小さな子どもも安心して利用できる 体に優しい癒し系カフェ/カフェ トモチート 長島大介さん・京子さん
カフェ トモチート
長島大介さん・京子さん
小さな子どもも安心して利用できる
体に優しい癒し系カフェ
長島大介さん・京子さん夫妻が営む「カフェ トモチート」は、2011(平成23)年、「赤塚一番通り商店街」の一角にオープンした家庭的なカフェ。お店に入るとご夫妻とともに、次男のお子さん(3歳)が迎えてくれました。まるでおうちにおじゃましたようなホッとする雰囲気の店内で、今回はお店の人気メニュー「ケーキセット」をいただきつつ、お店や下赤塚の街の魅力についてお話を伺いました。
この下赤塚の街で「カフェ トモチート」を始められたのはなぜでしょうか?
大介さん
きっかけは、以前に私が勤務していた会社が持ちこたえられなくなったことです。もともと私は、いつかこういったカフェをやりたい、という気持ちをずっと持っていたので、良い機会ととらえて「だったら思いきってやりたいことをはじめちゃおう!」とスタートしました。
下赤塚にお店を出したのは、私たち家族がこの街に暮らしていたからですね。地元といいますか、家のそばでお店を出したかったのです。ちなみに「トモチート」という名前は、長男の「ともなり」という名前をもじったものなんですよ。
京子さん
2011(平成23)年の12月にこの店をオープンしましたが、当時は次男が1歳で、私がおんぶしながら接客をしていたんです。今の時代ってそういう姿が珍しかったみたいで、街の方にはよく「昭和的ですね」とお声をかけていただきましたね。年配の方には「今どき頑張っているね!懐かしいよ」と感心されたりもしました(笑)。
お店の方が子育てしながら切り盛りしている姿をみたら、
きっと小さな子どもを持つ世代の方もお店に入りやすくなりますよね。
京子さん
そうですね。とはいえ、最初はこういった子育てをしながらの接客を受け入れていただけるか不安もありました。もちろんそれが嫌な方もいらっしゃったかとは思いますが、このカフェをオープンしてから今日まで、商店街の方や地域のみなさんが子どものことを気にかけてくださって安心してお店ができています。商店街を次男が1人で歩いていると、通りすがりで可愛がってくれる方がいっぱいいらっしゃるんです。本当にありがたいです。
「カフェ トモチート」のお料理でこだわっていることはありますでしょうか?
大介さん
体の負担にならないような、小さいお子様でも安心して食べられるような食材を使うようにしています。外食の料理というと、脂っぽくて味が濃いというようなイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、そういった料理にはしたくありませんでした。
京子さん
お昼はケーキやクッキーなどのセットが人気ですが、夜はワインやお酒も楽しめます。おつまみは「鶏肉のトマトソース煮」(380円)や「さんまの辛味ソテー」(380円)などがオススメです。パスタなども人気です。家族でいらっしゃって、わいわい賑やかに夕食を召し上がる方も多いんですよ。
今回いただいた「ケーキセット」(700円)、とても美味しいです!優しい甘味で、ケーキのスポンジがモチモチしているのが特徴ですね。
京子さん
今召し上がっていただいているのは、「バナナスポンジケーキ」と「ジンジャーハーブティ」のセットです。ケーキはこのほかに「くるみのタルト」や「チョコレートケーキ」から選べます。ドリンクも、カモミールやミントの有機ハーブティーがありますし、コーヒーや紅茶、ジュースもご用意しています。 スポンジの食感のポイントは、国産小麦を使用していることです。国産ですと、モチモチした独特の食感になり、触り心地もしっとりするんです。甘味が優しいのは「キビ砂糖」の甘さです。国産小麦とキビ砂糖は、当店で販売しているクッキーでも使用していますのでこちらもオススメです。
こちらのセットメニューにもニコニコマークのクッキーがついていますね。
京子さん
はい。このニコニコマークのクッキーは、すべてのお客様に必ずお出ししています。ニコニコマークを見ると、お子様も喜びますから。クッキーは当店の名物としてご好評いただいていますが、普通のクッキーと大きく違うのは、バターと卵を使っていないこと。
バターの代わりに菜種油をつかっているんです。バターですとサクサクとした食感になりますが、菜種油ですと“ザクザク”という感じで、口当たりがとても軽いのが特徴です。
京子さんは母親として下赤塚で子育てをされていますが、この街の子育て環境をどのように感じますか?
京子さん
この街は、子育てファミリーにとってはとても暮らしやすくいい街だと思いますよ。まず、物価が安いことですね。商店街にある「のとや」というお店は子ども服が非常に安くて、本当に助かっています。ほかにも、例えば野菜を買うにしてもいろいろな八百屋さんがあって、それぞれ「トマトならこのお店」「キャベツならここ」のように、お気に入りがあったりします。そういう買い物の仕方ができるのは商店街の魅力ですね。
また自転車圏内にある保育園の数も多いですし、「光が丘公園」などののびのびと遊べる大きな公園が比較的近くにあるのも魅力だと思います。
今後お店でやってみたいことや、目標などはありますか?
大介さん
お店のスペースがけっこう広いので、もっと地域の方に交流の場として利用していただきたいなと考えています。現在は時々パーティ等に利用していただいていますが、定期イベントなどもどんどん開催していたただきたいです。
京子さん
子育て世代のママや子どもたちはもちろん、年配の方など幅広い世代が参加できるイベントをここでできたらステキだなって私も考えています。現在も店内には地域の方の情報発信用の掲示板を設けていますが、今後はより地域に深くかかわっているお店を目指していきたいと思っています!
今回、話を聞いた人
カフェ トモチート
長島大介さん・京子さん
住所:東京都板橋区赤塚2-7-6 アプリコットガーデン102
電話番号:03-6785-5391
営業時間:11:30~22:00※土曜日12:00~22:00、日曜日・祝日12:00〜18:00
定休日:なし
※記事内容は2013(平成25)年11月時点の情報です。
小さな子どもも安心して利用できる 体に優しい癒し系カフェ/カフェ トモチート 長島大介さん・京子さん
所在地:東京都板橋区赤塚2-7-6 アプリコットガーデン102
電話番号:03-6785-5391
営業時間:11:30~22:00(土曜日12:00~22:00、日曜・祝日12:00~18:00)
無休
https://www.facebook.com/pages/category/..