Cafe de KOTO インタビュー

“お母さんたちがゆっくりできるお店”を目指して/Cafe de KOTO 店主 桑原さん

2012(平成24)年5月のオープンより子ども連れでも気軽に利用できる個人経営のカフェとして親しまれている「Cafe de KOTO(カフェ デ コト)」。この店の店主、桑原さんは子育て真っ最中のママで、日々育児や家事に奔走する近隣のママたちが多く訪れるオアシスのような空間です。今回は「Cafe de KOTO」の店主として、また子育て中だからこそ気がつくママの目線から、「鶴瀬」駅周辺エリアの魅力についてお話を伺いました。

会社員時代からの夢を、形に

Cafe de KOTO
Cafe de KOTO

Q.まず、お店を開いたきっかけについてお聞かせください。

“いつか自分のお店をやりたい”という思いは、都内に通勤するOLの頃から常に思い描いていた夢なのですが、より具体的に考えるようになったのは結婚して子どもができて実際に子育てをするようになってからのことです。子育てや家事に追われる毎日のなかで、身近な場所に子どもを連れて行けるお店がなかなか無く、ほんの5分、10分でも落ち着いて過ごせる場所があったら良いなという思いから、“だったら自分でつくってしまおう♪”と思い至ったのがはじまりです。

店外にはテラス席も
店外にはテラス席も

当時はまだ何のお店をやるかという具体的なイメージまではなく、子育てや家事で奔走する“お母さんたちがゆっくりできるお店”を第一に考えたとき、“カフェ”という業態にたどりつきました。

壁には手作りのメニュー表が
壁には手作りのメニュー表が

Q.金・土・日曜日のみの営業ということですが、どのようなお客さんが多くいらっしゃいますか?

育児・家事をしながらの営業のうえ、調理からサービスまですべてをひとりでこなしてきたため、オープンから丸3年は金・土・日曜日のみの営業で手一杯でしたが、信頼できるスタッフとの出会いや来年の4月には一番下の娘が小学校に入学するのを見越して、2015(平成27)年10月からは平日の営業に切り替える予定です。

店内の様子
店内の様子

自宅の一部を店舗にしたわずか12席の店内のため、あっという間に満席になってしまいますが、およそ8割はリピーターのお客さまで、平日昼間は近隣のママ友を中心に、土日はお子さまを連れていらっしゃるご家族や“カフェ”好きのカップルにもお越しいただいています。

店内に散りばめられた雑貨
店内に散りばめられた雑貨

それと女性ひとりでいらっしゃる方も多く、コーヒー一杯のわずかな時間を静かにゆっくり過ごして“リセット”してからまた日常へと戻られる姿もよく見かけます。

特に子育て中のお母さんは自分の状況とも重なってしまい、お店を開くときの原動力ともなった“お母さんたちがゆっくりできるお店をつくりたい”という思いが今こうやって現実のものとなっていることに喜びを感じます。

自慢のメニューもバラエティ豊か

シフォンケーキセット
シフォンケーキセット

Q.おすすめのメニュー、料理へのこだわりについても教えてください。

看板メニューとして謳っている“シフォンケーキ”も、1日10食限定の「今月のオープンサンドセット」などの食事メニューも、全て独学で研究を重ね提供しているものです。お母さんたちに食べていただくものとして、カロリー控えめで健康志向のメニューをまず考えたのですが、バター不使用の「シフォンケーキ」をはじめて作ったときに、使ったサラダ油の量に驚いたんです。その時から日本全国のからだに良い食材を研究する日々がはじまりました。

白ごま油
白ごま油

シフォンケーキに使用している「白胡麻油」は、抗酸化作用のあるセサミンを豊富に含んでいるので、美容やダイエットにも効果があり、ごま油特有の香りもしないためシフォンケーキにはぴったりの食材でした。それと、食事メニューにもかならずと言って良いほど使用している卵も、美味しいシフォンケーキを作るには欠かせない食材で、やはり全国から取り寄せてひとつひとつ試してみたのですが、九州から仕入れる新鮮なたまごは白身の部分も弾力があり、たまごかけご飯としてそのまま召し上がっていただいても、その美味しさがよく分かるお気に入りの食材です。

オープンサンドセット
オープンサンドセット

実は営業スタイルを10月以降に切り替えるのですが、これまで提供してきたメニューのなかでも特に好評だったメニューを一部復活させて、これまで以上に美味しく、からだに良い料理を提供していく予定です。ぜひ、多くの方にお越しいただければと思います。

コーヒーサーバー
コーヒーサーバー

Q.ホームページの「photo」ギャラリーにあった“パン教室”はいつ開催しているのでしょうか?

