副館長 夛川さんインタビュー

子どもも保護者もホッと居心地のよい地域の子育て支援拠点を目指す/CAP’S蓮根児童館(東京都)


名称に“児童館”が付いていることで、乳幼児を連れていくことはできるの?と思っている方がいるかもしれません。そのような方はぜひ、最後まで読んでください。「CAP’S蓮根児童館」は、利用者の9割以上が乳幼児とその保護者。特に多いのが0歳・1歳児です。階段を上がって扉を開けると、スタッフさんが笑顔で出迎えてくれます。とても明るい雰囲気なので、初めての方でもすぐに居心地の良さを感じます。そこで今回は、「CAP’S蓮根児童館」の魅力を、副館長を務められている夛川(たがわ)さんにお話を伺いました。

板橋区の全児童館が「CAP’S」にリニューアル

「CAP'S蓮根児童館」副館長 夛川(たがわ)さん
「CAP'S蓮根児童館」副館長 夛川(たがわ)さん

――2016(平成28)年度から板橋区の全児童館は、子育て応援児童館「CAP’S(キャップス・Children And Parents’Station)」としてリニューアルされたと伺いました。

夛川さん:板橋区放課後対策事業「あいキッズ」がスタートしたことで、小学生の安全な居場所が確保されました。そこで区の児童館は、主に乳幼児とその親御さんが対象の支援施設へとリニューアルすることになったのです。現在は主に乳幼児向けのプログラムをしていますが、小学生以上が本を読んだりゲームで遊ぶことができるお部屋もあります。

2016年から子育て支援施設「CAP'S」としてリニューアル
2016年から子育て支援施設「CAP'S」としてリニューアル

――「CAP’S蓮根児童館」の乳幼児プログラム・子育て相談・イクメン講座についても聞かせてください。

夛川さん:運動会、クリスマス会といった季節行事のほかに、乳幼児プログラムは毎日実施しています。0歳はひよこ、1歳児はうさぎ、2歳児以上がくま、3~5歳児がぞうといった具合に、年齢ごとに分けたプログラムで、子育て、親子での遊びの楽しさを感じられるような支援を行っています。また、子育てに関することで、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。ご要望があれば、専門機関への紹介や情報提供もしています。他にも保護者向けに「子育て応援教室」や「イクメン講座」も実施しています。

さまざまな乳幼児親子向けのプログラムを開催
さまざまな乳幼児親子向けのプログラムを開催

子どもたちと地域をつなぐ場所として

――利用状況を教えていただけますか?

夛川さん:平均すると1日で約50組100名の方がいらっしゃいます。割合としては0~1歳が一番多いですね。

利用目的は様々だと思いますが、親子の友だちづくりや情報交換の場としての期待や、集団活動を通して社会性を身につけさせたいという方が多いように感じます。子育てをしていると、時に孤独になってしまうことがあると思います。そんなときに当館を利用し、お子さん同士も親御さん同士も交流し、リフレッシュしていただけたらなと思います。

保護者同士、子ども同士の交流も生まれる
保護者同士、子ども同士の交流も生まれる

――地域の方々と取り組まれていることはありますか?

夛川さん:毎年春に「城北公園」で「蓮根桜まつり」が開催されます。このイベントでは地域の方と協力しあって出店・運営をしています。他には地域の高齢者をご招待して子どもたちと交流していただくことも。また、逆に「子どもたちのために」と、わざわざおもちゃを持ってきてくださった方もいらっしゃいました。とても穏やかであたたかい時間で、地域の方に支えられていることを実感しています。

館内の様子
館内の様子

利用者一人一人に寄り添う、きめ細かいフォロー

――利用者と接するなかで、特に心がけていることを聞かせてください。

夛川さん:児童館は、保育園や幼稚園のように何時に何人の利用者が来るのかは分かりません。それぞれの年齢や目的も異なりますから、我々としては何よりもコミュニケーションに重きを置き、それぞれに合った声がけができるように努めています。リフレッシュしたい人、子どもを遊ばせたい人、子育ての悩みを持つ人などひとそれぞれの目的があると思いますので、それに合わせて柔軟に接することができたらと思っています。

コミュニケーションに重きを置く
コミュニケーションに重きを置く

――「CAP’S蓮根児童館」からのメッセージがあればぜひお願いします。

夛川さん:出産後、訪問する機会が増える「志村健康福祉センター」が近いため、そこで当館を知っていただく方は多いのですが、どうしても“児童館”という名称が付いていることから、乳幼児親子でも楽しく安全に過ごせることを知らない方も多いように感じます。でも、同じように子育てしている方がたくさん来ていますので、安心して遊びに来てください。最初は緊張するかもしれませんが、まずは一度ぜひ来ていただきたいです。お待ちしています。

気軽に来て安心して過ごせる、子育て世代に心強い施設
気軽に来て安心して過ごせる、子育て世代に心強い施設

子育てにぴったりの街、志村・蓮根

――子育てという観点も含め、志村・蓮根エリアの魅力を聞かせてください。

夛川さん:住環境としては「城北公園」が近くにあり、自然が多い点は特に魅力だと思います。また、ここで出会う人たちは本当にあたたかい方が多いなと感じます。また、この街を出られた方が結婚して戻ってこられたという話もよく聞きます。「故郷だから」という理由以外にも、きっと“住みやすさ”があるからではないかなと思います。

自然が多く、あたたかな街
自然が多く、あたたかな街

★「CAP’S蓮根児童館」の利用者さんに聞きました!★

利用者の方に聞きました!
利用者の方に聞きました!

――「CAP’S蓮根児童館」を利用されるようになったきっかけ、また目的を教えてください。

Aさん:近くに住んでいたのが大きいですね。子どもが入園する前に、同世代の子どもたちと触れ合うなどして、社会性を身につけてほしいなと思って来てみました。

Bさん:「志村健康福祉センター」で施設のことを知りました。子どもは保育園に通っているわけではないので、集団生活を経験させるのにいいなと思いました。

――子育てする上で、この街の好きなところを教えてください。

Aさん:子どもが多いような印象を受けます。公園に行っても、誰かしらお友だちや知っている方がいますね。。

Bさん:この街は私の地元ではないのですが、子どもを連れていると年配の方がお声がけしていただくこともあります。人の温もりが感じられる街ですね。

子育て世代も多く、昔ながらの穏やかさや温もりが残る街
子育て世代も多く、昔ながらの穏やかさや温もりが残る街

CAP'S蓮根児童館
CAP'S蓮根児童館

CAP’S蓮根児童館

副館長 夛川さん
所在地:東京都板橋区蓮根2-6-15
電話番号:03-3968-0688
URL:http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_sections/hasuj/
※この情報は2019(平成31)年3月時点のものです。

子どもも保護者もホッと居心地のよい地域の子育て支援拠点を目指す/CAP’S蓮根児童館(東京都)
所在地:東京都板橋区蓮根2-6-15 
電話番号:03-3968-0688
開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始(12/29~1/3)
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_sect..