大人から子どもまで誰もが楽しめる/荒川総合スポーツセンター 染谷忠勝さん
荒川総合スポーツセンター
運営支配人 染谷忠勝さん
大人から子どもまで。
誰もが楽しめる「荒川総合スポーツセンター」。
「南千住」駅から徒歩10分ほど、「南千住警察署」の隣にある「荒川総合スポーツセンター」は、荒川区最大規模を誇る室内型総合運動施設として、体育室をはじめ多くの設備を備えている。近年はキッズ向けのスペースを充実させたことで、親子連れの利用も増えているという。
今回はこちらの運営支配人を務める染谷忠勝さんに、施設の特徴と使い方、地域の魅力についてお話を伺った。
「荒川総合スポーツセンター」の概要について教えてください
こちらは30年ぐらい前にできた施設でして、荒川区の公共施設として、区民の方に運動できる施設を提供するという目的で生まれました。荒川区で最も大きな総合スポーツセンターということで、さまざまな設備を備えながら、団体、個人、教室と、さまざまな用途にお使い頂いています。
どのような施設・設備が揃っているのでしょうか?
館内には体育室が大体育室と小体育室のふたつ、25m温水プール(7レーン)、幼児プール、トレーニングルーム、剣道場、柔道場、卓球場、弓道場、ライフル場がございます。3年前には、センター入り口のところに新しく「キッズルーム」もできまして、こちらも好評をいただいているところです。利用については、館内1階の受付で手続きいただいて、それぞれの施設や教室を利用していただくという形になります。
体育室は教室利用と団体利用、個人利用が主になっていまして、大体育室はバスケットが2面、バレーボールが3面取れまして、観客席もありますので、各種大会をはじめ、体操教室、トランポリン教室、球技教室、フィットネス教室、ストレッチ系の教室など、幅広い用途に使用していただいています。小体育室も同じようにいろいろにお使いいただけますが、バスケットコートが1面取れるほどの、やや小さなスペースとなっています。個人利用は、バドミントンを主に、バレーボール、バスケットボールの利用も可能です。
温水プールについては、教室の部分と個人利用の部分をレーンによって分けていますので、いつ来ていただいても個人利用が可能ですし、同時に年齢別のいろいろな水泳教室も行っていますので、幅広く利用していただけるかと思います。スイムキャップが必要ですので、その点をご注意いただければと思います。
個人利用は営業時間中はいつでも、朝は8時から、夜は10時15分(最終受付は9時30分)まで利用していただけます。7レーンありますので、教室のあるときはいくつかのレーンを教室用にして、それ以外は個人利用にしています。
スタジオについては、フラダンスやチアダンスなどの子ども向けレッスンやヨガ、ピラティス・エアロビクスなどの大人向けレッスンを行っています。 トレーニングルームは個人で利用してもらうもので、貸し切りなどはできません。専属のトレーナーを付けるようなこともできませんが、スタッフは常駐していますので、使い方などは気軽に聞いていただけるようになっています。皆さんそれぞれ自由に使っていただけるのが魅力なのかな、と思います。
剣道場、柔道場、ライフル場があるというのは珍しいですね
そうですね、特に柔道場、ライフル場に関しては他区を含めても珍しいかと思います。
剣道場と柔道場はそれぞれ「第一武道場」「第二武道場」と言っておりまして、それぞれ133畳の広さで、第一は板張り、第二は畳敷きになっています。剣道場では剣道の団体利用や大会利用もありますし、個人でヨガや太極拳などで利用される方もおられます。柔道場はやはり柔道を中心に、空手などでも時々利用されます。大会などもよく行われていますよ。
弓道場については、個人、団体、教室と色々な利用が可能ですので、気軽にお問い合わせいただければと思います。
ライフル場については、「ビームライフル」と「エアライフル」の2種類をご利用いただけます。ビームライフルは中学生以上、エアライフルは資格を持った方だけの利用となります。
キッズルームが親子連れに人気ということですが、どのような施設なのでしょうか?
