課長 若谷陽子さん、課長補佐 髙橋誠さん、主任 齊藤貴聖さんインタビュー

住みやすい街No.1の川口市 多くの人から支持される住みやすさの理由とは?/川口市役所(埼玉県)


「本当に住みやすい街大賞」に2年連続1位を含む4年連続でランクインするなど、住環境の良さに定評がある川口市。都心へのアクセスが良好な上、高速道路を使えば県外への車移動もしやすく、駅周辺には商業施設が充実した利便性の高い街として注目されている。そんな川口市の中でも、西川口の「並木エリア」は専門店が軒を連ねる商店会などがあり、昔ながらの街並みと雰囲気が残る。今回は、そんな西川口エリアのことにも触れながら、川口市の住環境や現在取り組んでいるまちづくりについて、市長室 広報課の若谷陽子さん、髙橋誠さん、齊藤貴聖さんの3人にお話を伺った。

川口市 市長室 広報課の皆さん(左から齋藤さん、若谷さん、高橋さん +きゅぽらん)
川口市 市長室 広報課の皆さん(左から齋藤さん、若谷さん、高橋さん +きゅぽらん)

高い利便性と優れたコストパフォーマンスを兼ね備えた街

――川口市・並木エリアの住みやすさは、どんな所にあると思いますか。

齊藤さん:まず、川口市を住みやすい街に選んでいただいた理由として、交通の利便性とコストパフォーマンスの2点が挙げられます。電車で新宿までは約25分、池袋までは約20分、さらに「東京」駅へは約30分で行くことができます。また、東北自動車道や東京外環自動車道、首都高速川口線の入口があるので、自動車移動にも非常に便利です。私は、趣味の写真を撮りに車で出かける機会が多くありますが、関越自動車道にのれば群馬や軽井沢などへもすぐに行けますし、東北自動車道を使えば、福島方面へ出ることもできるので、とてもありがたいです。

コストパフォーマンスについては、人気の赤羽エリアよりも比較的地価が安価です。東京からの距離でいえばそれほど変わらないため、コスパは良いのではないかと思います。

JR京浜東北線「西川口」駅
JR京浜東北線「西川口」駅

――買い物施設などの充実度についてはいかがですか。

齊藤さん:西川口エリアには、ショッピングモールやスーパーマーケットが複数ありますので、充実している環境だと思います。駅直結のショッピングセンターもありますし、駅から南に少し行くと各種専門店が揃う大型ショッピングセンターなどもあります。それから、並木エリアからは少し離れますが、専門店やアミューズメントからなる大型ショッピングモールなどもありますね。「西川口」駅前には24時間営業のスーパーもありますので、通勤通学をされる方は重宝するのではないでしょうか。駅周辺での買い物だけで、生活必需品をだいたい揃えられると思います。

「東武ストア 西川口店」
「東武ストア 西川口店」

子どもはもちろん、子育て中の親御さんにとって頼れる施設が市内に点在

――子育て環境についても教えてください。

髙橋さん:西川口であれば、総合運動場も兼ねた「青木町公園」という広い公園がありますし、その対面には、小さいお子さんが遊べる遊具を備えた公園もあるなど、市内には大小さまざまな子どもの遊び場が点在しています。また、市内には児童センターが三か所あるほか、地域子育て支援センターや川口市が独自に実施する「おやこの遊びひろば」など、お子さんを連れて遊びながら、子育て相談ができる施設もあります。子ども達に遊びの場を提供するだけでなく、子育てで孤立してしまいがちな親御さんにも安心できる場所が用意されています。

近年は、駅周辺に保育所が増えているので、仕事の行き帰りにも便利ですし、仕事と育児の両立もしやすいのではないかと思います。

子育て支援情報を提供するWEBサイト「ママフレ」 ※画像提供:川口市
子育て支援情報を提供するWEBサイト「ママフレ」 ※画像提供:川口市

――子育て世帯への支援については、どんなことをされていますか。積極的に取り組まれていることがあれば教えてください。

髙橋さん:他自治体で実施している一般的な児童手当や子ども医療費などはもちろん行っていますが、その他にも、新生児を対象とした「赤ちゃんにっこり応援金」というものがあります。これは、現金1万円、第3子以降には2万円を支給するという川口市独自の制度になります。また、そうした制度以外にも、子育て支援情報を提供するWEBサイト「ママフレ」(https://kawaguchi-city.mamafre.jp/)を開設して、子育て施設やイベントの案内を日々発信し、さまざまな形で子育て支援に取り組んでいます。

これから目指していくのは、環境に配慮した、文化芸術の高揚を目指したまちづくり

――今後、どのようなまちづくりを行っていく予定でしょうか。

齊藤さん:本市では2016(平成28)年に策定された「第5次川口市総合計画」をまちづくりの指針とし、様々な取り組みを進めています。市民生活に直結するものとして2024(令和6)年に向けて「(仮称)東川口駅前行政センター設置事業」が進行中です。また、民間事業ではありますが、市街地再開発事業において、低層階に充実した商業施設等を設けた28階建ての複合タワーマンションが来年2023(令和5)年に完成予定です。

※画像提供:川口市 「イイナパーク川口(川口ハイウェイオアシス)」
※画像提供:川口市 「イイナパーク川口(川口ハイウェイオアシス)」

若谷さん:現在注力しているのが、自然保護を含めた環境に配慮した街、そして文化芸術の高揚です。街としていろいろなことが整ってきた段階なので、これからは身近に自然を感じたり、気軽に文化芸術に触れたりすることで、生活にうるおいやゆとり、心の豊かさを持っていただきたいと考えています。環境については、「イイナパーク川口」や「川口市立グリーンセンター」といった、子ども達が自然の中で遊びながら自然や生き物の大切さを学べるお出かけスポットがあり、市内外から大人気です。また、文化芸術については、すでに代表的な施設として「川口総合文化センター リリア」がありますが、新たな美術館の整備なども見据えて動き出しているところです。

※画像提供:川口市 川口総合文化センター「リリア」 
※画像提供:川口市 川口総合文化センター「リリア」 

――最後に、これから川口市・並木エリア周辺に住まわれる方へのメッセージをお願いします。

齊藤さん:今、4年連続住みやすい街大賞に入賞したことで、川口市の認知度が上がってきたところなので、引き続き、市をあげて住みやすいまちづくりに取り組んでいます。今年は8月に、川口市の代表的なお祭りである「たたら祭り」が3年ぶりに開催される予定です。約30万人が参加する大きな地元のお祭りです。こうしたイベントや商業施設、お出かけスポットなどを訪れていただき、この街の住みやすさをぜひ体感していただければと思います。

※画像提供:川口市 「たたら祭り花火大会」
※画像提供:川口市 「たたら祭り花火大会」

※画像提供:川口市 「川口市役所第一本庁舎 外観」 
※画像提供:川口市 「川口市役所第一本庁舎 外観」 

川口市 市長室 広報課

課長 若谷陽子さん
課長補佐 髙橋誠さん
主任 齊藤貴聖さん
川口市マスコット きゅぽらん
所在地:埼玉県川口市青木2-1-1
電話番号:048-258-1110
URL: https://www.city.kawaguchi.lg.jp/
※この情報は2022(令和4)年7月時点のものです。

住みやすい街No.1の川口市 多くの人から支持される住みやすさの理由とは?/川口市役所(埼玉県)
所在地:埼玉県川口市青木2-1-1 第一本庁舎
電話番号:048-259-7628(広報課)
https://www.city.kawaguchi.lg.jp/index.h..