午後2時くらいにだいたいのケーキが出揃うということで、その時間に訪れたのだが、ショーケースの中の「カボチャプディング」はすでに残り3ピース。イチゴがのった「ジェノワーズフレーズ」もあと1コだ。イチゴやバナナなどのフルーツがたっぷり入った「ガーランドロール」、「紅玉りんごのロールケーキ」、2種類のチーズをブレンドして焼いた上にフレッシュクリームをかけた「ディアーヌチーズケーキ」など、次々とショーケースに並べられていくが、テイクアウトのお客さんもひっきりなしに訪れるので、焼き上がりとの競争状態だ。

ショーケースのサイドには看板商品として人気を博している「アップルパイ」、その横のテーブルには「カラメルシフォン」や「ブラウニー」などの焼き菓子も置かれていて、どれをイートインするか決める上でも目移りすること甚だしい。

意を決して、やはり最初は人気メニューからということで「アップルパイ」をチョイス。「GARLAND」の「アップルパイ」は新聞や書籍、フリーペーパーなど、多くのメディアに取り上げられているばかりか、地元の人たちの口コミによって、今や県外にも多数ファンがいるという人気スイーツだ。これはぜひとも押さえておきたい！

長野の契約農家で収穫した紅玉リンゴを、届いてすぐに煮るという鮮度抜群「アップルパイ」は、リンゴが持つ歯ごたえと香り、そして適度な酸味が感じられると評判。防腐剤や着色料をいっさい使っていないのも特徴だ。飴色に輝くリンゴの果肉がパイからこぼれんばかり。1ピースもボリューム感がある。