鶴舞家

うな丼の発祥は、「牛久沼」のほとりにあったうなぎ屋さんだというのである。

鶴舞家
鶴舞家

うな重ではなく、うな丼である。伝説によると、茨城は常陸太田出身で、現在の中央区日本橋人形町で芝居小屋の興行主だった大久保今助という人が、偶然にもうなぎをご飯の上に乗せて食べたらうまかった、というところが始まりだというのである。それに由来して、うな丼を出す店が「牛久沼」の湖畔に並んだのだそうだ。創業100年を越える店もあるとのこと。

そんな老舗が並ぶ牛久沼湖畔のお店の中から、今回は「鶴舞家」を訪ねてみた。

どうやら年輩の来店客が多いようで、「うなぎを食べに行くなら鶴舞家!」とこだわるお年寄りの方もいるそうだ。訪ねて行った時、個室と思しきところからお会計に出てくるご家族の姿も見受けられ、なるほど、老舗なのだなあ、と感じさせられる。

鶴舞家
鶴舞家

何はともあれうな丼だ、と思いつつも、一緒にうなぎの肝焼きなども頼んでみる。現れた肝焼きは、これがとても大きい。肝というと苦みがあるのは当然なのだが、その苦みが上品な味わいに仕上がっているのは、さすがである。全て炭焼きにしている、ということだからなのだろうか、これなら肝が苦手、という人でもするりといけてしまうのではないか、と思う。

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