1940（昭和15）年の創業より親子3代にわたり手作りの豆腐の美味しさを提案し続けている「とうふショップエハラ」。2代目店主と奥様の2人3脚で切り盛りする東十条銀座商店街のお店は、子育て中のママこそ訪れて欲しい親心にも似たあたたかい人情にあふれている。

JR「東十条」駅北口より徒歩6分。都内でも数少ない賑わいのある商店街の一角にメディアでもたびたび紹介されているという地域の名店を発見。“豆腐のパイオニア”とも称される2代目店主の江原氏は、埼玉県岩槻市に工場を構え豆腐づくりのオートメーション化を実現した一方、「昔ながらのおふくろの味を伝えたい」と65歳を迎えた今もなお現役で活躍している商店街の顔。

同店では一丁170円の豆腐のほか、厚揚げやがんも、ひじきや大豆唐揚げといった惣菜も多く、手作りでヘルシーな“ナカ食”を求めて訪れるファンも多い。また「和食の基本は“ゆがく”、“いためる”で、厚揚げも湯通しするだけじゃなくて水の状態から15～20分かけて湯たててあげると、味付けもしっかりしてよりいっそう美味しくなる」と、料理本には書かれていないような専門店ならではの料理のコツと基本を教わりながら買い物できるのもまた楽しい。

宅配にも応じている同店の豆腐は大切な方やご家族への贈り物にも好評で、5～6人前で1.5kg以上もある「ざるごし豆腐」（2,160円）は健康にも気遣う送り手の思いが伝わるとっておきのひと品。そのまま食べるのもよし、蒸してよし、焼いてよし、揚げてよし、和えてよしの万能食材は、次世代を担う子どもたちにこそ食べて欲しいやさしい“おふくろの味”だった。

とうふショップエハラ
所在地：東京都北区神谷1-28-1 
電話番号：03-3911-5884
営業時間：8:00～20:00
定休日：日曜日、年末年始