こちらは2011(平成23)年の3月にできた新しい施設でして、全面にウレタンマットを敷いて安全性を第一に考えたスペースに、トランポリン、エアー滑り台、うんてい、クライミングウォールを備えまして、小さなお子さんや、体を動かすことが苦手なお子さんでも、安全で楽しく使える施設となっています。乳児用と幼児用のスペースが分かれていますので、乳児でも安全に遊ばせることができますよ。
キッズルームでは午前10時から午後1時と、午後5時から6時の2つの時間帯にトランポリン教室、うんてい教室などさまざまな教室(有料)をやっていまして、親子で参加するものも、お子さんだけで参加するものもありますので、いろいろな形でご利用いただいています。午後2時から5時までの間は、教室がありませんので、自由に使っていただくこともできます。
利用は無料ですが、開放時間の3時間を1時間毎に区切った登録制を取っていますので、事前に登録していただいての利用となります。詳しい方法はセンターまでお問い合わせください。基本的には乳児から未就学児までのお子さんを対象とし、保護者同伴での利用となります。
区内在住の人と区外の人では、料金や利用優先度に違いがあるのでしょうか?
ここは荒川区の施設ですが、すぐ近くの三ノ輪などは台東区ですので、実際には荒川区以外の方もかなりいらっしゃっています。
利用料金の違いはありませんが、教室については最初に荒川区内の方向けの募集を行って、その後に区外の方の募集をするということで、荒川区内の方が優先されるように配慮しております。キッズルームの開放時間に関しても、区内の方は1日に2枠まで、区外の方は1日に1枠までとなっています。
教室もいろいろ開いているようですが、どのようなものがありますか
現在、大人と子どもを合わせてだいたい30~40ほどのスクールがありまして、大人と子どもの割合としては半々ぐらいです。水泳などですと、子ども向けのスクールのほうが若干多いかもしれません。年齢別、習熟度別になっていますが、特に60歳以上を対象にした、高齢者向けの教室などもあります。
講師については、私たちが行うものもありますし、専門のインストラクターに依頼しているものもあります。私は主に子どもの器械体操 トランポリン教室を担当しています。
人気の教室ということですと、子ども向けは水泳、体操、トランポリンなどが比較的人気ですね。特に水泳は教室の数もすごく多いです。大人向けですと、ヨガやピラティス、卓球などが人気ですね。
託児付き教室というのは何でしょうか?
大人向けの教室の中に幾つか、数は限られてしまいますが、託児サービスが付く教室がありまして、その間はこちらのスタッフが教室の時間の間、お子さんを預かっております。
小さいお子さんを持つ方ですと、日頃なかなか身体を動かす機会が無いですから、とても好評を頂いていますね。子育て世代向けのイベントの時などの時にもやっていますので、お子さん連れの方もぜひ気軽に、センターをご利用いただければと思います。
最後に、南千住エリアの魅力についてお聞かせください。
スポーツセンターの周辺については、下町のほのぼのとした空気があって、昔のいい雰囲気が残っていると思います。その一方で、「南千住」駅周辺については、新しいショッピング施設もできたり、ファミリー層の方にも住みやすい環境もできていますので、同じ南千住という地名ですけれど、下町の雰囲気があったり、近代的な使いやすい町並みがあったり、という点が魅力なのかと思います。
それから、利用される方も街を歩いていらっしゃる方も、とても優しくて、気軽に声をかけてくださる方が多ですね。私としては、そういうところも素敵だな、と思っています。
今回、話を聞いた人
荒川総合スポーツセンター
運営支配人 染谷忠勝さん
住所:東京都荒川区南千住6-45-5
電話番号:03-3802-3901
開館時間:8:00~22:30
休館日:無休(年始、施設点検休館あり)
http://www.arakawa-sposen.com/
※「荒川総合スポーツセンター」は本サイトに広告を出している企業とは一切関係がございません。
※記事内容は2014(平成26)年5月時点の情報です。
大人から子どもまで誰もが楽しめる/荒川総合スポーツセンター 染谷忠勝さん
所在地:東京都荒川区南千住6-45-5
電話番号:03-3802-3901
開館時間:8:00~22:30
休館日:年始(1/1~1/3)
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a017/s..