週末の金・土・日曜日は営業のため、平日にお子さんが参加できる春休みなどを利用して不定期で開催してきたイベントなのですが、“親子参加”を前提にひと家族3,000円プラスワンドリンクで実施しています。作りはじめてから焼き上がりまでおよそ2時間30分から3時間ほどをかけてパンづくりを楽しむのですが、“いつも食べるパンより100倍美味しい”と子どもたちにも好評のイベントです。

“パン教室”を通じて食べることの“楽しさ”や“感動”を味わっていただければと思い、今後も続けていきたい取り組みのひとつです。

桑原さんが感じる、鶴瀬エリアの魅力

Q.「ららぽーと富士見」ができたことで、親子で楽しめるお店やおしゃれなスポットなども増えてきているかと思いますが、近隣のおすすめのお店を教えていただけますか?

「ららぽーと富士見」ができて、すごく便利になったと思います。日常生活に必要なものはほとんど揃いますし、東上線で都内へ買い物やお出かけやすいのもエリアの魅力です。

お店の表札
お店の表札

近隣に飲食店や雑貨店などのお店がもっと増えてくれたらいいなと思いますが、私自身がよく行くお店としては、「ららぽーと富士見」の近くにある「chapot cafe(チャポットカフェ)」さんや、ふじみ野市の「PARTS-C CAFE(パーツシーカフェ)」さんなどは、ちょっとした時間を利用して行ける貴重なお店です。

それとふじみ野の郊外にある「Smile Bakery 9603」さんもこのあたりでは人気のお店で、手作りの美味しいパンがいただけます。

Q.子育てをする方にとっての生活環境という点ではいかがでしょうか?

お店のある関沢地区は富士見市と三芳町がつながる市境にあり、「鶴瀬」という駅を中心とした生活エリアよりももっと広範な意識で生活圏を捉えているように思えます。

店舗外観
店舗外観

お店で提供している野菜は三芳町から仕入れることもよくありますし、「ららぽーと富士見」も身近で仕入れることのできるお店のひとつです。東上線を利用すれば「志木」の駅前で買い物もできますし、「大宮」まで車で出かけることもあります。

近隣のご家族は車を利用する世帯が多いので、「ダイエー三芳店」をはじめ、スーパーやコンビニ、ホームセンターなど、ひろびろとした駐車スペースを備えたお店が揃っていて、車で移動する機会の多い子育て世帯には特に便利な生活エリアだと思います。

Q.最後に、今後の展望や目標についてお聞かせください。

これまでは育児、家事、お店とそれこそ目の前のことだけで精一杯でしたが、営業スタイルを変える10月以降は少しずつ外に目を向けていろいろな活動にも取り組んでいきたいなと今ようやく思えるようになったところです。具体的にはまだこれからですが、“パン教室”を通じて子どもたちの食育のきっかけづくりをしたり、生まれ故郷の“京都”にちなんだメニューや“鶴瀬”にちなんだ商品の開発をあらためて考えてみるのも面白いかも知れませんね。10月1日からあらたな一歩を踏み出す「Cafe de KOTO(カフェ デ コト)」に、ぜひご期待ください!

Cafe de KOTO(カフェ デ コト)
Cafe de KOTO(カフェ デ コト)

Cafe de KOTO(カフェ デ コト)

店主 桑原さん
住所:埼玉県富士見市関沢2-25-3
TEL : 049-203-0056
URL:http://koto-cafe.com/index.html
※この情報は2015(平成27)年9月時点のものです。

“お母さんたちがゆっくりできるお店”を目指して/Cafe de KOTO 店主 桑原さん
所在地:埼玉県富士見市関沢2-25-3 
電話番号:049-203-0056
営業時間:11:00~16:00
定休日:水・日曜日、祝日
http://koto-cafe.com/index.html