子育てサロン「HAPPY KIDS」 櫻井陽子さん
子育てサロン「HAPPY KIDS」
代表 櫻井陽子さん
笑顔とともにある子育てをサポート
子育て支援サロン「子育てサロン HAPPY KIDS」は、“子どもが楽しく参加できる“ことをモットーにしている。不安・悩みのつきまとう子育て世代にとって相談の場、また友達づくりの場としても機能している。笑顔が絶えず、サークルメンバー全員がつくりあげていく「子育てサロン HAPPY KIDS」の代表櫻井陽子さんに、活動内容をはじめ、船橋市の子育て環境についてお話を伺った。
最初に活動内容を教えてください
英語サークル、クッキングサークルの主宰、またハロウィンやクリスマスの時期にはイベントも開催しています。「子育てサロン HAPPY KIDS」が重きを置いているのは“親子で一緒につくる”こと。これまでに無添加石鹸、木工作品、天然虫除けスプレーなどもつくりました。他にも、子育てで悩んでいる方のために「子育てにはコツがある」という講座を開いています。
そもそも「子育てサロン HAPPY KIDS」を立ち上げようと思われたきっかけを伺えますか?
子どもが成長してくにつれ、親子の時間が少なくなってしまうものですが、そうした貴重な時間を楽しく、有意義に過ごせる場をつくりたいと思ったのが立ち上げたきっかけです。
保育の学校を卒業後、今日までたくさんの育児書を読み、子育て心理カウンセラー、親学アドバイザーの資格を取り、理論を実践する現場に生きがいとやりがいを感じています。今では「HAPPY KIDS」を通して出会う、たくさんのキラキラ輝く子どもたちの瞳に出合うたび、最高にHappyにさせてもらっています(笑)。そして感謝の言葉を伝えてくれるたくさんのお母さまに会うたびに「もっともっと勉強して今以上に居心地よいコミュニティ空間を作っていきたい」と思っています。
メンバーは、どのエリアの方が多いですか?
船橋市だけでなく八千代市の方もいらっしゃいます。周辺でマンションや分譲住宅の建設が進んでいることもあり、友だちをつくりたいという方も多いので、それを叶えられる場所にしたいですね。活動を通して感じるのは“子どもは自然と育っていく”という考えではなく“成長するために良い環境を与えたい”と子育てに臨んでいる方が多いこと。こうした子育ての姿勢は、この街の特徴かもしれません。
英語サークルの講師である岩崎MIA先生とは、どこで出会われたのでしょうか
実は、娘の同級生のお母さんで、いわゆるママ友ですね(笑)。英語を公用語として育ったMIA先生と出会ったことで、それぞれの得意分野を活かして何かできないかなと思いました。こうした縁をさらに広げていけば、さらに幅広い活動ができると考えています。
「子育てサロン HAPPY KIDS」の運営に関して、特に大切にされていることがあれば教えてください
“子どもたちの笑顔を引き出す”ことですね。英語サークルに関して言えば、学びの場というのではなく、楽しく遊びながら子どもたちが自然と英語に触れられる空間づくりを心がけています。参加した当初は、ただ立っているだけの子どもが、こちらの問いかけに英語で応えてくれるようになりました。楽しいと感じることが、長く続けていくためには欠かせない要素だと感じます。
これからの展望についてはいかがですか?
核家族化が進み、子育ての相談ができない方が増えてきました。これまでの経験や取得した資格を活かし、そのような方をひとりでも減らせるように活動していきたいですね。「子育てサロン HAPPY KIDS」はカルチャースクールではなく、みなさんがつくっていくサークルです。みなさんで話し合いながら、それぞれにとって楽しい時間になるサークルにしていければと思います。
この周辺で気に入っているスポット、また船橋市の子育てに関するイメージを聞かせてください
好きな場所ということでは、すぐ近くの「坪井近隣公園」は外せませんね。四季を感じられる公園ですし、広々としているので子どもたちを思いっきり遊ばせることができます。船橋市の子育てについてですが、「就園奨励費補助金」や「子ども医療費助成制度」をはじめ、船橋市には子育て世代をサポートする制度が充実していますから、子育てには熱心な自治体ではないかなと思います。
今回、話を聞いた人
子育て支援サロン「HAPPY KIDS」
櫻井陽子さん(左)
岩崎MIAさん(右)
URL:http://www.geocities.jp/happykids_123/
E-mail: happykids_enjoy@yahoo.co.jp
※記事内容は2014(平成26)年6月時点の情報です。
子育てサロン「HAPPY KIDS」 櫻井陽子さん
http://www.geocities.jp/happykids_123/