名古屋市 昭和区役所 インタビュー

区民が主体となって活動をする「昭和区」のまちづくり/名古屋市昭和区役所 地域力推進室

昭和区では、地域の環境と特色を活かしながら、4つの重点施策を軸に“住み続けたくなるまちづくり”に取り組んでいる。区政部地域力推進室では、その中の「快適な街づくり」と「にぎわいづくり」の部分を担い、地域住民と力を合わせて、より魅力ある街にすべく活動をしている。今回はそんな地域力推進室の皆さんの取り組みについて、お話を伺った。

みんなが住み続けたくなるまち昭和区を目指して

地域力推進室の皆さん
地域力推進室の皆さん

――地域力推進室の主な取り組みをお教えください

鳥谷さん:昭和区では「みんなが住み続けたくなるまち昭和区」を基本目標に、「安心・安全・快適に暮らせるまちづくり」、「地域で支え合い、いきいきと暮らせるまちづくり」、「ふれあいやにぎわいを感じられるまちづくり」という3本柱に、「信頼され愛される区役所づくり」を加えた4つを重点施策として取り組んでいます。地域力推進室では、「快適なまちづくり」を住民の方と進めていることと、「ふれあい・にぎわいづくり」の部分を主に担っています。

昭和区のマスコット「ショウちゃん」と
昭和区のマスコット「ショウちゃん」と

――「快適なまちづくり」としては、具体的はどのような取り組みを行っていますか?

鳥谷さん:「花と緑のまちづくり」の取り組みを行う「ゆめ緑道ごきそ」、「八事里山づくりの会」、「川名公園森づくり隊」などの地域のボランティア団体があり、区役所の方でもお手伝いさせて頂いています。例えば「ゆめ緑道ごきそ」ですと、東郊通2から御器所通までの道(山王通)がとても緑が多いのですが、清掃や除草、花壇の世話などをボランティアの方が行っています。

米田さん:「川名公園森づくり隊」は、「川名公園」の一角に環境学習のために森を作ろうと地域の方から声があがって、2007(平成19)年6月に設立されました。原則毎月第1土曜日の午前中に、毎回20~30人くらいの方が集まって、植樹や間伐、道路沿いの花壇の手入れ等の活動をしています。 今年はカブトムシ等の甲虫類が生育する場所として「ビートルベッド」を制作しました。このビートルベッドも地域の方からのアイデアですが、うまくいけば来年の夏にはそこから色々な虫が生まれてくると期待しています。

まちづくりの主役は区民の皆さん

川名公園森づくり隊
川名公園森づくり隊

――地域の方が主体的にまちづくりに参画されているのですね

鳥谷さん:学区にお住まいの方だけではなく、昭和区は大学が多いので、大学生にもまちづくりに参画してもらおうと、まちづくりサポーター「ショウちゃん隊」を募集し、活動に参加してもらっています。その他にも昭和ロータリークラブなどいろいろな方が支援してくださっています。「川名公園」は、行政主導ではなく、みんなで作り上げている場所になっていて、そこはひとつの大きい魅力かなと思います。他にも、まち歩きマップを新しく制作しているのですが、そこには「桜花学園高等学校」のインターアクトクラブに参加して頂いています。主にボランティア活動をする部活なのですが、お祭りのステージに上がってもらったり、色々と一緒にやらせて頂いています。

ショウちゃん隊の活動の様子
ショウちゃん隊の活動の様子

――「ふれあい・にぎわいづくり」という点ではいかがでしょうか

米田さん:毎年4月29日の昭和の日に、「興正寺」と「興正寺公園」で「八事の森の春まつり」を行っています。こちらも「八事里山づくりの会」や「ショウちゃん隊」をはじめ、商店街の方、地域の団体など地域の方が参加する手作りのお祭りで、毎年1万人ほどの来場者がいらっしゃいます。一番大きいお祭りが、10月下旬に「鶴舞公園」で行われる「区民まつり」です。去年は約4万人の来場者がありました。春まつり同様、昭和区はみんなで力をあわせてやるというのが浸透しており、「区民まつり」はその最たるものです。様々な地域の団体が入って実行員会を作り、毎年意見を出し合いながら進めています。「鶴舞公園」には、名古屋市公会堂、緑化センター、図書館という市の施設がありますので、昨年は図書館で写真展を同時開催したり、緑化センターでショウちゃんマルシェを行ったりして、公園全体でおまつりを盛り上げました。

区民まつりの様子
区民まつりの様子

街を盛り上げる新たな施設も誕生

――12月には、昭和文化小劇場が開館しますね?

米田さん:「川名公園」内に現在建築中で、2016(平成28)年12月14日に開館予定です。区民の皆さんも楽しみにしていらっしゃる方が多いですね。今年は開館記念地元開放事業として「区民ふれあい芸術祭」を5日間にわたって大々的に行う予定です。一般公募をして、色々な世代の方に出ていただく機会になると聞いています。

昭和文化小劇場の完成予想図
昭和文化小劇場の完成予想図

――今後、昭和区に住みたいと考えている方に向けて、昭和区の魅力をお願いします

鳥谷さん:昭和区は住環境が整っていて、成熟した印象がありますね。区民アンケートでは「住み続けたい」と答えた方が96.5%ということで、他には移りたくないと思っている方、他に住んでいて昭和区に住んでみたいと思っている方も多いのではないかと思います。市内でも有数の文教エリアで、教育のレベルも高いので、学校に上がる時にマンションを買って越してくるという方もけっこういらっしゃいますね。また、地下鉄の桜通線と鶴舞線の2本が、御器所を中心に交差して東西南北に走っていますので、交通の便が非常に便利です。

区民がまちづくりに参画する成熟したまち
区民がまちづくりに参画する成熟したまち

昭和区役所 区政部 地域力推進室

室長 鳥谷紀寿さん、米田仁さん、簱結香さん、松田絵美さん
所在地:名古屋市昭和区阿由知通3-19
TEL:052-731-1511(代表)
URL:http://www.city.nagoya.jp/showa/
※この情報は2016(平成28)年9月時点のものです。

区民が主体となって活動をする「昭和区」のまちづくり/名古屋市昭和区役所 地域力推進室
所在地:愛知県名古屋市昭和区阿由知通3-19 
電話番号:052-731-1511
開庁時間:8:45~17:15
閉庁日:土・日曜日、祝日、年末年始
http://www.city.nagoya.jp/showa/