宮城県登米市長沼で開催される「東北風土マラソン&フェスティバル2022」。実行委員会は同大会を、現地でのリアル開催とバーチャルラン開催の両方を開催する「ハイブリッド開催」にすることを決定しました。
宮城県登米市長沼での現地開催は、2022年4月24日(日)に、感染防止対策を万全に講じ、小規模で開催します。感染対策については下記を参照ください。 バーチャルランの開催期間は4月24日(日)~5月21日(土)。フィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper」を使い、開催期間中に、場所や時間を問わず参加可能です。ランナーのエントリー開始は、2022年3月上旬を予定しています。
また、2019年まで現地で開催していたフェスティバルは、感染拡大防止の観点から、今年も開催を断念しました。しかし、今年も東北の生産者の声などを生放送で配信する他、「ラッキー賞」としての東北の食をランナーにお届けします。さらに、共催である登米市、南三陸町をリアルに巡って「風土」と「フード」の魅力を感じていただく新しい取り組みも計画しています。詳細は、公式HPで随時発表となります。
URL:https://tohokumarathon.com/
【東北風土マラソン&フェスティバルについて】
「東北風土マラソン&フェスティバル」は、「マラソンで東北と世界をつなぐ」をミッションに2014年にスタート。東北の「風土」(自然、風景、人)と「フード」(食、日本酒)を楽しみながら走る「東北風土マラソン」を中心に、東北の食と日本酒を楽しめるフェスィバルや、被災地を訪ねるツアーなどを同時開催することで、東日本大震災からの復興途上にある東北の交流人口増加、産業振興に寄与してきました。走っても走らなくても、老若男女も、障害者も、ご当地キャラも、参加者全員が笑顔になれるボーダレスな大会を目指し開催を重ね、2017年7月にスポーツ振興大賞を受賞。マラソン大会をきっかけに東北内外から人を呼び込み、食や日本酒、さらにオプショナルツアーに繋げて地域振興に結びつけるモデルが好評のイベントです。
【ハイブリッド開催に至った背景】
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年大会は延期に、2021年大会はオンライン開催となりました。しかし、この2年の間、現地開催断念の無念の声や、現地開催を熱望するたくさんの声が実行委員に届きました。なんとかその声に応えたいと、実行委員会で議論を重ねました。また、宮城県や登米市、南三陸町、地元の警察や消防、何より現地の近隣住民の方の声を真摯に聞く中で、ハイブリッド開催に至りました。現地開催にあたり、下記の通り感染防止対策を徹底してまいります。「マラソンで東北と世界をつなぐ」という大会のミッションの通り、東北の「風土」(自然、風景、人)と「フード」(食、日本酒)の魅力を日本中、世界中に発信し、被災地の産業振興の一助になるよう努めてまいります。
《感染症対策の具体例(一部)》
・現地会場での種目はハーフマラソン(21.1km)のみ
・ 現地会場でのランナーは最大1000人
・ 密にならないスタートの徹底
・ 計測、ゼッケン、修了証などをデジタル化にし、非接触を徹底
・ 感染対策を講じたエイドステーションの運営(食品は全て個包装のものに限る、消毒の徹底)
・ ボランティアスタッフの感染対策の徹底(マスク着用、手袋着用、非接触、ソーシャルディスタンスの確保)
・ 送迎バスの廃止。マイカーで参加できる人のみ参加可能
・ 登米フードフェスティバルと日本酒フェスティバルの現地開催は中止
※今後、大会当日までの感染症の状況や様々な行動制限の状況によっては、主催者側の判断で現地開催の延期または中止することがありますことをご了承ください。決定事項は随時、公式HPで発表してまいります。なお、現地開催の可否に関わらず、バーチャルランは予定通り開催します。
【東北風土マラソン&フェスティバル2022 大会開催要項】
大会名称:東北風土マラソン&フェスティバル2022(英記名:Tohoku Food Marathon & Festival 2022)
開催概要:
[日程] 現地開催:2022年4月24日(日)
バーチャルラン開催:2022年4月24日(日)〜2022年5月21日(土)
[会場] 現地開催:長沼フートピア公園
バーチャルラン開催:オンライン
[フェスティバル] オンライン、リアルでの「ハイブリッド開催」を予定
※内容は予定であり、変更となる場合があります。
※東北風土ツーリズム、東北Food Night、キッズドリームパーク、ゆるスポーツパークは開催されません。
※itot以外の画像出典:一般社団法人東北風土マラソン&フェスティバル