BMX RIO

BMX RIO 店頭

2008(平成20)年の北京五輪からオリンピックの正式種目として採用され、国内でもブームの兆しを見せている「BMX」。アメリカ発祥で、その語源が「Bicycle Motocross(バイシクルモトクロス)」である通り、オフロードのコースを走るためのタフなボディ、極太のインチタイヤ、変速機無しという統一仕様が特徴的である。

最近ではブームに乗じてBMX用の自転車を取り扱う自転車店が増えているが、その中でも最も古くからBMX車を専門的に扱っている店が、環八通りと国道246号が交わる瀬田交差点近くにある「BMX RIO(リオ)」である。

この店の創業は1985(昭和60)年。およそ30年も前のことである。当時はほとんど知られていなかったBMXに、元ロードレース競技者であるオーナーが着目し、専門店としてオープンした。今では「東京で最も歴史のあるBMX専門店」として、競技者には広く知れ渡っているそうだ。

BMX RIO カップ

現在、この店に店長として立っているのは根本秀幸さん。爽やかな笑顔の接客、的確で分かりやすい商品説明など、販売員のプロフェッショナルとしても素晴らしい店長さんだが、実は、日本を代表するBMX競技者のひとりでもあるという。(インターネット上にも彼のプレイ動画が数々投稿されているので、ぜひ参照してみてほしい。)

そんな根本氏をはじめ、腕利きの技術スタッフが少数精鋭で揃っていることが、「BMX RIO」最大の強み。「進化が早いBMXの世界ですから、その進化に店のスタッフが付いていっているかどうか、ということも大切です」と根本氏は話す。競技に向けた細かなセッティングはもちろん、街乗りできるようにサドルを高く替えたり、ブレーキやスタンドをつけたりという作業も、専門店ならではのきめ細かでスムーズな対応をしてくれるはずだ。

BMX RIO ディスプレイ

根本さんによれば、以前はマニアックな客層が主だったが、最近は「BMXを今までよく知らなかった」というライト層も、店をよく訪れるようになったという。「BMXの自転車はハードな使い方をしますから、とても頑丈なのが特徴です。それでいて、20インチなので持ち上げることも簡単。趣味の道具としてデザインも良いですから、家の中に入れてもディスプレーになりますし、その辺りも受けているのでしょう」ということだ。

BMX RIO 商品

マニアックだけに高価なイメージのあるBMX車だが、値段は低価格化しつつあり、大人用では5万~6万円前後、子ども用は2万~3万円前後が主流ということ。もちろん競技用となれば値段は跳ね上がるものの、海外メーカーの良質な車体が手の届く価格で揃うのは、車体が小さく、部品点数が少ないBMX車ならではの特徴だ。

BMXが幅広く知られるようになって、あらゆる年代のお客さんが万遍なく増えたということだが、特に増えているというのが、子ども向けの需要。「BMXを知っている世代がパパになって、親子で乗ってみたいという需要があるのでしょう」と根本氏は分析する。

BMX RIO 自転車

「特にこの辺りについては、多摩川沿いにサイクリングコースが整備されていたり、駒沢公園や日産スタジアムに行けば、スケボーとBMXの専用コースがあったりしますので、環境としても良いと思います。BMXだと車の中に簡単に積めるので、移動も楽ですよ」ということ。映画『E.T.』で乗っていた自転車も実は国内のBMXメーカー製のもので、時折復刻版や同じ型の限定カラーも発売されるそうなので、気になる人は問い合わせてみてほしい。

BMX RIO マウンテンバイク

店内に並んでいる自転車の半分ほどはBMX車だが、奥にはBMX車以外にも、マウンテンバイクやクロスバイクのコーナーがあり、BMXメーカーがつくっている車体を主に展示している。もちろん、BMXを製造しない他メーカーについても取り寄せや整備を行っているので、そんな自転車であっても、気軽に立ち寄り、整備をお願いすることができる。

BMX RIO 修理

専門店を標榜するだけに、BMX車の品揃えに関しては今なお都内で屈指のレベルだが、30年もの間この地で商売を続けているのは、「ショップとしての総合力の高さ」があるからにほかならない。接客の良さ、確かな技術力、購入後のアフターサービスという点において、他店の追随を許さないのであろう。

取材中にもママチャリのパンク修理で訪れた人がいたが、気持ち良く修理対応をしていたし、かと思えば、細かなパーツの取り寄せや組み上げ、ペイントなどのマニアックなサービスにもしっかり対応している。この信頼感こそが、「BMX RIO」が選ばれている一番の理由だ。

また、この店で自転車を購入した場合、多摩川などで行っている根本さんのBMXレッスンを、500円の“ワンコイン”で受けられるという特典もあるという。「BMXに興味があるけれど、乗り方が分からない」という人は、ぜひ「BMX RIO」で買ってみてはいかがだろう。

BMX RIO 根本さん

「自転車は楽しく乗るもの。せっかく買ってくださった皆さんに、『もっと楽しんでみたい』という気持ちを持ってもらえたら最高ですね」と、根本さんは話してくれた。

BMX RIO
所在地:東京都世田谷区瀬田4-24-2 
電話番号:03-3707-5630
営業時間:11:00~21:00(土・日曜・祝日は10:00~19:00)
定休日:火曜日(祝日の場合は営業) ※大会や展示会等により臨時休業する場合あり
http://www.bmxrio.com/





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