LE JARDIN BLEU(ル・ジャルダン・ブルー)

ル・ジャルダン・ブルー

「このあたりで、美味しいケーキの店を紹介して」と多摩地区のケーキ好きに聞くと、ほとんどの場合、ル・ジャルダン・ブルーという店の名が入っている。場所は京王永山駅・小田急永山駅から徒歩10分強。京王バスの大橋停留所からは、目と鼻の先とはいっても、ケーキを買いに行くだけなら、決して交通の便がいいというわけではない。

しかし、地元住民はもちろんのこと、この店のケーキを求めて、近隣の市町村からたくさんの人が訪れる。きっかけはさまざまだが、やはり「あのケーキを、もう一度食べたかった」という理由が最も多くを占めているようで、百貨店などの出店イベントで、口にした味が忘れられなくてという声も耳にする。

そこで、お店にでかけてみた。お店の前は全面ガラス張り。その前は木製のデッキで、季節の花をあしらった、寄せ植えの鉢が置かれている。

お店に入ると、手前のテーブルには焼き菓子をセンス良くディスプレイ。奥のショーケースには、繊細かつ丁寧に仕上げられたケーキの数々が、まるで宝石を散りばめたように輝いていた。

「当店は、フランスのお菓子をベースにしています。とはいっても敷居を高くせず、日常的に買って召し上がっていただける。そんな地域密着型のお店を目指しているんです」と話すのは、オーナーシェフの福田雅之氏。福田氏は、2年に1度行われ、お菓子のワールドカップと呼ばれている「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」2001年大会で、世界の強豪と熱戦を繰り広げ、日本を準優勝に導いたメンバーの一人。その日本予選で優勝した思い出のケーキが、円筒状の愛らしいムース「キャラノア」367円。ミルクチョコレートムースとキャラメルムース、キャラメリゼした胡桃が入った個性的な一品。シンプルでありながら、甘さの中にほろ苦さが漂う深い味わいが、お客様の人気を集めている。

Le Jardin Bleu

この「キャラノア」をはじめ、常時ケーキは30種類、焼き菓子は20種類を用意。クロワッサンなどのデニッシュも数種類扱っている。「ケーキは「サバラン オロム」420円ほか定番商品に、季節商品、新種商品を常時3割ほど加えるようにしています(福田氏)」

どのケーキも、上品で存在感を感じさせる姿かたちが印象的で、食の楽しみ方の原点、目と舌を十分に満足させてくれる。

最初は「無理しなくても、近くにケーキ店はあるだろうに」と思ったが、これなら足を運ぶ気持ちもよくわかる。イートインのスペース(コーヒー、紅茶などドリンクは全て200円)もあるので、今度来るときは、ここで出来立てのケーキをいただこうと決めた。

Le Jardin Bleu

LE JARDIN BLEU(ル・ジャルダン・ブルー)
所在地:東京都多摩市乞田1163 
電話番号:042-339-0691
営業時間:10:00~20:00
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)



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