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複数の再開発事業が進行中!進化する渋谷エリアをレポート

新たな商業施設にアーバンコアの整備、そして渋谷川の再生など、現在「渋谷」駅周辺では様々な再開発プロジェクトが進行中です。2012(平成24)年にオープンした「渋谷ヒカリエ」を皮切りに続々と誕生している施設、さらに今後の再開発の予定など、「渋谷」駅周辺の“今”をレポートします!

多くの人が行き交う「渋谷」駅前の街並み
多くの人が行き交う「渋谷」駅前の街並み

まず始めにご紹介するのは、2017(平成29)年に完成した「渋谷キャスト」。「渋谷」駅から明治通りを北側へ進んだ場所に建つ複合施設で、コンセプトは「住む、働く、くつろぐ。多様性を受け入れ、 創造性を誘発する空間」。入口の広場は四季の彩りを見せ、施設内は全17フロアで構成されています。スーパー、レストラン、ファッションショップをはじめ、クリエイター向けのシェアオフィスやカフェ、多目的スペースなどが集結。まさにコンセプト通り、買い物客からクリエイターまで様々な人が行き交う空間となっています。

2017(平成29)年に完成

複合施設「渋谷キャスト」
複合施設「渋谷キャスト」
「東急ストアフードステーション 渋谷キャスト店」
「東急ストアフードステーション 渋谷キャスト店」

2018(平成30)年には「渋谷ストリーム」が開業しました。こちらは「渋谷」駅の南側、東急東横線の旧ホームと線路跡地、さらにその周辺地区に建つ複合施設です。カフェ、レストラン、ホテル、ホール、オフィスなどで構成されています。また、そばを流れる「渋谷川」が再生され、川沿いには遊歩道も整備されました。この遊歩道を「代官山」駅方面に進んだところには「渋谷ブリッジ」という複合施設もあり、渋谷エリアから代官山エリアへ賑わいをつなぎ、新たな人の流れを作ることが期待されています。

東横線の線路跡に建つ

「渋谷ストリーム」
「渋谷ストリーム」
「渋谷ストリーム」
「渋谷ストリーム」

2019(平成31)年の1月には「渋谷区役所」の新庁舎が完成。1階ロビーには区民の作品を展示するスペース、3階には申請・届出関連の窓口がまとめられ、利用しやすいつくりになっています。また、その隣にある「渋谷公会堂」も建て替えが進行中。2019(令和元)年10月に「LINE CUBE SHIBUYA」としてオープン予定で、最先端のテクノロジーを採り入れた次世代型ホールとして、様々な公演が行われることが期待されています。

手続きも近くでできる

「渋谷区役所」
「渋谷区役所」

10月にオープン予定!

建て替え中の「LINE CUBE SHIBUYA」
建て替え中の「LINE CUBE SHIBUYA」

同じく公園通り沿いにある「渋谷PARCO」も建て替え工事中で、2019(令和元)年11月にグランドオープンします。商業施設は地下1階から地上9階までに約180もの店舗が並び、「ファッション」「アート&カルチャー」「エンターテイメント」「フード」「テクノロジー」という5つのコンセプトでフロアが構成される予定。さらに施設内には10階には屋上スペースを設置、「PARCO劇場」やミニシアターの「CINE QUINTO」も入居し、街の新たなランドマークとして生まれ変わります。

2019(令和元)年11月にリニューアル!

「渋谷PARCO」
「渋谷PARCO」
「渋谷PARCO」
「渋谷PARCO」

さらに2019(令和元)年には「渋谷スクランブルスクエア東棟」と「渋谷フクラス」も開業予定です。「渋谷スクランブルスクエア」は駅東側に建つ高層ビルで、ハイブランドショップ、渋谷エリア初進出の店舗、新業態の店舗などが入居予定。東棟が先行開業し、45階建ての高さ229.7メートルで渋谷一の高さになります。「渋谷フクラス」は、駅南口のロータリー沿いに建設中の複合施設。入居予定の「東急プラザ渋谷」は、都会派の感度が成熟した大人たちをターゲットに、「美」「健康」「食」「ライフプラン」を意識した店舗構成となる予定。また、1階にはバスターミナルが設けられて空港リムジンバスも乗り入れるので、新たなアクセス拠点として注目です。

最上階には展望施設も

「渋谷スクランブルスクエア」
「渋谷スクランブルスクエア」

東急プラザも再オープン

「渋谷フクラス」
「渋谷フクラス」

さらに駅周辺では、様々な再開発が行われています。文化村通り沿いの「旧ドン・キホーテ 渋谷店」を含む一帯では、「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」が2022(令和4)年の完成に向けて進行中。地下1階から地上28階までの建物に、日常的に渋谷で暮らす、訪れる、働く人々へのサービスを提供する店舗が並び、オフィスやホテルなども入居予定です。JRの線路沿いで整備が進められている「宮下公園」は、2020(令和2)年春に開園。1から3階部分に商業施設、屋上に公園が設けられ、立体的な都市公園となる予定です。

暮らすためのサービスも

「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」完成イメージ
「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」完成イメージ
「宮下公園」完成イメージ
「宮下公園」完成イメージ

その他にも駅南側では「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」が、2023(令和5)年の完成に向けて進行中。2.6ヘクタールの広大な敷地に、生活支援施設や起業支援施設など、住・働・遊を兼ね備えた施設ができる予定です。また、駅から北へ進むと建つ「NHK放送センター」も建て替えが予定されています。

「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ
「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ
「NHK放送センター」完成イメージ
「NHK放送センター」完成イメージ

いかがだったでしょう。「渋谷」駅周辺は、新たな魅力にあふれ、今後も訪れるたびに新たな風を体感できるエリアとなっていました。今回の再開発では、歩行者デッキや立体的な歩行者動線「アーバン・コア」の整備も行われており、街の様々な場所で“歩きやすさ”“移動しやすさ”を体感できました。また、再開発によって誕生した新たな施設にIT・クリエイティブ企業が入居し、渋谷をIT分野の世界的技術拠点にするプロジェクト「シブヤ・ビットバレー」もスタートするなど、ビジネスの拠点としても、目が離せなくなっています。

立体的な歩行者動線も整備されています

「渋谷」駅周辺のアーバン・コア
「渋谷」駅周辺のアーバン・コア
「渋谷警察署」交差点の横断デッキ
「渋谷警察署」交差点の横断デッキ

発見ポイント!

「渋谷川」沿いの整備された遊歩道
「渋谷川」沿いの整備された遊歩道
  • (1)新たな商業施設が続々と誕生し、ますますショッピングスポットが充実!
  • (2)今後も様々な再開発が行われる予定なので、訪れるたびに発見がある
  • (3)歩行者動線も整備され、歩きやすく、移動しやすくなっている♪

複数の再開発事業が進行中!進化する渋谷エリアをレポート
所在地:東京都渋谷区 




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