和ふ庵 東松戸店

“元祖10円まんじゅう”として有名な「和ふ庵」。隣の市川市に本社を持つこのまんじゅう専門店が東松戸に支店を持ってから1年が過ぎた。
その間、10円まんじゅう(正しくは「蒸したてまんじゅう」)はおいしさと安さで地域の人々の舌をがっちりキャッチ。すっかり東松戸っ子におなじみのおやつとなった。
なぜ、これほどまでに人気が出たのだろう? それには「1個10円」という強烈なインパクトが大きい。バラ売りはしていないようだが、20個入って230円という安さは、ふと甘いものを食べたくなったときにぴったりだ。
一番高い箱でも555円。50個も入っているので、複数の仲間で分け合っても満足できる。だからだろう、営業帰りの風体の会社員が車を停めては1人で何箱も買っていく姿をよく見かける。

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しかし、単に「安かろう」だけではリピーターになる人は少ない。10円まんじゅう、いや、蒸したてまんじゅうをみんなが好きなのは、やはりおいしさにある。
とにかく、小さい体にとことんこだわりが詰まっている。皮から手づくり。水は岡山県新見市にある洞窟からわざわざ汲んできたもの。まろやかな味で、アレルギーを持つ人にもよいのだとか。
この水で炊きあげた餡は、小豆のふっくら感じがたまらない。そして甘さも控えめ。オリゴ糖を使っているので、お腹にもやさしいそうだ。

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蒸したてまんじゅうの味の決め手は、やはり「黒糖」。たっぷり使うことで、小さいながらもコクのある味わいを感じさせている。
ただし最近では需要が増えたこともあり、黒糖を入手しづらくなってきた。それを救うべく、黒糖まんじゅう一筋でやってきた和ふ庵に期待のニューフェースが登場した。
色白の肌に黄色がアクセントの「和ふ柚子」だ。

はちみつを練り込んだモチモチの皮にさわやかな香りのゆずを混ぜ込み、おいしいつぶ餡をくるんだまんじゅう、和ふ柚子。黒糖のまんじゅうとはかなり違うタイプの味とあって、常連たちも一気に飛びついた。
今もその人気は継続中で、お昼を待たずに店頭からなくなってしまうのだとか。この日も朝11:00ごろに売り切れになったそうだ。ちょうどおやつどきだったこともあり、ぜひ食べたかったのだけど、まさか午前中になくなってしまうとは。

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「予約されたら確実に手に入りますよ」と、元気な若い店長さんにアドバイスされたので、和ふ柚子に関してはまた出直すことにする。
ただで帰るのは惜しいので、彼女にお店の人気の秘密を聞くと「やはり、よい材料に尽きますね」とのこと。「単価は安いですが、だからといって材料選びには手を抜きません。今ではほかにもいろいろな10円まんじゅうがありますが、絶対に負けていないですね」
そうして後日、下の写真のものをようやく手に入れた。ゆずの香りが生きている。そして、黒糖のまんじゅうと同じく、餡も甘すぎない。
これは人気があるのもうなずける。期間限定なのが惜しいくらいだ。

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蒸したてまんじゅうは「看板に偽りなし」。一つひとつを店舗で作っており、蒸し立てを味わうことができる。その分、工房の中は大忙し。みんなフル回転で働いている。
来店時の挨拶が気持ちよいことも特徴だ。必ず全員の「いらっしゃいませ!」の声で出迎えてくれる。キビキビとした明るい空間、これも和ふ庵の大きな魅力のひとつだろう。

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厳選した材料で作られ、甘さ控えめで食べやすい蒸したてまんじゅう。保存料を一切使っていないので、子どもたちのおやつにも最適のお菓子だ。
当然、子どもたちも蒸したてまんじゅうが大好き。今日も「こんにちはー!」と、親子連れがのれんをくぐってやってくる。

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和ふ庵 東松戸店
所在地:千葉県松戸市紙敷643 
電話番号:047-392-6599
営業時間:9:30~19:00
1月1日・2日休
蒸したてまんじゅう:110円(10個入り、簡易パックのみ)、230円(20個入り)、340円(30個入り)、555円(50個入り)
和ふ柚子:500円(30個入り)
http://www.10yen-manju.com/



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