高槻市立桃園小学校 天野達也 校長先生 インタビュー

幅広い活動で実りの多い教育を行う「高槻市立桃園小学校」

1953(昭和28)年に高槻市で8番目の小学校として開校した「高槻市立桃園小学校」。ここはJR、阪急のいずれの駅からも徒歩10分という利便性に加え、周辺には市の公共機関・施設が密集する市の中心的役割を担う立地になっている。同校は開校当初より地域に支えられ発展してきた経緯があり、1956(昭和31)年に市内の小学校で初となるプールを設けたのも、地元の多大な支援で実現した。今なおより積極的に地域と学校の、また学校間においても好連携が続くという同校を訪ねて、天野校長先生に学校の取り組みや地域の魅力についてお話を伺った。

人とつながりやる気を育む教育理念

高槻市立桃園小学校
高槻市立桃園小学校

――教育目標や、力を入れている取り組みをお教えください

天野校長:本校では研究テーマとしまして「人とつながろうとする力を育む」思考力・判断力・表現力を育てる言語活動の充実、というものを掲げております。具体的には「話すこと・聞くこと・書くこと」の力を育てるために国語教育に力を入れています。

授業風景
授業風景

一生懸命!取り組む姿と明るい顔

――桃園小学校ならではの取り組みはありますでしょうか?

天野校長:運動会、音楽学習発表会、卒業式は本校の3大行事と考えています。運動会や卒業式はどこの学校でも同じようにとらえているところが多いと思いますが、桃園小学校ならではというと音楽学習発表会ですね。これには子どもたち先生たちも熱を入れて熱心ですよ。

遊んでいる子どもたちの様子
遊んでいる子どもたちの様子

――練習にも普段から力を入れられているわけですね?

天野校長:もちろん音楽の先生は熱心なんですが、他の先生方も、保護者の皆さんもとても楽しみにしておられます。本格的な練習は直前の3週間くらい前なんですが、それ以前から児童集会などでも歌の練習をしています。楽器もいろいろ使います。ここに来るまで私も知らなかったのですが、カホンという座った箱をポコポコ叩くものも使いますよ。教職員も合奏と歌を披露していて、今年はドラえもんを演奏したのですが、子どもたちにも喜んでもらえました。

体育館
体育館

――子どもさんたち自身の反応はいかがですか?

天野校長:音楽の授業の前の休み時間から自主的に鉄琴や木琴を練習している姿がよく見られますし、子どもたちにとっては目標のために自主的に力を入れて取り組むことはとてもいいことだと思います。子どもたちは音楽が大好きですし、情操教育的にもたいへん良いことではないかなと考えています。

遊んでいる子どもたちの様子
遊んでいる子どもたちの様子

――桃園小学校に通っている児童は、どのような子が多い印象でしょうか

天野校長:真面目に明るい子が多い印象です。ものごとに一生懸命取り組んでくんでくれて明るい子どもたちです。ほんとに一言になるんですが、桃園小学校の子どもたちにはそれがぴったりな言葉です。

街が子どもを育てる。その環境と思いやり

――校区や地域との連携についてはどのようなことを行っているのでしょうか?

天野校長:校区連携や地元地域との連携はいろいろなことをしています。職員同士、子ども同士、地元企業さんにご協力をいただいた連携と様々なものがあります。具体的には、職員の連携は小中一貫で担当者の合同会議、道徳教育などの小中合同研究授業、生活指導や人権教育の合同研修などを行っています。子どもたちの校区連携で6年生が近くの中学校に行って体験授業やクラブ見学をしたり、近くにもうひとつある小学校で児童交流を行っています。中学校の生徒が本校に来てくれて中学校生活の発表をしてくれたり、小中一貫教育に関わるようなことは積極的に推し進めています。

高槻市は大きな企業さんも多い街ですから、そういった企業の皆さんにいろいろとご協力もいただいています。コニカミノルタさんでプリンターの話を聞いたり、第一三共製薬さんでは薬のできかたを教えてもらったり、東レさんではポテトチップスの袋の内側の銀紙の話など、いろいろな話を学校に来て教えてもらったりしています。

――企業さんとの取り組みなどで子どもたちの反応はどうですか?

天野校長:知らない知識を知ることは子どもたちが大好きですから、とても喜んでいるようです。子どもたちはどれほど大きい会社か、ということまで正確に理解していないところもあると思いますが、高槻にはこんな立派な会社があるんだなと、ゆくゆく理解していくことになるんじゃないでしょうか。それに、子どもたちが将来のことを考えるキャリア教育として大変有効です。

高槻市立桃園小学校
高槻市立桃園小学校

――地域や保護者の皆さんと、協力して行っていることはありますでしょうか?

天野校長:夏祭りのイベントや普段の登下校などの見守り活動など、PTAのみなさんやセーフティボランティアさん、地元の方のご協力もたくさんいただいています。読書ボランティアやクラブボランティアのみなさんにもお世話になっています。また、シニアクラブの方との昔遊びでのふれあいなどは、ご年配の方との交流や知恵に触れられるいい機会になりますし、シニアクラブの方も子どもと触れ合えるいい機会だととても楽しみにしていただいているので、双方にとって非常にいいことだなと感じています。また、小学校のまわりには田んぼも残っているので、その田んぼを使わせていただいて田植えや稲刈り、しめ縄作りやもちつきなど「お米学習」を行っています。

先程の夏祭りもそうですが、本校は毎年5月に行われている「高槻JAZZストリート」の会場にもなっており全国からたくさんの人が集まります。

遊んでいる子どもたちの様子
遊んでいる子どもたちの様子

――高槻市の子育て環境の魅力についてお教えください。

天野校長:私自身が感じたことでは医療費が手厚いことに驚きました。また認定子ども園も続々とできています。ただ施設を作るだけでなく、子育て支援の制度とかも実態に伴った人に優しい制度として作られていっているなと感じています。最近住みたい街ナンバーワンとなったこともありましたし、人にやさしい街づくりができている住みよい、教育にもよい街ではないかと思っています。子どもたちにとっては自分たちの周りにある環境はごく普通と思っているかもしれないですが、大人になっていい環境で育ったんだなと実感する時が来るのではないでしょうか。

天野校長先生
天野校長先生

高槻市立桃園小学校

天野達也校長先生
所在地:大阪府高槻市桃園町3-27
電話番号:072-671-1421
URL:http://www.takatsuki-osk.ed.jp/touen/
※この情報は2019(平成31)年3月時点のものです。

幅広い活動で実りの多い教育を行う「高槻市立桃園小学校」
所在地:大阪府高槻市桃園町3-27 
電話番号:072-671-1421
http://www.takatsuki-osk.ed.jp/touen/