八王子市の中心市街地で買い物も交通アクセスも便利な八王子市八日町
八王子市八日町は「八王子」駅の北西、国道20号甲州街道と国道16号が交わる交通の要衝に位置する。この付近は「八王子宿」の中心として発展し、今も八王子市の中心市街地としてにぎわうエリアだ。
甲州街道「八王子宿」の中心地として発展
江戸時代に甲州街道が整備されると現在の八日町周辺が「八王子宿」となった。「八王子宿」周辺には江戸や日光の警護を担う千人同心が配置されるなど、歴史的にも重要な地であった。
明治時代になると近郊の農村では生糸の生産が盛んになり、北関東一円で生産された生糸と合わせて、海外への輸出港であった「横浜港」に運ぶ物流の拠点となった。現在も八王子市の南には生糸を運んだ「絹の道」が残っている。
八日町周辺には江戸時代から商店が集まり、商業の街としても発展してきた。今も甲州街道沿いには老舗の店が営業を続けており、当時の面影を感じることができる。
近年は「八王子」駅周辺では「サザンスカイタワー八王子」や「オリンパスホール八王子」、「セレオ八王子北館」が、八日町では「八王子市夢美術館」といった新たな施設が誕生し、さらなる魅力が生まれている。
JR中央線と京王線の2路線で都心直結
八日町からは「八王子」駅と「京王八王子」駅の2駅が徒歩圏内となり、交通アクセスの利便性も高い。「八王子」駅からはJR中央線、JR横浜線、JR八高線を利用できる。JR中央線は特急や特別快速を含めすべての電車が停車し、利用できる電車の本数が多いこともうれしい。「八王子」駅から「新宿」駅には約36分、「東京」駅には約49分でアクセスできる。
JR横浜線を利用すれば、東海道新幹線に接続する「新横浜」駅にもスムーズにアクセスでき、出張や旅行の際も便利だ。
「新宿」駅には「京王八王子」駅からの京王線も利用できる。「京王八王子」駅は京王線の始発駅で通勤時間帯でも座って移動できることも魅力だ。2018(平成30)年2月からは夜間に「新宿」駅から「京王八王子」駅に向かう座席指定列車「京王ライナー」の運行が開始され、さらに利便性が向上した。
八日町には国道20号甲州街道や国道16号など幹線道路が通過しているため、自動車も使いやすい。国道16号を北に向かえば中央自動車道「八王子」ICが、国道20号甲州街道を西に走れば圏央道「高尾山」ICがあり、高速道路に短時間でアクセスできる。
「八王子」駅周辺にショッピング施設が充実
八日町周辺は買い物も便利だ。エリア内にはスーパーマーケット「エコス 大横店」をはじめ、コンビニエンスストアやドラッグストアが充実。日常の買い物を身近で済ませることが可能だ。
「八王子」駅周辺には「セレオ八王子北館」や「八王子東急スクエア」、「京王八王子ショッピングセンター」など多くのショッピング施設が集まり、休日の買い物の楽しみも多い。
センスのよいフラワーショップとして人気の「FLORAISON」や歌手の松任谷由実の実家として知られる老舗呉服店「荒井呉服店」など特徴的な店も点在している。
八王子市有数の伝統校の通学区
八日町は子育ての場としても魅力が多い。エリア周辺には「本町幼稚園」や「まや保育園」など幼稚園や保育施設が揃う。通学区となる「八王子市立第一小学校」や「八王子市立第五中学校」にも通いやすい。「八王子市立第一小学校」は2017(平成29)年に創立145周年を迎えた八王子市内有数の伝統校、「八王子市立第五中学校」は2012(平成24)年3月に改築が完了し、最新の設備で学べる点も魅力だ。
また、「京王八王子」駅の北にあった「東京都立南多摩高等学校」は2010(平成22)年に「東京都立南多摩中等教育学校」となり、地域を代表する進学校として人気を集めるなど、教育の選択肢にも恵まれている。
思い立ったらすぐに高尾山へ
八日町周辺には「天神公園」や「元横西公園」など子どもの遊び場に適した規模の公園が点在する。エリアの北を流れる浅川沿いはサイクリングロードが整備されており、川面を眺めながらの散策やジョギング、サイクリングを楽しめる。少し足を伸ばせば「富士森公園」や「小宮公園」など緑豊かな公園も多い。桜の名所として知られる「多摩森林科学園」や人気のハイキングスポット高尾山も近く、気軽にピクニックを楽しめるだろう。
八日町周辺には「八王子市夢美術館」や「八王子市芸術文化会館(いちょうホール)」、「サイエンスドーム八王子」といった文化施設も多く、休日の楽しみは尽きない。
ショッピング施設に恵まれ、緑に親しめるスポットも多い八王子市八日町。この街では快適な日々が約束されている。