焼肉処 羅生門 四谷本店

東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅付近の交差点周辺は有名焼肉店があることから、いわゆる“焼肉激戦区”と呼ばれているそうだ。その交差点から外苑東通りを曙橋方面へ。すると、激戦区一角を担う老舗が現れる。

「羅生門 四谷本店」。500メートルほど先には「羅生門 曙橋店」もある。

このお店の特徴は、なんといっても肉質のよさ。「本物の特選和牛を食べたいのなら是非、当店へ」と謳っているだけあって、肉の品質に関しては、お客からも非常に評判が高い。それもリーズナブルな価格で食べられるのだから、人気が出ないわけがない。

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このご時勢のなか手軽な値段を実現できる理由は、その仕入れ方法にある。最高級のA5ランクの肉も、四谷本店と曙橋店の肉を大量一括購入することでコストダウンに成功。そしてその業者から届いた肉をまずはセンターで一括管理し、そこから必要な時に必要な分だけ各店舗に運ばれるシステムを確立したことで、高品質の焼肉を比較的リーズナブルに味わえるようにしたのだとか。

美味しい肉にお手軽価格。だから店内はグループ・ファミリー連れから一人焼肉を楽しむ方まで、常に大勢の人で溢れている。

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メニューを見てみるとオーソドックスな町の焼肉やメニューで特に変わったものはないが、牛・豚・鳥・内臓系と、一通り注文してみる。

まず出てきたのが「ブタ肉ロール巻」と「ハツ」それに「伊達鶏」。それを、初めにタレを付けずに食べる。

美味い!肉がとにかく柔らかい。「ハツ」も内臓系特有の臭みなど微塵もない。「伊達鶏」は柔らかくジューシーなのだが、しっかりした歯ごたえもあり、噛めば噛むほど肉汁が溢れてくる。もちろんブロイラーのような鶏臭さなどあろうはずもない。

そしてタレを付ける。これがまた美味い。ちょっとピリ辛だが薄口のタレが見事に肉のうま味を引き出してくれる。

なんでもこのタレ、非加熱処理が特徴で、唐がらし・にんにく・人参・明太・ギャバンなどを直接韓国から取り寄せ、秘伝の配合で本場の味を引き出しているのだそうだ。

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ちなみに個人的にオススメの食べ方は以下の通り。脂身の多い「ブタ肉ロール巻」はサンチュに乗せ、さらに特製の肉味噌と白髪ネギと焼いたスライスニンニクと一緒に巻いて食べる。そして「ハツ」はたっぷりタレにつけ、「地鶏」は塩ダレを注文してレモン汁につけて食べるのだ。

次に出てきたのがお待ちかねの「上カルビ」。たっぷりの霜降りが入ったカルビは、味も食感も申し分なし!こちらはタレでも塩でも楽しめる。

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そして締めに注文したのが「スペシャルロース」。厚めだが4切れで2,700円する肉は、これぞ上質と言わんばかりの霜降り和牛。網の上に乗せるとすぐに溶けた脂が上面にジワ~ッと浮いてくるのも、低い温度で融解する上質脂の証。しかしクドさなど全くなく、この肉ならば、霜降り肉の油っぽさが苦手な方でも何皿でも食べられてしまうだろう。ぜひ、絶妙なバランスの肉と脂が、口の中で噛んでいるうちにじわじわと溶けてなくなっていく感覚を味わって欲しい。

最後、サービスでデザートのゼリーが出てきたが、これが口の中をさっぱりリフレッシュしてくれて食事全体の流れも整えてくれた。

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店の雰囲気は、正直に言ってどこにでもある街の焼肉屋さん。ただ味は申し分ないし、「そろそろ網を変えて欲しいな」と感じる頃合を見計らって、何も言わずともパッと交換に来てくれたりとサービスも丁寧だ。

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美味しく楽しい焼肉の時間を過ごしたい方は、是非一度行ってみてはいかがだろう。最近はやりの安い焼肉チェーン店では、絶対味わえない味が楽しめること請け合いだ。

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焼肉処 羅生門 四谷本店
所在地:東京都新宿区舟町7 ダイアパレス1F 
電話番号:03-3359-9675
営業時間:16:00~翌5:00
http://www.rashomon.net/





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