HOME >  東京都エリア  >  江東区 インタビュー ショッピング  >  有明エリアに国内外のポップアップショップが集まる新施設が誕生

「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」運営会社 株式会社ケシオン 丸山貴史さん インタビュー

有明エリアに国内外のポップアップショップが集まる新施設が誕生

大規模な開発により新しいまちづくりが進められている臨海副都心・有明エリア。国内はもとより世界中から人が集まる2020(令和2)年に期間限定の新しい施設が誕生します。その名も「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park(ゼロベース有明ポップアップモール&パーク)」。貨物輸送等で用いられる20フィート(長さ約6m)のコンテナボックスを中心に設計された空間で、国内外のポップアップショップが集まるこれまでに無い新感覚の施設としても注目を集めています。今回は、「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」の企画・運営を担当する株式会社ケシオンを訪ね、執行役員 丸山貴史さんに施設の概要や特色について話を伺いました。

「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」を企画・運営する株式会社ケシオン 丸山さん
「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」を企画・運営する株式会社ケシオン 丸山さん

期間限定のポップアップショップが国内外から集まる新しい施設

――「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」のコンセプト、概要についてご紹介ください。

まず「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park(ゼロベース有明ポップアップモール&パーク)」という施設名ですが、弊社が2019(令和元)年10月末まで約5年間運営していた「ZeroBase表参道」というプロモーションスペースがありまして、そこで培った運営ノウハウを生かした施設ということから名付けました。

当時ゼロベースというコンセプトを掲げたのは、既成概念にとらわれずゼロから考えることで何か新しい「実験的」で、なおかつ「面白いコトが生まれる」場所になるんじゃないかという思いがありまして、業界初となるポップアップ専用のビルを立ち上げたんです。

今回、有明に誕生するポップアップモール&パークというのもゼロベースで考えた新しい試みになります。20フィート(長さ約6m)のコンテナボックスを中心に設計された空間で、期間限定のポップアップショップを国内外から集めてモールにすることで、新しいコミュニケーションが生まれるんじゃないかと考えています。「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」イメージ画像1

ビジネスマンや近隣にお住いの方々にも楽しんでいただけるような施設として

――有明エリアで「ZeroBase」を立ち上げることになったきっかけや目的、またどのような方にご利用いただくことを期待していますか?

私たちの会社は大阪に本社がありまして、東京・青山の支社とマレーシアとミャンマーにもグループ会社があります。昨今のインバウンド需要の高まりとともに企業様の海外事業の進出もお手伝いをさせていただいておりまして、2020(令和2)年に世界中から多くの人が集まるイベントが開催される中で、世界に向けて発信していく企業様を応援していこうというところから有明に注目しました。

「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」は、日本文化の魅力を発信するとともに、2020(令和2)年以降を見据えたレガシー創出のための文化プログラム「beyond2020プログラム」の認証も受けておりまして、世界中から訪れる多くの人に日本の文化であったり、日本の商品の良さを発信していく場所にしたいと考えています。

「有明テニスの森」駅から歩いて2分ほどの場所にあるため、大会期間中に訪れる観光客はもちろん、ビジネスマンや近隣にお住いの方々にも楽しんでいただけるようにさまざまな取り組みを検討しています。

例えば、平日のランチタイムにキッチンカーを出して、日替りあるいは週替りでいろんな種類の料理を楽しめるようにしたり、週末には子供向けのスポーツイベントやワークショップをやったり、金・土・日曜日は夜市をやってみようなど、近くに住んでいる方や地元の自治会とも連携して、楽しんでいただけるような仕掛けを考えているところです。

「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」イメージ画像2
「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」イメージ画像2

出店者の情報やイベントなどは、公式ホームページで随時情報を更新

――具体的にどのようなお店が出店されますか? またイベント開催の予定などについても教えてください。

期間限定のポップアップショップという特性上、現段階で公表できるお店の情報はありません。出店者の情報などは、公式のホームページで随時更新していきますが、出店者さんもそれぞれ独自の情報発信をしていくと思いますので、出店者さんのSNSなどもチェックしていただければと思います。

イベントについては、ビジネスマンや近隣にお住いの方々にもいろいろな体験の場を作っていきたいと考えていまして、元日本代表のアスリートが企画・運営する体験型のスポーツイベントや、外国人の方も楽しんでいただけるような書道のワークショップ、ニューヨークで話題のペイント&シップをアレンジした体験型のアートイベントなど、参加者同士にも新しいコミュニケーションが生まれるような取り組みを考えています。

「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」イメージ画像3
「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」イメージ画像3

グローバルを意識した新しいまちづくりが進んでいる有明エリア

――有明エリアの魅力についてお聞かせください。

有明は、「国際展示場」駅から南側のビジネスエリアとして成熟しているところと、今回私たちが出店する北側はマンションやスポーツ施設といった生活環境も充実していて、新しいまちづくりが進んでいるのを感じます。

また国際展示場で開催されるイベントや2020(令和2)年の大会に合わせて世界中から多くの人が集まって来るエリアでもあり、グローバルを意識したまちづくりが進められているなという印象があります。

私たち株式会社ケシオンは、今から25年前の1995(平成7)年に屋外広告業からスタートした広告代理店です。「ZeroBase表参道」や今回の「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」のように、新しいメディアを自分たちで開発して作ってきましたし、今でこそ広く知られていますが「広告宣伝用トラック」も私たちが開発して特許を出願しています。誰かがやっていることを真似してやるのではなく、自分たちで新しく開発して作ったものを世の中に提供していき、どんどんチャレンジを続けて業界を引っ張る会社であり続けたいと思います。

有明エリアは、グローバルな視点で新しいことを生み出せる魅力があります。このエリアに住んでいる方や訪れる方と共に、斬新なことを作り出していければと考えています。

有明エリアの魅力を語る丸山さん
有明エリアの魅力を語る丸山さん

有明ならではのコミュニケーションで地域の賑わいづくりにも貢献

――最後に、地域の方へご案内、メッセージをお願いいたします。

「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park」は、当初3月中のオープンを予定していましたが、諸般の事情により4月以降に変更となりました。詳しくは公式ホームページにて随時情報を更新していきますのでご覧ください。

有明に施設をオープンするにあたって、表参道とはまた違ったコミュニケーションの対象や、発信する内容も変わってくるだろうと考えていまして、グローバルを意識したまちづくりが進められている有明ならではの取り組みを検討しています。

例えば、施設内のサービスを多言語対応でできるようにしたり、ムスリムの方向けに祈祷室を用意したり。他にも、パークエリアにはイベントスペースもありまして、地域の団体や有志の方などにもどんどん参加していただければと考えています。

出店者を含め私たちにとっても初めての新しい取り組みになりますし、みんなで協力してさまざまな仕掛けを考え、有明エリアの賑わいづくりに貢献したいと思います。

有明エリアに国内外のポップアップショップが集まる新施設が誕生
所在地:東京都江東区有明 1 丁目 3 番 25 号 東武有明フィールド内 「ZeroBase Ariake Pop-Up Mall&Park(ゼロベース有明ポップアップモール&パーク)」
http://zerobase.kesion.co.jp/ariake/




PAGE
TOP