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駅北側の再開発を控え、さらなる進化が期待される武蔵小杉の将来像

2017年12月15日

1990年代からスタートし、長年にわたって大規模な開発が進められてきた「武蔵小杉」駅周辺エリア。先行して開発がすすめられた駅南側の再開発事業が一段落し、次なる再開発の舞台として駅北側エリアが注目されている。変化し続ける街、武蔵小杉。今回は「都市計画マスタープラン小杉駅周辺まちづくり推進地域構想」に基づき、市政の立場から将来のまちづくりの方向性を示し、新たな開発計画の適切な誘導・支援を行う「川崎市まちづくり局 拠点整備推進室」の部長である白井さんにお話を伺った。

「武蔵小杉」駅南口のタワーマンション群「武蔵小杉」駅南口のタワーマンション群

マスタープランに基づき進められる再開発

再開発によってさらなる進化を遂げる、武蔵小杉の将来像とは?「川崎市まちづくり局 拠点整備推進室」部長 白井さん

――「武蔵小杉」駅周辺の再開発事業はどのように開始されたのでしょうか

白井さん:もともと「武蔵小杉」駅周辺には、大きな工場や企業が所有するグラウンドなどが数多くありましたが、そうした工場などが移転することになり、広大な土地が駅周辺に現れました。「武蔵小杉」駅はJR線や東急線のターミナル駅としてアクセス性に優れていますが、計画性のないまま周辺開発が進められれば、道路も整備されず、さらなる発展が期待できない街になってしまいます。そこで、これらの土地を適切に有効活用すべく、川崎市が「都市計画マスタープラン」に基づき計画的なまちづくりを行うことになったのです。

 

――「小杉駅周辺地区のまちづくり」のコンセプトを具体的に教えてください

白井さん:駅周辺を広域拠点と位置づけ、玄関口としての役割、都市拠点としての役割を果たすために、“歩いて楽しいまち”、“環境共生型のまち”、“豊かに暮らせるまち”の3つを基本コンセプトとしています。簡潔に言うと、公共施設を再整備・改善し、商業・業務・文化交流・医療・文教・都市型居住など、街の様々な機能を駅周辺に集積させることで、“歩いて暮らせるコンパクトな街”にするというものです。

再開発によってさらなる進化を遂げる、武蔵小杉の将来像とは?将来都市構想図(引用:川崎市HP) ※クリックで拡大

引用:川崎市HP「川崎市都市計画マスタープラン小杉駅周辺まちづくり推進地域構想」

これまでの再開発と街の変化

――これまでに完了した再開発事業について教えてください

白井さん:駅の南側については、着工が早かったので概ね事業は完了しています。複数の高層マンションが誕生したほか、2014(平成26)年には商業施設「ららテラス 武蔵小杉」「グランツリー武蔵小杉」が相次いで開業し、周辺の生活利便や賑わいも活気づきました。

「武蔵小杉」駅南口のタワーマンション群「武蔵小杉」駅南口のタワーマンション群
グランツリー武蔵小杉2014年に開業した「グランツリー武蔵小杉」

再開発によってさらなる進化を遂げる、武蔵小杉の将来像とは?小杉駅周辺地区の開発動向(引用:川崎市HP) ※クリックで拡大

2017(平成29)年4月26日 川崎市報道発表資料より2017(平成29)年4月26日 川崎市報道発表資料より

引用:川崎市HP「小杉駅周辺地区の開発動向(平成29年度4月現在)」

――再開発事業によってもたらされた変化をお教えください

白井さん:2017(平成29)年4月の発表によると、川崎市の人口が150万人を突破しました。市内7区のなかでも、再開発地区に該当する中原区、それも「武蔵小杉」駅周辺については、街の魅力や都市の活力向上により選ばれた結果、人口の増加が特に目立つエリアで、年々人気が高まっていっています。また、相乗効果で、同地区を生活圏とする周辺の駅も人気が高まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後の開発は駅北側を中心に進められる

