ラ・ベル・フォンテーヌ

フランス産真鴨の赤ワインソース煮

昭和60(1985)年のオープンより地域を代表する名店として定評のあるフレンチレストラン「ラ・ベル・フォンテーヌ」。開店より30余年にわたり、フランスで培った経験と技術を生かした料理にファンも多く、都内や海外からも常連客が訪れるお店として知られている。

「ゆめみ野」駅より車で5分。「新取手」駅へと向かう国道294号線の途中にさわやかな緑で覆われた一軒のお店を発見した。まるで洋館のような瀟洒な佇まいが印象的で、非日常のひとときを過ごせそうな期待で胸がふくらむ。 

ラ・ベル・フォンテーヌ 店内

白を基調とした店内にはラグジュアリー感のある家具とともに調度品や絵画がレイアウトされ、上質で落ち着きある空間が広がっている。大きな窓からのぞむ景色にも緑があふれ、国道沿いとは思えないほどのおだやかな雰囲気に包まれている。

コース料理 イメージ

地元はもとよりつくばや都内からも足繁く通うファンの多い同店は、来店に際して事前の予約がおすすめ。ランチタイムにもっとも気軽に楽しめる2,200円のコースも、アミューズ、スープ、パン、メインディッシュ(日替わり)、デザート、ドリンクがセットになった充実の内容で、そのどれをとってもシェフの創意とセンスが光る逸品ばかり。取材時には、3,300円のコース料理例としてアミューズ、メインそれぞれ肉料理と魚料理をご用意いただいたほか、冷製スープの「ヴィシソワーズ」と季節のぶどうを添えた「ブランマンジェ」をいただいたのだが、そのすべてをシェフひとりで仕込みから行っているという事実に驚かされた。

ヴィシソワーズ

食事をしたお客さんから届いたという束になったファンレターを拝見させていただいたが、筆をとりたくなるファンの気持ちも良くわかる。「ヴィシソワーズ」をひと口食べた瞬間のやさしくなめらかな味わいが心地良く、シェフの真心を味わっているかのような感覚にすっかり虜になってしまった。季節や仕入れにより変わるメニューのなかでも前菜の一例としてご用意いただいた「タスマニアサーモン」は、シェフこだわりの食材のひとつ。脂ののった肉厚なサーモンは舌の上でしっかりと重みが感じられるほどの大きさで、前菜としては十分すぎるほどのボリューム感だ。もうひと品ご用意いただいた前菜の「キッシュ」も手作り感が味わえるほくほくとした食感で、メインへと向かう期待感でさらに胸が高鳴る。

イサキのポアレ

35席を備えた同店は記念日や大切な方との食事のほか、結納や法事、ビジネスシーンでの利用も多く、あらゆるニーズに応える幅広いコースプランとメニューも特徴的だ。魚料理の一例としてご用意いただいた「イサキのポアレ〜プロヴァンス風」も肉料理の一例としてご用意いただいた「フランス産真鴨の赤ワインソース」もどちらか一方を選びきれないほどの魅力的な内容で、地元の農家から仕入れた地場産の野菜やハーブが盛り込まれている点にも感性が刺激される。

脂ののったイサキとみずみずしいナスのさっぱり感や、砂糖でコーティングした栗のほくほく&パリパリとした食感の違いなど、お皿のうえで表現されるひと品ひと品へのこだわりと工夫はまさに逸品だ。ディナータイムには、5,500円から「シェフのお薦めフルコース」と名付けられたプランもあり、ぜひ一度その世界観を思う存分味わってみたい。

ラ・ベル・フォンテーヌ
所在地:茨城県取手市野々井166-6 
電話番号:0297-78-3152
営業時間:11:30〜15:00(L.O.14:00)、18:00〜22:00(L.O.20:30)
定休日:水曜日