売る「亀屋万年堂 自由が丘総本店」、パティシエ辻口博啓氏のショップ「Mont St. Clair(モンサンクレール)」、さまざまなスイーツを食べ比べることができる「自由が丘スイーツフォレスト」など人気のスイーツの店が集まる。
23区唯一の渓谷「等々力渓谷」も身近
自由が丘周辺は緑を楽しめるスポットもある。エリアの北側に広がる「駒沢オリンピック公園」では多彩なスポーツ施設が揃い、思い思いのひと時を楽しめる。エリアの南にある「等々力渓谷公園」は、23区内唯一の渓谷としても有名で、気軽に森林浴を楽しめる。散策するなら、桜並木があり、四季折々の風景が美しい「九品仏川緑道」も人気だ。
都心にアクセスしやすく、買い物の楽しみに恵まれ、豊かな自然も併せ持つ目黒区自由が丘。ここには古くから邸宅街として発展した街ならではの魅力がある。