仲間の「和」「輪」「笑い」 ママたちが持っている力を引き出す/子育てサロン「わ」 増田鉦子さん

子育てサロン「わ」 増田鉦子さん

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

仲間の「和」「輪」「笑い」
ママたちが持っている力を引き出す

「我孫子」駅はJR常磐線と成田線が乗り入れる駅で、北千住までは快速で25分で到着する東京のベッドタウンである。1997(平成9)年以降に再開発計画が進展し、駅前ロータリーや駅前ビル、国道6号へ接続する道路などが整備され、より暮らしやすい街へと発展している。また駅から徒歩圏に新興住宅地が広がり、転入するファミリー層も増えている。そんな我孫子市で活動する子育てママ支援の場、子育てサロン「わ」で、我孫子市の子育てサポートについてお聞きした。

子育てサロン「わ」の概要についてお聞かせください

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

子育てサロン「わ」は、仲間の「和」「輪」「笑い」の中で親子が楽しく過ごすことを目的に、「子育て中のママさんたちが孤独を感じないように」、「育児の大変さから気が紛れるように」と、我孫子市の北地区社会福祉協議会のメンバーで運営しているものです。
月1回、第3火曜日に我孫子北近隣センター並木本館で近隣センターを管理している我孫子北まちづくり協議会と共催で開催しています。参加は無料、申し込みも不要ですので、気軽に参加してほしいですね。対象は0才~未就園児のお子さんとその保護者で、毎回テーマを決めて実施しています。例えば、親子の簡単な工作、絵本の読み聞かせや保健師を呼んでの相談会など、お母さんの悩み解決から子どもが楽しめるものまで、幅広いテーマにするように心がけています。

サロンの流れなどを教えてください

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

10時から会場は開いていますので、ママとお子さんたちは入っていただき、おもちゃで自由遊びをします。北地区社会福祉協議会のスタッフの手づくりのおもちゃも多いので、どれも素朴で優しいおもちゃです。
10時20分になったら、全員での自己紹介タイム。毎回約3割の方は初めて参加される方なので、この自己紹介で全体の雰囲気がほぐれます。自己紹介が終わったら、手遊びタイムです。元保育園教諭のスタッフによる歌や手遊びでは、子どもたちが好きな「アンパンマン」の歌などで、お母さんも一緒に歌って遊びます。
そして10時半からは、その日のテーマの活動です。今日はクリスマス・ブーツづくりを親子で行います。そして10時50分からは木のおもちゃで遊ぶ時間、最後はお誕生日のお子さんに手づくりのテディベアをプレゼントするハッピーバースデー・タイムで、11時半には会が終了します。

お母さんやお子さんたちと接するうえで、心がけていらっしゃることは何ですか?

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

この子育てサロン「わ」は、ママたちが持っている力を引き出す役割ですので、ママたちが自然に交流することが大前提です。ですから、あまりこちらからは積極的に介入せず、サポートが必要な時にちょっと背中を押してあげたり、という役目ですね。
個人的には、全てのママと必ず1回は話すことを、心がけています。子育て中の悩みや孤独感は、同年代のママたちと友だちになることも大切ですが、ただ話を聞いてくれるだけのおばあちゃん役も時には必要。何か話したくなったら、このサロンに来てほしいと思います。

0才から3才という幅広い年齢の子どもが一緒に遊ぶうえで、気をつけていることなどはありますか?

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

工作などでは、1才と3才ではできることが違いますので、例えば1才のお子さんならシール貼りなどの簡単な作業、3才のお子さんであれば絵を描いたり糸を通したりと少し複雑なこともやってもらいます。別々の活動をするのではなく、あえて異年齢の子どもたちを一緒に遊ばせ、できることを楽しむ。すると隣のお兄さん・お姉さんがやっていることを見て、小さい子は学び・模倣することで、できることも増えるようです。

お母さんも、「あと1年経つとあんなことができるようになるのか」とよそのお子さんを見て想像できるようになり、同じ年齢のお子さんと接することで「泣くのはウチの子だけじゃないんだ」と安心したり、色々な人と交わることで勉強にもなります。
最近は0才の赤ちゃんを連れたママさんも多く参加して下さるので、安全面にも配慮して開催しています。

この地区のママさんたちを見て、感じることはありますか?

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

子育てに積極的ですし、子どもへの愛情も充分注いでいらっしゃるし、今のママたちはスゴイ!と思います。その愛情を一身に受け、子どもたちも精神的に安定していますし、発育状況も素晴らしいですよ。

私は元保育士だったこともあり、そこで教えてもらった知識をチャンスがあれば、ママたちにお伝えしています。例えば、子どもは体が小さいだけで、感情も情緒も大人と同じ位キメ細かいということ。ですから子どもの感情は頭から否定しないで、いったん受け入れて、対処することが大切です。
子どもへの愛情は、たくさん話しかけてあげることで、より注ぐことができます。そして子どもも話をしてもらうことで、その愛を受け取ることができる。対話を通して、親子の情愛を育ててほしいと願っています。

我孫子市の魅力はどんなところですか?

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

我孫子市の子育て支援は非常に充実していると思います。例えば、火曜日以外毎日利用できる子育て支援センターの「にこにこ広場」(我孫子駅南口アビイクオーレ)や、日曜日以外は毎日利用できる「すくすく広場」(天王台駅南口)などがあります。
このように曜日をズラして、育児中のママの行き場がきちんと確保できるように配慮されています。
また保育園の園庭解放や一時託児、病児保育など、ママたちをサポートする仕組みも沢山あります。育児中のママにとっては、とても住みやすい街だと思いますよ。

子育てサロン「わ」
子育てサロン「わ」

今回、話を聞いた人

我孫子北地区社会福祉協議会
子育て支援プロジェクト 子育てサロン「わ」

増田鉦子さん(写真右)

活動場所:我孫子北近隣センター 並木本館
千葉県我孫子市並木5-4-6 電話番号:04-7157-4517
問合せ:04-7165-3434(我孫子北地区社協)(月~金)
代表者:戸屋眞一郎さん

※記事内容は2013(平成25)年12月時点の情報です。

仲間の「和」「輪」「笑い」 ママたちが持っている力を引き出す/子育てサロン「わ」 増田鉦子さん
所在地:千葉県我孫子市並木5-4-6 
電話番号:04-7165-3434(我孫子北地区社協)(月~金)