Trinity(トリニティ)インタビュー/Trinity(トリニティ)竹林直樹さん
佐鳴台ホワイトストリート沿いでヨガスタジオ&アロマセラピーサロンと自然にこだわったセレクトショップを営む「Trinity(トリニティ)」。2011(平成23)年にオープンして以来、ヨガスタジオはたくさんの受講者が通う人気スタジオとなった。自然との共生をコンセプトに独自の展開をする「トリニティ」の想いや特長についてオーナーでヨガインストラクターの竹林直樹さんにお話を伺った。
三位一体を目指したホリスティック※な展開へ
―まずトリニティの沿革と概要を教えてください。
トリニティはヨガインストラクターの私がアロマセラピストである妻の雅代と夫婦二人で始めたお店です。オープンは2011(平成23)年で、現在4年目を迎えました。ヨガスタジオとアロマセラピーサロン、ヨガグッズやエスニックの衣料を販売するセレクトショップの三部門で構成しています。
―お店を佐鳴台にオープンしたきっかけは?
じつは私は横浜出身で、以前は横浜のヨガスタジオでインストラクターをしていました。妻の地元が浜松ということもあり、こちらでスタジオを始めることにしたのですが、当初は浜松の土地勘がまったくありませんでした。そこで物件を探しに市内をいろいろ巡ってみたんです。そんな中で佐鳴台という街に来て他の場所にはないオシャレな雰囲気を感じたんです。緑が豊かで品のあるスマートな街だなと。ちょうどそんなことを思っていたときに出会ったのが、今トリニティがある建物です。外壁に這う蔦の具合や全体の雰囲気が気に入り、「ここしかない」という勢いで決めてしまいました。実際にお店をオープンして、この環境を気に入っていますね。
―異なる3つの部門をまとめたのはなぜですか
グッズ販売は私がヨガインストラクターになる以前の仕事のつながりから取り扱うようになったのですが、自然素材にこだわっています。トリニティは「自然との共生」をコンセプトに、楽しく健康的なライフスタイルを提案したという思いがあります。そして3つの部門はコンセプトの部分でつながっていて、心地よかったり、リラックスできたりする共通項があります。だから自然にまとまったという感じです。トリニティは英語で「三位一体」の意味があります。私たちが考える健康とはBody(身体)、Mind(心)、Spirits(精神)のバランスがとれて、三位一体になる状態のこと。3つの部門はそれらのバランスを整えるためのサポートという目的があります。
※ギリシャ語で「全体性」を意味する「holos(ホロス)」を語源とする。health(健康)もホロスから派生した言葉。
伝えるために、新たな講座をスタート
―それぞれの部門の内容や特長を教えてください
まずヨガスタジオはリラクゼーションを目的としたクラスから初級者向け、経験者向け、マタニティ・産後ヨガのクラスなど複数のクラスがあります。ヨガと一口に言ってもいろいろありますが、トリニティのヨガは南インドの伝統的なスタイル(シヴァーナンダ・ヨガ)を踏襲しています。ヨガスタジオではフィジカルな部分に特化したところも多いのですが、ここでは呼吸法や瞑想など、内面の部分にもじっくり取り組んでいるのが特長です。
英国IFA認定アロマセラピストの資格を持つ妻が担当するアロマセラピーサロンは女性専用・完全予約制のサロンです。特長としてはイギリス生まれのオーガニックスキンケアブランド『ニールズヤードレメディース』の認定スクールであること。初心者に向けたスクールやアロマセラピー基礎講座なども開講しています 。ただし現在は産休に入りサロンはお休みしています。来年の4月以降には復帰する予定です。
セレクトショップでは自然素材にこだわっています。ヨガウェアをはじめとするヨガ関連グッズ、ショールやアクセサリー、アロマセラピーの関連グッズなどを取り扱っています。また夏にはエスニック衣料も登場します。
―ヨガインストラクター養成講座はどのような想いから始めたのでしょうか。
ヨガインストラクター養成講座はポーズや呼吸法などのメソッドだけではなく、ヨガの歴史や理論、哲学などが学べる内容になっています。今年3月にスタートし、この8月に第1回生が終了したところです。終了すると全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)の資格が取得できます。この講座を始めたのは通常クラスでは伝えきれないことを「伝えたい」と思ったからです。ヨガは3000年以上の歴史があり、その長い時間を人が伝えて広げてつなげてきたものです。私も師から伝えてもらった一人。だから同じようにヨガを伝えていきたいと思ったのがきっかけです。そしてメソッドを実践し、自分が感じたことを自分で伝えていけるようなインストラクターを育てたられたらいいなと思っています。20代〜50代まで様々な受講者がいましたが、年代が違い普段交わらないような人と関われるのも面白かったと好評でした。
―お客様の層や印象について教えてください。
20代〜70代まで様々な年代の方が通ってくれています。一番多い年代は30代〜40代の方で女性がやはり多いですが、最近は男性の受講者も増えています。でもそれがヨガの特長です。年齢も男女も関係なく誰でも楽しめるのがヨガの魅力です。ヨガという言葉は「つながる」「つなげる」という意味もあるんです。クラスが終わった後みんなで話をしたり、友達になったり、そういう場所にトリニティがなれたらいいなと思っています。
緑豊かな環境と品のあるオシャレな街並が魅力
―佐鳴台エリアの魅力を教えてください。
佐鳴台は佐鳴湖畔の小高い丘にある自然が豊かな街なんです。トリニティの目の前には「蜆塚遺跡」があり、竪穴住居の再現や国指定史跡の貝塚が見られます。緑に溢れた場所で散歩に来る人も多いんです。また佐鳴台には、ホワイトストリートをはじめ、オレンジ、グリーン、パープル、レモンとカラーで呼ばれる通りがあるんです。カフェやスイーツ店、雑貨屋なども多く、オシャレな雰囲気があります。近くには遠鉄ストアやイオンもあり、浜松の街中にも遠すぎず、近すぎずの距離で意外と便利なんです。転勤者が住むことが多いというのも環境の良さがあると思います。
Trinity(トリニティ)
代表:竹林直樹さん
静岡県浜松市中区佐鳴台5-1-10
TEL:053-482-9121
URL:http:// trinity-yoga-aroma.com/
※この情報は2015(平成27)年12月時点のものです。
Trinity(トリニティ)インタビュー/Trinity(トリニティ)竹林直樹さん
所在地:静岡県浜松市中央区佐鳴台5-1-10
電話番号:053-482-9121
営業時間:9:30~20:45、土曜日8:30~18:15、日曜日9:30~18:15
定休日:不定休
http://trinity-yoga-aroma.com/