駅北口で進行中の「仮称小杉小学校新築事業」駅北口で進行中の「仮称小杉小学校新築事業」

――「武蔵小杉」駅南側の再開発も一段落し、開発は北側に移っているそうですね

白井さん:「小杉町二丁目地区開発計画」は、現在工事が進められており、完了は2018(平成30)年の予定です。該当するA地区のタワーマンションには、住宅、商業施設のほかにコンベンションホールが入り、B地区には、住宅、商業施設、保育施設が入ります。いずれも高層の建物で、街の風景にツインタワーが加わることになります。また、同計画のC地区に該当する「大西学園中・高建替計画」は、2016(平成28)年4月に完了しました。

 

 

その北側では、医療、文教拠点として位置付け、大学病院を中心として高度医療・福祉機能の集積を目指した「学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画」が進められています。これは病院、大学のグラウンドとキャンパスを移転・再開発するもので、グラウンドに病院を移転し、病院の跡地にはタワーマンション、商業施設、高齢者施設などが建設される予定です。校舎の跡地には公立小学校が新設されるだけでなく、公園が整備されることになっています。

駅北側の再開発を控え、さらなる進化が期待される武蔵小杉の将来像学校法人日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画(引用:川崎市HP)

 

白井さん:また、今後の予定として「小杉駅北口地区地区計画」の内で「NEC小杉ビル」と「ホテル・ザ・エルシィ跡地」を対象地区とした(下記図参照)再開発の構想があります。

小杉駅北口地区計画小杉駅北口地区計画(引用:川崎市HP) ※クリックで拡大

引用:川崎市HP「小杉駅北口地区地区計画」

10年、20年後を見据えたまちづくりを推進

――今後の街の変化・発展に、更に期待が高まりそうですね

白井さん:現時点では、人口増加が続いていますが、日本全体がそうであるように川崎市も、やがては少子高齢化による人口減少の時代がやってきます。それを踏まえると、“歩いて暮らせるコンパクトな街”は、時代が求める新しい街の形なのかもしれません。「川崎市中原市民館」や駅前再開発ビルの5階・6階に入った「川崎市立中原図書館」のように、引き続き、公共・公益施設や都市基盤など利便性の高い整備を行っていきます。

川崎市立中原図書館川崎市立中原図書館

――今後の課題と展望を聞かせてください

武蔵小杉駅周辺JR横須賀線「武蔵小杉」駅

白井さん:大規模な開発事業が進むにつれ、街は注目を集めるとともに多くの方々に選ばれる街として人気も高まり、状況も変化しています。その一方で、新たな課題も生じております。早急な対応が求められるのが、駅の混雑緩和です。駅の利用者が増えることによるホームの安全性をいかに確保するか。より優先順位が高いのはJR横須賀線・湘南新宿ラインの「武蔵小杉」駅です。通学・通勤時間帯になると、ホームの混雑とともにエスカレーターに長い列ができます。行政としても鉄道事業者と協議をしていたのですが、つい先日、「JR東日本横浜支社」から、横須賀線ホームに接続する新たな改札とエスカレーターを設置し、南武線ホームの一部を拡幅するとの発表がありました。これほどまでに大規模な工事は、駅が開業してから初めてのことです。

行政は10年後、20年後のことを見据えて小杉駅周辺のまちづくりについて、「都市計画マスタープラン」に基づき、引き続き民間活力を生かしながら魅力あるまちづくりを推進していくわけですが、主役は地元に住んでいる方や商売をされている方、また民間事業者です。それらを推進力に進化していることが、この街の活力でもあります。より多くの方に魅力あふれる街であるように、今後もしっかりと課題と向き合っていきたいと考えています。


再開発によってさらなる進化を遂げる、武蔵小杉の将来像とは?

川崎市まちづくり局拠点整備推進室

部長 白井さん
所在地:神奈川県川崎市川崎区宮本町1
電話番号:044-200-3038
URL:http://www.city.kawasaki.jp/500/soshiki/9-10-0-0-0.html
※この情報は2017(平成29)年12月時点のものです。


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