重盛商店

重盛商店
重盛商店

東京名物「人形焼」の専門店が、南千住駅前にあるというので訪ねてみた。場所は南千住駅出口から徒歩1分。常磐線と日比谷線の線路に挟まれるような格好で建っている、立派なレンガ造りの建物がそれだ。

壁には、「ゼイタク煎餅」「重盛の人形焼」。そして、入り口には「重盛商店」とある。この、重盛という名前。そこでピンとくる人は、なかなかの和菓子党かも。

そう、こちらは水天宮にある「重盛栄信堂」の支店だ。南千住店は、先代が総本店で修行したのち昭和30年に創業したものだという。ただ、経営などは別であり、人形焼もこちら(南千住)で作っている。お値段は、一つ105円だ(餡あり)。

重盛商店
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さっそく、一つ頂いてみることにする。第一印象は、「餡がぎっしり詰まっている」。二つに割ってみると分かるのだが、皮の部分が薄い。見たところ、1ミリメートルほどだろうか。

重盛商店
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皮の部分が大きくて、餡が少ししか入っていない人形焼ばかり食べていたので、ちょっとびっくり。金つばを思い起こさせるような和菓子だ。お味のほうは、甘さ控えめのサッパリ味。一つ一つは小ぶりながら、弾力もあり食べ応え充分。かなりの満足感が感じられる。

重盛商店
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この“多めの餡”はお菓子をシットリさせる効果もあるそう。時間の経過と共に人形焼は乾燥してしまいがちだが、重盛商店のそれは違う。餡が豊富に使われているため、そこに含まれる水分が皮のパサつきを抑えてくれるのだとか。

ただ、取扱いには少々注意が必要なようだ。ご店主いわく、「餡が多いので、上から衝撃を与えると潰れて元に戻らなくなるんですよね。だから、8個入りも袋詰めにせずパック詰め(税込840円)にしてお売りしています」とのこと。

餡が入っていない「餡なし」も販売しており、こちらは1パック315円。こちらは、一つひとつがフルーツの形をしている。一口サイズなので、こちらも食べやすい。餡入り・なし、余裕があったら両方買い求めて、食べ比べてもらいたいもの。

重盛商店
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また「重盛商店」には、もう一つ看板商品がある。それが、同じく商標登録をとっている「ゼイタク煎餅」だ。

お煎餅に使われているのは、卵やお砂糖、蜂蜜など。昭和初期であれば、贅沢品といわれたような食材ばかりだ。そのため、ネーミングに「ゼイタク」が使われたのだという。

重盛商店
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味のバリエーションは豊かで、ソラマメを使った「ビンズ」や、干しブドウが入ったブドー、青海苔をかけた「一ノ字煎餅」などがある。形もいろいろだ。お煎餅は一袋に3つづつ入って売られており、詰め合わせも可能。

箱詰めもしてくれるので、帰省時などに東京銘菓を届けたくなったら、利用してみると良いだろう。

重盛商店
所在地:東京都荒川区南千住2-34-4 
電話番号:03-3801-6830
営業時間:8:00~19:00 ※日・祝は18:30まで





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