笑顔、喜び、楽しさいっぱいの保育園/KEYAKIDS(ケヤキッズ) みらいキッズ有限会社代表 石川康代さん


KEYAKIDS(ケヤキッズ) みらいキッズ有限会社代表 石川康代さん

笑顔、喜び、楽しさいっぱいの保育園
「KEYAKIDS(ケヤキッズ)」

「松戸」駅の西口から徒歩で3分ほど。大通り沿いのビルにある駅前型の認可外保育所「KEYAKIDS(ケヤキッズ)」は、子どもたちの“工作教室”から始まったという異色の経歴をもつ私立保育園。子どもたちの才能をのびのび伸ばしたい、という時代のニーズにマッチして、近年人気を増しているという。今回は工作教室の生みの親であり、現在も園の代表として現場に立ち続ける石川康代さんにお話を伺った。

子どもたちがとっても元気ですね。工作教室から始まった園ということですが、その生い立ちについて教えていただけますか?

Keyakids松戸インタビュー
Keyakids松戸インタビュー

「KEYAKIDS」はもともと工作教室として2001(平成13)年にスタートしたものが始まりです。私自身、それ以前は幼稚園教諭をしていたんですが、幼稚園は一斉保育ですから、カリキュラムに沿って、ある程度決められたことをやるいというものでした。それはそれでいいんですけれども、子どもの発想はすごいですから、私としては、その部分をもっと膨らませてあげられたらいいな、という思いがありまして、工作教室を開いたんです。

そうしましたら、保育園が不足しているということもあって、たくさんの子どもたちが来るようになりまして、そのうち「午後もやってほしい」「土曜日もやってほしい」などの要望も、保護者の方から上がってくるようになったんですね。だったらちゃんと登録して、保育園にしようと思いまして、2006(平成16)年から今の形、認可外の保育園になりました。

「KEYAKIDS」ならではの特長はどんな点なのでしょうか

Keyakids松戸インタビュー
Keyakids松戸インタビュー

やはり、「工作教室の特色を残した保育園」というのが一番だと思います。子どもたちが自分で廃材などの材料を見つけて、工作を始めることができるんですね。材料は家庭から持ってくるものもありますし、保護者の方が「これは使えるんじゃないか」ということで持ってきてくださったものもあります。そこから子供たちが自分で使いたい材料を見つけて、工作に使います。

ですから、他の園から移ってきた子などは、「何を作っていいの」とか、「やっていいんですか?」など、最初はちょっと戸惑ってしまうこともありますけど、すぐに、どんどん自由にやっていくようになります。もちろん通常の保育園の活動もしますから、そこにプラスして、工作をやっている感じですね。工作を通して、チャレンジして実行することの喜びを感じてもらうとともに、「創造性に富んだ自立能力」を伸ばしていければと思っています。

認可外保育園というのは行政からの補助金が出ないので、設備などは認可園と比べて少し落ちるとは思うんですが、その分やりたいようにやれますから、思いっきり“自分たちが目指す理想の保育”に向かって頑張っております。

スタッフの皆さんはどのような方々なのでしょうか

Keyakids松戸インタビュー
Keyakids松戸インタビュー

工作と同じくらいに「人選」にもこだわっていまして、採用の時にも、「人間性が豊かで、子どもたちが気遣いなく付き合えて、子どもの楽しさのために情熱を注げる人」だけを採用していますので、素晴らしいスタッフが揃っています。こういう成り立ちの保育園ですから、自然とそういう人が興味を持って集まってくるんですね。スタッフの熱意の高さもまた、園としていちばん自信があることころです。

子どもたちに接する際、特に心がけている点などを教えてください

Keyakids松戸インタビュー
Keyakids松戸インタビュー

スタッフ共通の認識として、ご家庭の代わり、お母さんの代わりになって、なるべく子どもたちがのびのびできるように、環境や関係を作るように心がけています。大切なお子さんを「預ける側」「預かる側」と捉えるのではなくて、スタッフと保護者の方がお互いによく理解し、協力しあって、一丸となって子どもたちを育んでいければ、と考えています。

保育園の機能として、変わったところなどはありますか?

Keyakids松戸インタビュー
Keyakids松戸インタビュー

基本的な部分は保育園ですので、朝の7時から夜の8時までの保育に対応していますし、一時保育も行っています。年齢は1才から5歳まで、定員は約80名となっています。

午前中は運動、歌、リトミックなど基本的なカリキュラムがあり、給食と昼寝をはさんで、午後に自由工作の時間があります。また、毎日「輝きの時間」ということで、保育室内や公園の清掃作業もしていたり、定期的に図書館に出かけたりもしています。

利用コースに関しては保護者の方の声を生かして体制を作ってきましたので、週5・6日の基本コース、月に5時間、10時間、20時間など時間単位で利用するコース、月に10時間から150時間まで、自由に時間を組めるランダムコースなど、きめ細かな時間設定をしていただるようになっています。

利用されるのは近隣の方がほとんどですか?

Keyakids松戸インタビュー
Keyakids松戸インタビュー

もちろん徒歩圏内、自転車圏内の方が半数以上なのですが、「松戸」駅から徒歩すぐという立地なので、それ以外にも「松戸」駅で途中下車をして預けられる方や、他の駅のエリアから車で来て、保育園の近くの1日パーキングに駐めて、園に寄ってから出勤される方もけっこういらっしゃいます。

園のイベントとしては、どのようなものがあるのでしょうか

イメージ画像
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やはり工作を中心としていますので、毎年夏に行われる“作品展”には力を入れています。お部屋の中全体を遊園地やプレイランドのような雰囲気に飾って、保育士も自分たちのコスチュームを作ってお迎えしますので、子どもたちも保護者の方も、楽しんでいただけると思いますよ。ほかにもお楽しみ会、親子イベント、ハロウィン、クリスマス、おもちつきなど沢山のイベントがあります。10月には「まつど祭り」のYOSAKOIにも参加していますし、イベントは多いほうだと思います。

松戸の魅力について教えてください

Keyakids松戸インタビュー
Keyakids松戸インタビュー

私自身も松戸で生まれ、松戸で育ってきましたが、とにかく本当に便利なところですね。交通の便はすごくいいですし、お店や公的機関が駅の周辺にまとまっていますので、小さなお子さんを連れたままでも、いろんな手続きがしやすいです。必要なものは全部、「松戸」駅の周りで揃ってしまいます。

その一方で、駅前からちょっと歩けば江戸川にも出られますし、自然にも触れやすい環境だと思います。「KEYAKIDS」でも日々の散歩で「平潟公園」や江戸川に行ったりしています。すごく地元の方との交流がありますから、そんなところも楽しいと思います。「KEYAKIDS」でも市民まつりや、近くの松戸神社の祭りにも参加せていただいています。地元の方にも本当にかわいがっていただいて、子どもに温かい土地柄ですね。

便利で自然もあって、人も温かくて。松戸はずっと長年住んでいる自分にとっても、とても住みやすい街です。

 
Keyakids松戸レポート
Keyakids松戸レポート

今回、話を聞いた人

KEYAKIDS(ケヤキッズ)

みらいキッズ有限会社代表
石川康代さん

住所:千葉県松戸市本町12-12
電話番号:047-308-0554

※記事内容は2013(平成25)年2月時点の情報です。

笑顔、喜び、楽しさいっぱいの保育園/KEYAKIDS(ケヤキッズ) みらいキッズ有限会社代表 石川康代さん
所在地:千葉県松戸市本町12-12 中山ビル2F
電話番号:047-308-0554
http://www.hellomatsudo.com/0473080554/