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東京都国分寺市エリアの概要

清水湧く地で遊び学ぶ、市境の文教地区、国分寺本多町エリア

国分寺市と隣・小平市との市境に広がる、緑豊かな住宅地、国分寺本多エリア。最寄り駅である「国分寺」駅周辺に商業施設が多く集中し、一方で都内では今や珍しい存在である湧水があり、自然の緑が豊か。近年は「国分寺」駅北口周辺で再開発事業が始まって都市インフラの再整備も進められており、自然を残しながらさらに便利になろうとしている。

学びの場に恵まれたベッドタウン

「国分寺」の地名は、奈良時代中期の施政者・聖武天皇が命じて各地に建立した「国分寺」に始まる。この地に建てられた「武蔵国分寺」が現在の「国分寺」の興り。明治時代には現在のJR中央線の前身にあたる甲武鉄道が開通したことによって、交通の便が良くなり、都心部とのアクセス事情が向上した。この鉄道開通をきっかけに、「国分寺」駅周辺は国家の中枢部で活躍する人材のベッドタウンとして発展する。

エリア内にある豊富な文化・学習施設は、豊かな人材を生み出す源泉とも言える。エリア内および周辺には、「本多公民館」や「国分寺市立本多図書館」、「本多児童館」があり、親子ともに学ぶ環境が整っている。2018(平成30)年4月には最寄駅である「国分寺」駅前に、市民サービスコーナー、市民ホールやカフェ、交流スペース、屋外テラスが入る複合公共施設「cocobunjiプラザ」もオープンした。日常の中に文化交流と学びの場がある環境に恵まれている。

都心部への快適な交通アクセス

良質な環境の中心地である最寄駅「国分寺」駅は、JR中央線、西武国分寺線・多摩湖線の2社3路線が乗り入れる大きな駅。JR中央線は一部の特急とすべての電車が停車し、「新宿」駅や「東京」駅など都心部の主要駅へ乗り換えも乗り継ぎも要らずスムーズに移動できる。また、早朝には海外との出入口である主要空港、成田空港へ向かう特急列車「成田エクスプレス」号が停車し、今は日本の最大空港となった「羽田空港」へも駅から直行バスが出ている。隣駅の「西国分寺」駅へ移動すればJR武蔵野線も利用可能だ。
鉄道路線だけでなく陸路においても国分寺本多エリアは優れている。周辺には五日市街道や府中街道など、都内の幹線道路が多く通っており、都心部のみならず全国各地と道路でつながっている。2017(平成29)年3月には「3・2・8号府中所沢線(新府中街道)」の一部区間が開通し、さらに便利になった。

人気校の集まる文教エリア

エリアの外へ行くばかりでなく、エリアを選んでくる人も多いのが国分寺本多エリア。特に教育の面でその傾向が強い。国分寺本多エリアの隣、小平市には、高い知名度を誇り優秀な人材を数多く輩出している名門国立大学「東京学芸大学」の本部キャンパスがある。大学施設であり、一般市民にも開放している「音楽ホール」や「芸術館(学芸の森ホール)」では、随時、地域の人に向けて文化芸術を発信している。大学の周辺には、「早稲田実業学校中等部・高等部・初等部」や、「東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎・小金井小学校・小金井中学校」「サレジオ小学校・中学校」「中央大学附属中学校・高等学校」など、同じく名門大学に通じ人気の高い一貫教育校や付属学校などがあり、質の高い教育環境を提供している。

湧水に触れ、緑に親しむ

学校に入る前の未就学児と、小さな子どものいる家庭にとっても、国分寺本多エリアは魅力あふれるエリア。エリアとその周辺には「本多わかば公園」、「桜上水公園」など、年齢問わず楽しめる遊具が置かれた公園が点在しており、住まいの近くで存分に遊べる環境が整っている。ありし日の武蔵野の姿を遺したような自然環境も多く見られ、「国分寺」駅の南側にある実業家の邸宅跡「東京都立殿ヶ谷戸庭園」や「お鷹の道・真姿の池湧水群」、「日立製作所中央研究所」など、都内では希少になった湧水が随所に存在する。

清水湧く自然を今も抱きながら、都内主要地と直につながる利便性も持つ国分寺本多エリアは、住まいの地として選ぶに充分な環境を備えている。

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