サッカーをすることの楽しさと喜びを伝えたい/南流山少年サッカークラブ/クラブ庶務 大川富士美さん
南流山少年サッカークラブ
クラブ庶務 大川富士美さん
サッカーをすることの
楽しさと喜びを伝えたい
「南流山少年サッカークラブ」
休日に、南流山の「江戸川河川敷グラウンド」を訪ねると、子どもたちの元気な声が聞こえてくる。「南流山少年サッカークラブ」の高学年チームの練習が行われているのだ。
「南流山少年サッカークラブ」では、南流山地区と鰭ヶ崎地区、その近隣地区の幼稚園児からママさんまで幅広い年代層がサッカーを楽しんでいる。サッカーの楽しさを知り、成長し、そこで生まれた友情はクラブを離れても続いていくそうだ。今回は、クラブ庶務の大川さんに、クラブの活動の魅力について詳しくお話をうかがった。
「南流山少年サッカークラブ」ばどんな経緯でスタートしたのでしょうか?
クラブの創設は1993 (平成5)年5月5日です。コーチ・スタッフ3名と選手6名で、流山市のなかでは7番目の少年サッカークラブとして発足しました。現在の会長が、なかなか試合に出られない子どもを集めてサッカーの楽しさを教えたいと思ったことがきっかけです。
現在も、「全員が楽しくサッカーに親しみ、技術を向上させていこう」をテーマに活動しています。
在籍しているメンバーの年齢と活動場所について伺えますでしょうか?
「南流山少年サッカークラブ」は、幼稚園児から小学6年生までの子どもたちと、ママさんチームで構成されています。
練習日は第1・3・5土曜日と、日曜日・祝祭日。園児と小学校低学年の子ども、そしてママさんは「流山市立鰭ヶ崎小学校グラウンド」で、小学校高学年の子どもは「江戸川河川敷グラウンド」が練習場所となります。
学年別の戦術、多彩な練習メニューがあります。市大会や県大会、招待試合、カップ戦にも参加するなど、できるだけ子どもたちが試合を経験できるように努めています。
「ママさんチーム」についても少し詳しく教えてください。
市内には7つの少年サッカークラブがあるのですが、いずれもクラブ内にはママさんチームがあります。子どもたちの試合は11人制と8人制ですが、ママさんチームはフットサル形式の5人制。子どもたちだけでなく、私たちも思い切りサッカーを楽しんでいます(笑)。
「南流山少年サッカークラブ」が掲げている目標はありますか?
決して強豪チームというわけではありませんが、6年生が参加する卒業生大会に優勝させてあげたいというのが会長をはじめとしたコーチ陣の想いです。
4年生から、具体的にその目標見据えて練習に取り組み、生涯忘れられない思い出をつくってもらえたらと考えています。
子どもたちには、クラブ活動を通じて何を学び、どのように成長してほしいとお考えでしょうか。
成長とともに、サッカー以外にも興味のあることが出てくると思います。受験が控えていれば、勉強とも両立させなくてはなりません。でも、それでも諦めずに、ひとつのことを続けるという姿勢を大切にしてもらえたらと考えています。
それと、好きなサッカーができるのは、色々とサポートしてくれる人がいてこその話ですから、休日に指導をしてくれるコーチや、グラウンド整備をして頂いている会長。そしてサッカーをさせてもらっている親御さんに対して、感謝の気持ちを持ってもらいたいですね。アットホームな雰囲気の中でも、挨拶などの礼儀・マナーは重視し、子どもたちにしっかりと伝えています。
練習中の子どもたちの様子はいかがですか?
仲良く楽しんでサッカーをしていますね。年齢が違っても、いわゆる体育会の上下関係は存在しません。例えば、遠く八王子に引っ越しても、「南流山少年サッカークラブがいい!」と電車を乗り継いて通ってくる子どももいるくらいです。温かい雰囲気のなか、純粋にサッカーを楽しんでいる子どもが多いように感じます。
サッカー以外の活動もされているのでしょうか?
行政が主導する街の「クリーンアップ作戦」があるのですが、クラブとしては積極的に参加するようにしています。ゴミがなくなり街がきれいになる。そして子どもたちにも楽しんでもらえるわけですから正に一石二鳥です(笑)。
「南流山少年サッカークラブ」を今後どのようなクラブにしていきたいですか?
“サッカーを楽しむ”という設立当初のテーマを大切にしながら、これからも同じように活動していけたらと思います。新メンバーを募集しているので、まずは気軽に見学にきてもらえたら嬉しいですね。子どもはもちろんですが、ママさんチームのメンバーや、子どもたちと一緒にサッカーをしてくれるコーチも募集中です!楽しい時間を、新しいメンバーとともに分かち合いたいですね。
“子育て”という観点では、南流山エリアはどのように映りますか?
私が子育てをしたときと比べると、最近では行政のサポートや子育て施設は格段に充実しています。たとえば、送迎保育ステーションと市内の指定保育施設とをバスで結ぶ「送迎保育システム」も、そのひとつに挙げられると思います。私が住んでいるマンションにも若い方が増えているので、そうしたことからも子育てのしやすい街だと感じます。
最後に、新しく南流山エリアで生活される方にメッセージをお願いします。
子育てだけでなく、アクセス性を含めた生活利便性が整っています。松戸エリアにも柏エリアにも近いのに、一方で自然もたくさん残っています。色々な面で便利なのに、落ち着いた環境があるというのが何よりも魅力ですね。
今回、話を聞いた人
南流山少年サッカークラブ
クラブ庶務 大川 富士美(おおかわふじみ)さん
練習場所:江戸川河川敷グラウンド(小学4~6年生)
流山市立鰭ヶ崎小学校グラウンド(年長・小学1~3年・ママさん)
練習日:第1・3・5土曜日、日曜日と祝祭日
URL: http://minamisc.com/
※2014(平成26)年4月実施の取材にもとづいた内容です。 記載している情報については、今後変わる場合がございます。
サッカーをすることの楽しさと喜びを伝えたい/南流山少年サッカークラブ/クラブ庶務 大川富士美さん
練習場所:江戸川河川敷グラウンド(小学4~6年生)、流山市立鰭ヶ崎小学校グラウンド(年長・小学1~3年・ママさん)
練習日:第1・3・5土曜日、日曜日と祝祭日
http://minamisc.com/