幼稚園としてあるべき姿が未来を創る。 未来を担う子どもたちを育む「九重幼稚園」/九重幼稚園 園長 伊藤徳久 先生
学校法人九重学園 九重幼稚園
園長 伊藤徳久 先生
幼稚園としてあるべき姿が未来を創る。
未来を担う子どもたちを育む「九重幼稚園」。
保育施設の不足が問題視されているなか、「九重幼稚園」の伊藤園長は力強く語る。
あくまでも幼稚園は学校で、そこでの幼児教育が子どもの将来に大きな影響を与えることになると。1965(昭和40)年4月に開園した歴史を有する同幼稚園で、改めて幼児教育の重要性を伺った。
まずは、「九重幼稚園」の概要を聞かせてください。
開園したのは1965(昭和40)年4月で、2014(平成26)年6月現在で園児数は289名です。少子高齢化が加速していくなかで、十数年前と比べて園児数は2倍となりました。子どもを預ける場としてではなく、しっかりとした幼児教育を受けさせたいという家庭が増えてきた結果ではないかと捉えています。
話にあった“幼児教育”について少し詳しく伺えますか?
学校教育法にも明記されていますが、幼稚園は小学校や中学校と同じ学校です。従って幼児教育の場であることこそ、幼稚園の本来あるべき姿だと考えています。
「九重幼稚園」では3歳からの集団教育により、行儀作法・集中力・達成感・自立心・自己修正力を育てています。幼児教育は特別なものではなく、子どもを一人前に育てていくために、我々の先達が実践してきた正しき伝統なのです。
「九重幼稚園」の教育方針についても伺えないでしょうか。
“元気な子・がんばる子・豊かな子”の育成が教育方針です。専門の音楽講師による音感教育や、教育業界で注目されているサイバードリームを使った英語教育をしています。
施設面での特長はいかがですか?
教室内のフローリングには無垢材を使用しています。さらに水泳施設は温水で、アトピー性皮膚炎や喘息に効果があるとされるオゾン濾過機を設置しています。先代の“水と砂は幼児教育に欠かせない”という考えに基づき、子どもたちが動き回れる環境づくりに努めました。遊んでいると怪我もしますが、しかしそれは当然のことで、怪我を経験しながら子どもは成長していくと考えております。
「九重幼稚園」の展望としてはいかがですか?
幼稚園を学校と捉え、幼児教育を重んじる施設が少なくなってきているだけに、幼児教育の重要性を改めて、声高らかに訴えていきたいですね。
これは開校からの理念ですし、日本人がこれまでに培った文化・知恵の集大成でもありますから、どのようなことがあってもこの信念は貫いていきます。
この土地で生まれ育ち現在は17代目とお聞きしましたが、
そんな伊藤先生が感じておられる、蘇我の好きなところを教えてください。
創建709(和銅2)年と言われる「千葉寺」や、由緒正しき「稲荷神社」をはじめ、歴史に彩られているところですね。
一方で、千葉市第3の都心として発展を続けており、ショッピングセンター「アリオ蘇我」があるなど住環境としても優れています。新旧が共存しながらの発展を、我々としても期待しています。
今回、話を聞いた人
九重幼稚園 園長
伊藤徳久 先生
住所:千葉市中央区稲荷町3-12-6
電話番号:043-261-1418
http://www.kokonoe.ac.jp/access/access.html
※記事内容は2014(平成26)年6月時点の情報です。
幼稚園としてあるべき姿が未来を創る。 未来を担う子どもたちを育む「九重幼稚園」/九重幼稚園 園長 伊藤徳久 先生
所在地:千葉県千葉市中央区稲荷町3-12-6
電話番号:043-261-1418
http://www.kokonoe.ac.jp/access/access.h..