学校や年代の違いを越えた繋がりの中で子どもたちを成長させていく/YNキッカーズ 渡辺丸美さん

YNキッカーズ 代表 渡辺丸美さん

学校や年代の違いを越えた繋がりの中で
子どもたちを成長させていく「YNキッカーズ」

府中市の南西部、多摩川近くにある「日新小」と「四谷小」の2つの小学校を中心に、少年サッカーチームとして活動している「YNキッカーズ」。練習は主に毎週末に行われており、広々としたグラウンドに、元気の良い声を響き渡らせている。今回は土曜日の午後に行われていた「全学年合同練習」にお邪魔し、代表の渡辺丸美さんにお話を伺った。

「YNキッカーズ」とはどのようなチームなのでしょうか。

NYキッカーズ
NYキッカーズ

今は「YNキッカーズ」って言う名前ですけれど、昔は「日新フットボールクラブ」と、「四谷フットボールクラブ」という、四谷小と日新小のそれぞれのサッカークラブがあったんですね。それが2000(平成12)年に合併しまして、四谷のYと、日新のNで、「YNキッカーズ」というチームになりました。練習場は今も日新小と、四谷小とで交代でやっております。

歴史としては、以前のチームは、それぞれの学校ができた当初からあったそうですので、二十数年というところでしょうか。府中市内でも後のほうにできた学校ですので、深い歴史というほどではありませんが、チームのOBがコーチに入ったりしています。

チームの運営方針についてお聞かせください。

NYキッカーズ
NYキッカーズ

まず、サッカーの技術を教えるのはもちろんですけれど、サッカー以外の「生活面」についても力を入れています。「挨拶ができる子」とか、身だしなみとか、マナー全般についてですね。サッカーの技術以前にまず、そちらに力を入れているくらいです。あとは、とにかく「サッカーを好きになってくれるように」と思いながら、日々指導しております。

現在は何人くらいの子どもたちが所属していますか?

YNキッカーズ
YNキッカーズ

いまチームに居るのは1年生から6年生で、合計80名くらいですね。未就学児(年長)の受け入れもしています。いまは男子だけですが、うちは誰でもウエルカムなので、興味があれば女の子にも、ぜひ入ってもらいたいですね。

NYキッカーズ
NYキッカーズ

人数としては、5~6年生がいちばん多く、各学年20名くらいになるでしょうか。入るタイミングとしては、3年生ぐらいで入る子が増えますね。ただ、高学年の子しか試合に出られないということはなくて、試合は全学年、学年別にありますので、どの子も試合には出られるようになっています。

試合は年に4~5回ほど、公式戦に出ています。輝かしい成績というものはあまりないのですが、とにかく「楽しく」ということでサッカーをやっています。

確かに、とても楽しそうに練習している姿が印象的ですね。

NYキッカーズ
NYキッカーズ

コーチも子ども好きな方が多く集まっていますし、今日のように「全学年合同練習」などを行うと、高学年の子が低学年の面倒を見てくれたりと、自然に学年を越えたつながりが生まれるんですね。そういった面でも、子どもたちは成長していくのだと思います。

このほか、サッカーを通じて、どのような「成長」を感じられますか?

NYキッカーズ
NYキッカーズ

例えば、昔通っていた子が、社会人になって街で見かけたりしたとき、挨拶をしてくれると、すごく嬉しい気持ちになりますよね。そういった「きちんとした生活態度」が身につくことが、意外と大きいのだと思います。あとは、卒業後の「つながり」の面ですね。OBたちが中心になって、大人になっても、年代ごとにサッカーチームを作って活動しています。これもこの「YNキッカーズ」からの築き上げで繋がっているものの一つでしょうね。

地域の人たちで作る20代、30代、40代などのサッカーチームがあって、その中心になっているのが、YNキッカーズの元メンバーなんです。もちろん、うまい子はクラブチームに行ったりもしますし、中学校に行ってもサッカーを続けてくれる子は多いですよ。

学校は日新小、四谷小の子ども限定でしょうか?

NYキッカーズ
NYキッカーズ

いえ、学校も特にどこっていうこだわりはないんですよ。結局、私立の学校に行ってる子もいますし、途中で転校してしまう子もいますから、誰でも参加できるようになっています。ほかの学校に転校していった子が、今もサッカーだけはここに通い続けているというケースも多々あります。

練習のスケジュール、かかるお金などについてお教えください。

部費として、1か月に1,500円をいただいておりまして、その中でスポーツ保険などにも入っています。練習は土曜日、日曜日が主に練習の日で、試合が入る場合もあります。4、5、6年生に関しては水曜日の放課後も自主練習しています。

 

コーチや運営陣は、保護者、元保護者の方々なのでしょうか?

NYキッカーズ
NYキッカーズ

コーチについては、ほとんどは保護者の方でサッカー経験のある方で、OBの方にも何人か入ってもらっています。これからOBの保護者も増えてきますので、今後はOBがコーチをする割合が増えると思いますよ。

 

保護者の方の関わり方についてお教えください。

普段の練習はコーチが面倒を見ていきますので、保護者の方々にお願いするのは、主には試合の時の車出しと、試合の時の当番、つまり子どもの面倒を見る役割ですね。これを毎回2~3人の方にお願いしています。ですので、毎週参加していただくようなことはありません。

 

最後に、この日新・四谷エリアの魅力についてお聞かせください。

NYキッカーズ
NYキッカーズ

私自身は20年ぐらいこの辺りに住んでいますが、街の中よりもとても緑が多いですし、多摩川も近くにありますし、「自然が好き」という人は、このへんに来ていただければ穏やかに暮らせて良いのだと思います。

とはいっても、最近は近くにスーパーやコンビニも増えていますし、暮らしていて不便と感じることもありません。交通量も少なくて、いい雰囲気の地域だと思いますよ。あとは、YNキッカーズがあることですね。ぜひチームにも参加していただければと思います。

 

今回、話をお伺いした人

YNキッカーズ 代表 渡辺丸美さん

http://yn-kickers.com/

※記事内容は2013(平成25)年6月時点の情報です。

学校や年代の違いを越えた繋がりの中で子どもたちを成長させていく/YNキッカーズ 渡辺丸美さん
所在地:東京都新宿区四谷2-6