宮崎邸

大規模な街プロジェクトとして整備が進められた千葉ニュータウンの中、風格のあるたたずまいを見せる名建築がある。「宮崎邸」。1780(安永9)年に建築された築230年以上の古民家をリフォームし、かつての日本の和の住宅をよみがえらせた。その建物だけでも一見の価値がある。

宮崎邸
宮崎邸

生け垣に囲まれた広い庭。手入れの行き届いた松の木。重厚でありながら清潔な日本家屋だ。その名のとおり、宮崎さんのお宅を、古民家再生では第一人者の設計士が手がけたものだ。現在、母屋は旧家の脇にあり、旧家はギャラリーと茶房になっている。かつての土間を茶房スペースにしており、その天井の松の木の梁は、誰もが見上げ、息をのむ。

宮崎邸
宮崎邸

家屋全体、すみずみまで美しく整備され、季節の花々を飾り、来訪客を迎えている。昔の和の暮らしの知恵なども見えてくる。設計士の話によると、リフォーム前に「こんなに元気な家を見たことがない」「あと300年は持ちますよ」ということだ。「私の代では潰せない!」と、今の宮崎さんが立ち上がって現在に至っている。

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