下町情緒の薫る街 地元で生まれ育ったそば職人が語る「町屋」/うじいえ 店主 氏家洋治さん

うじいえ
店主 氏家洋治さん

下町情緒の薫る街
地元で生まれ育ったそば職人が語る「町屋」

東京都荒川区インタビュー
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細い路地が入り組んだ住宅地のなかに佇む隠れ家的なお店として、知る人のみぞ知る「うじいえ」。銀座で修行をしたのち、新宿で開業しそばを打ち続けて30年、テレビや雑誌など数々のメディアで紹介されるほどの技術と経験を生かしたお店が2013(平成25)年に町屋にオープンした。地元町屋で生まれ育ったそば職人の氏家洋治さんに「町屋」の魅力についてお話を伺いました。

まず町屋でお店を開いたきっかけを教えてください。

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銀座で修行をしたのち、新宿御苑で17年間お店を開いておりましたが、閉店して心機一転新しいお店を開こうと考えまして、家族が側にいる生まれ育った町屋にお店を開くことを決心しました。地元の人でも迷ってしまうとよく言われる今のお店は、実は実家の敷地内にあるんです。

下町のイメージのある町屋で大衆的なそば屋ではなく、本格的な手打ちそばにしたのは何故ですか?

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“近隣には無いお店にしたい”というのがまず考えとしてあったのですが、新宿で好評だった創作そばではなく、はじめは地域性も考えて一般的なそばを提供していました。しかし、1年が経って町屋の人たちも季節を楽しむ〈春〉の「桜切りせいろ」や〈秋〉の「柚切りせいろ」など食に対する興味や関心が高いことに気がつきました。今後は「野菜ソムリエ」の資格を生かした和洋を織り交ぜた一品料理も積極的に提供していきたいと考えています。

そばはもちろん、天ぷらやフランス料理の技法を取り入れた一品料理も評判のようですが、はじめて訪れる人におすすめの楽しみ方を教えてください。

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季節の野菜や食材を使った4、5品の料理とせいろそば、甘味の「夜のおまかせコース」を3,000円から提供しています。普段あまり見かけることのない野菜も全国から取り寄せていますので、初めて食べる食材に出会えるかもしれません。

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座席もカウンター7席と個室は10名まで利用できるので、おひとりからご家族のお祝い事などでもご利用いただいています。週末は予約でいっぱいになることも多いので、来店の前に問い合わせをしていただくと助かります。

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またランチタイムには車海老2尾に野菜を3品盛りつけた「天せいろ」や国産の鴨肉を使った「鴨汁せいろ」も人気で、まずは気軽に立ち寄って欲しいですね。

お店づくりにおいて新宿と町屋とでもっとも異なる点は? また町屋の良いところは?

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町屋にはまだ下町風情というのが残っていて、道路で行き交う人みな顔見知りのような感覚があります。地元の同級生や先輩、後輩、またその家族などカウンター越しに仕事をしていると、「もしかして○○中?」「そう○年卒♪」などと身近な話題で盛り上がります。

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新宿ではテレビや雑誌などにもたびたび紹介され、いろいろな経験もさせていただきましたが、そばひと筋30年の職人として“ただ良い仕事をしたい”という想いで開いたお店ですから、地元の人に愛され親しんでもらえるのが何よりの悦びです。

はじめて「町屋」で生活する人におすすめのスポットや思い出の場所などはありますか?

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学生時代は野球に明け暮れていたので、思い出は河川敷の景色しか思い浮かびません(笑)それと歩いて7、8分ほどの場所にある「尾久の原公園」は季節を迎えると桜も咲いていて整備されたきれいな公園です。ぜひ散歩がてら立ち寄ってみてください。

東京都荒川区インタビュー
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今回、話を聞いた人

うじいえ店主

氏家洋治さん

所在地:荒川区町屋3-5-13
電話番号:03-6807-8538
URL:http://www.sobaujiie.com/

※記事内容は2014(平成26)年4月時点の情報です。

下町情緒の薫る街 地元で生まれ育ったそば職人が語る「町屋」/うじいえ 店主 氏家洋治さん
所在地:東京都荒川区町屋3-5-13 
電話番号:03-6807-8538
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:00
定休日:月曜日
http://www.sobaujiie.com/