ロワンモンターニュ

ロワンモンターニュ/店内
ロワンモンターニュ/店内

「国内産」に注目が集まる昨今である。

ちなみに国内産の小麦は、意外とパンには使われていないようだ。なぜなら、タンパク量が少ないからおいしいパンがなかなか焼けない、というのが大きな理由だという。

しかしこの「ロワンモンターニュ」のパンは、国内産小麦をふんだんに使っているという。食すれば、その味のよさに誰もが驚くはずだ。

ロワンモンターニュ/オーナー
ロワンモンターニュ/オーナー

どうしてそんなことができるかというと、「ロワンモンターニュ」のオーナーシェフ・遠山さんが出会った「白神こだま酵母」に秘密があるらしい。この酵母は、国内産小麦でも普通のイーストを使って焼いたようなソフトで軽いパンが焼けるようになる、という作用があるのだそうだ。

ロワンモンターニュ/焼きたてのフルーツパン
ロワンモンターニュ/焼きたてのフルーツパン

しかも醗酵によって、生地に自然な甘みがつくのだそうだ。だからこの遠山さんが手にする新作・フルーツパンは、2日寝かせた上で焼くのだという。「あんまりいっぱいフルーツ乗せちゃって、採算に合わないよ」と笑って言う遠山さんの表情には、パンへの愛情や思いやりがあふれているように見えた。

ロワンモンターニュ/食パン
ロワンモンターニュ/食パン

驚くのは、この食パンである。遠山さんがこの食パンを手にして、それをぶちゅっ、と潰してみせてくれた。え、売り物なのに、と思っていたら、その潰した食パンがすぐに元の形に戻るのである。それだけ、弾力性があるということだ。これも、白神こだま酵母であるがゆえ、なのだそうだ。

ロワンモンターニュ/カレーパン
ロワンモンターニュ/カレーパン

このカレーパンにも、驚かされた。割って中を見てみると、油の層がほとんどない。普通のパン生地だと、揚げた時に油を大量に吸ってしまう。ところがこの国内産小麦でつくられたカレーパンは、生地のきめ細かさがそうさせないらしい。食べてみると、確かに油ぎった感じは一切しない。魔法のようである。

ロワンモンターニュ/クッキーショコラ
ロワンモンターニュ/クッキーショコラ

人気があるのは、このクッキーショコラ。この手のパンはどちらかというと口の中で「もさもさ」という感じがするものだが、これは全くしない。むしろしっとりとしていて、とても味わい深い食感がする。

「店を始める時、他ではできないことをやらないといけない、と思ったんですよ」とは、遠山さんの弁である。商売の定石ではあるが、これなら確かに、他では真似できないものだと思えるだろう。

ロワンモンターニュ
所在地:東京都北区王子本町1-15-20 
電話番号:03-3900-7676
営業時間:9:30~18:30
定休日:日曜日、祝日、第2、第4土曜日
http://www.loin-montagne.com/



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