今さら聞けないマンション用語 管理・サービス編

マンションを買う前に、ぜひ知っておきたい用語集。購入前におさえておきたい管理に関する用語を紹介しましょう。情報収集やモデルルーム見学の際に参考にしてください。

●管理組合
マンションの管理を行う主体となる団体。マンションを購入した人(区分所有者という)は、そのマンションの管理組合に必ず入ることになる。全員参加が原則の総会で理事会を選任し、理事会が日常の管理運営を担う。清掃や点検などの業務は管理会社に委託するケースが多い。

●管理費
マンションに入居後、居住者(区分所有者)が管理組合に対して毎月支払うお金。管理組合の運営や管理会社への業務委託費、管理員の人件費などに充てられる。

●修繕積立金
建物のエントランスや外壁、外廊下など共用部分の修繕費用に充てるため、居住者が毎月積み立てるお金。

●修繕積立基金
外壁など共用部分の修繕のために、入居時に一時金として支払うお金。毎月徴収される修繕積立金の負担を抑える意味もある。金額はケースバイケースだが、30万円前後が一般的。

●長期修繕計画
マンションの共用部分を定期的にメンテナンスするために作成する、20年~30年といった長期にわたる修繕の計画のこと。計画に基づいて実施する大がかりな修繕工事のことを「大規模修繕工事」と呼ぶ。

●管理会社
マンション居住者で構成される管理組合をサポートし、日常の清掃や管理員の派遣、管理組合の会計事務などを手がける会社。マンションデベロッパーの子会社である場合も多い。管理会社に委託せず、管理組合が自主的に管理するケースもある。

●24時間有人管理
マンション内に24時間、担当者が常駐して管理する体制のこと。昼間は管理員、夜間は警備員などと交替制になっている。管理員が住み込みで常駐するケースは夜間が勤務時間外となるので、通常は24時間有人管理には含まない。

●アフターサービス
引き渡しから一定期間、建物や設備に不具合が発生した場合に、売主の負担で修理してもらえるサービスのこと。保証期間は部位や不具合の内容によって決められる。あくまでサービスなので、法律で義務づけられた瑕疵担保責任とは異なる。

●コンシェルジュ
フランス語で共同住宅の管理人、またはホテルで観光案内や交通機関・観劇などのチケットの手配などをする係のこと。大規模マンションやタワーマンションではエントランスに管理人とは別にコンシェルジュを配置し、宅配やクリーニングの取り次ぎ、共用施設の予約などを担当させるケースが増えている。

 

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