東京都港区は東京23区のほぼ中央に位置し、多くの企業のオフィスが集まるビジネス街として知られている。新橋5丁目も「新橋」駅に近いことから多くのオフィスが集まる。

都内有数のターミナル「新橋」駅最寄り

新橋5丁目は交通アクセスの利便性も高い。最寄り駅となる「新橋」駅からはJR山手線、JR京浜東北線、JR東海道線、JR横須賀線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、ゆりかもめが乗り入れるターミナルだ。「東京」駅や「品川」駅、「渋谷」駅、「新宿」駅などにダイレクトアクセスできるだけでなく、都営地下鉄浅草線には「羽田空港」や「成田空港」へ直通電車もあり、飛行機を使った旅行の際のアクセスもよい。

「新橋」駅の南側には都営地下鉄大江戸線とゆりかもめが乗り入れる「汐留」駅があり、「六本木」駅や「新宿」駅方面に向かう際は「汐留」駅から都営地下鉄大江戸線を利用すると便利だ。

大規模インフラ整備で変化した街並み

近年、新橋5丁目周辺では大規模な都市インフラ整備が行われ、街の姿が大きく変化した。かつて「マッカーサー道路」と呼ばれた環状第2号線の新橋から虎ノ門の区間は2013（平成25）年に地下トンネルとして開通。その地上部に整備された道路は新虎通りと名付けられ、周辺の開発が進められてきた。

この環状第2号線と新虎通りは2020年開催（2021年に変更）の東京オリンピック・パラリンピックの際に、選手村とスタジアムを結ぶ重要な道路の一部として位置付けられており、道路を賑わいの場として活用する「東京シャンゼリゼプロジェクト」も展開されている。

また、2014（平成26）年にオープンした「虎ノ門ヒルズ」のショップや新虎通りの左右に造られた都内初の路上ショッピング施設「旅するマーケット」の開業で、街には華やかさが漂うようになった。

「新橋」駅周辺も再開発の機運が高まっている。西口では駅前のシンボルとして親しまれてきた「ニュー新橋ビル」の建て替えに向けて、2016（平成28）年に「新橋駅西口地区市街地再開発準備組合」が設立され、具体案の検討が進んでいる。また、東口でも「新橋駅東口地区再開発協議会」が2017（平成29）年に立ち上がり、「新橋駅前ビル」を中心とした区域の再開発が検討されている。

交通アクセス整備も進行中

新橋5丁目周辺では東京オリンピック・パラリンピックに向け、都内の交通アクセスの整備も続けられている。西新橋五丁目周辺でも東京メトロ日比谷線の「霞ケ関」駅と「神谷町」駅の間に新駅「虎ノ門ヒルズ」駅が2020（令和2）年6月に開業する。この新駅は「虎ノ門ヒルズ」と地下で直結する形で整備されている。

また、「虎ノ門ヒルズ」では36階建ての「ビジネスタワー」など新たな建物の整備も進行中だ。「ビジネスタワー」は東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅や東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅と地下連絡通路で結ばれ、東京オリンピック・パラリンピックの交通拠点としても使われるバスターミナルも整備されることになっており、新橋5丁目からのアクセスはさらに便利になりそうだ。

日常の買い物から休日のショッピングまで身近で楽しめる街

新橋5丁目を暮らしの場として考えると、にぎやかな「新橋」駅前に近いにもかかわらず静かで落ち着いた環境に恵まれていることも魅力だ。買い物環境も良好で「まいばすけっと 新橋5丁目店」や「マルエツプチ 新橋五丁目店」、「肉のハナマサ 西新橋店」など日常の買い物に便利なスーパーマーケットに加え、コンビニエンスストアも多い。「新橋」駅前には「ヤマダ電機 LABI新橋」があり、家電製品も身近で揃う。

新橋5丁目からは「GINZA SIX」をはじめとした銀座のショッピング施設も徒歩圏内にあり、休日の買い物の楽しみも豊富だ。

多彩なジャンルのグルメが揃う

ビジネス街というイメージが強い新橋5丁目周辺だが、グルメの街という特徴もある。仕事終わりのビジネスパーソンでにぎわう趣のある居酒屋に加え、女性に人気のおしゃれなカフェから特別な日に訪れたいレストランまで揃う。一息つけるチェーンのカフェや喫茶店も豊富で、お気に入りの店を探すことも楽しみになる。

都心ならではの利便性に恵まれ、将来の発展も約束された港区新橋5丁目。ここでの暮らしは充実した日々を満喫できるだろう。

「虎ノ門ヒルズ」のオープンや新虎通り開通で注目を集める港区新橋5丁目
所在地：東京都港区