エル・トレス

平日の昼はビジネスランチが中心。700円から800円の単品をオーダーすればサラダとスープバーがセットになるので、それだけでも十分に満足できるが、更にフリードリンク(180円)を付けてコーヒーや紅茶と一緒に堪能するお客さんが多い。昼時には満席になるというが、席の感覚が広く景色も開けているため、心地よいランチブレイクを過ごせそうだ。

エル・トレス

実はメニューは夜がフルラインアップであり、ランチはそこからミートソース、ボロネーゼ、煮込みハンバーグ、オムライスなどの定番メニューを抜粋している形。選択肢が狭まる分、サラダとスープバーをサービスしているそうだ。パスタは乾麺のスパゲッティーニ、生麺のフィットチーネをチョイスできるなど細やかな好みにも配慮している。

エル・トレス

裏を返せば、ランチもディナーもそう変わらない価格帯で、より豊富なメニューをゆったりと楽しめるということでもあり、ディナータイムもお薦めだ。個性的な一皿「明太子のペペロンチーノ」(900円)は、夜のみに登場する人気パスタ。たっぷりの海鮮素材が加えられ、見た目のイメージよりもかなり強くニンニクが効いている。ワインも欲しくなり、確かにビジネスランチには向いていないかもしれないが、絶妙な味のバランスにシェフのセンスを感じさせる。厨房を仕切る村澤料理長はイタリアンの経験も長く、中野坂上の店ではスペイン料理も作っていた若手実力派。「値段が安くてもここまで美味しくできる」と日々味の追求を怠らず、手をかけて調理している。これだけ“価格と味のバランス”が優れていれば、週に何度でも通いたくなるものだ。

エル・トレス

メイン料理の定番はアメリカ産ハラミ肉を使った「アウトサイドステーキ」(100g/800円)。この価格でガーリックバターをたっぷりと使った贅沢な調理がされており、食べ応えも満足感も十分。100g単位でボリュームをアップも可能なので、何人かでオーダーして切り分けて楽しむのがお薦めだ。全体的にコストパフォーマンスが高いこの店のメニューでも、ひときわ目立つ一品である。

1 2 3 


PAGE
TOP