西東京市立ひばりが丘中学校 勝見俊也校長先生 インタビュー

西東京市立ひばりが丘中学校 勝見俊也校長先生 インタビュー/西東京市立ひばりが丘中学校 勝見俊也校長先生

1960(昭和35)年の開校より56年目を迎える「西東京市立ひばりが丘中学校」。2021(平成33)年の新校舎への移転が決まり、生徒・教職員・保護者・地域が一体となって“良い学校にしていこう”と、未来へ向けたさまざまな取組みを実践している。今回は2015(平成27)年に「西東京市立ひばりが丘中学校」の校長に着任した勝見俊也校長先生に、学校の特色や地域の魅力についてお話を伺った。

開校より56年目を迎える地域に根ざした学校

勝見俊也校長先生
勝見俊也校長先生

――まず、学校の歴史について教えてください

勝見校長先生:「西東京市立ひばりが丘中学校」は、1960(昭和35)年に「保谷町立保谷中学校」の分校として開校したのがはじまりで、今年で開校より56年目を迎えます。校長として着任し2年目を迎えますが、「西東京市立保谷中学校」の校長5年間を含め、旧保谷市の時代から長年この地域で学校教育に携わっています。
生徒数は、今年度に新入生197名を迎え、15学級544名の子どもたちが在籍しています。西東京市では、2001(平成13)年の旧田無市と旧保谷市の合併に伴い、通学区域の指定校以外でも入学を希望できる「学校選択制度」を導入しており、少子化に伴う生徒数の変化などは学校により状況はさまざまです。

“最良・最高のスタンダード教育”を目指して

校内の展示物
校内の展示物

――今年度の教育目標についても教えてください

勝見校長先生:本校の「学校教育目標」は「広く国際社会を創造性豊かに たくましく生きる人をめざして」を掲げ、「自ら学ぶ」「豊かな心」「夢の実現」を3つの柱としています。今年度、学校経営の目標として7つの柱を明示し、言語教育に基づく「確かな学力」の育成や、「文武両道」の校風を大切にした「健康でたくましい心と体」の育成など、明るく・元気に・凛とした若者が育つ学校として取り組んでいます。
ホームページの学校だより「翼」でもご覧いただけますが、“最良・最高のスタンダード教育”を目指し努力すると明記した背景には、「オリンピック・パラリンピック教育重点校」を含め4つの研究指定校に選ばれ、今の学校の良さを地域の方に知っていただく好機と捉えています。東京都の「言語能力向上拠点校」、西東京市の「アクティブ・ラーニング授業研究推進校」、東京都の「体力向上推進研究校スーパー・アクティブスクール」にも選ばれ、言語能力の向上とアクティブ・ラーニングによる相乗効果を狙っています。

授業の様子
授業の様子

――アクティブ・ラーニングとは?

勝見校長先生:アクティブ・ラーニングとは、一方向的な一斉教育とは異なる、生徒がみずから学ぼうとする意欲を育む授業スタイルを用いて、グループ・ディスカッションやディベート、グループ・ワークなどを取り入れながら、問題解決学習や体験学習などに取り組みます。現在、各教科ごとに生徒に“身につけさせたい力”とそれを促す教職員の“具体的な手だて”を設定し、アクティブ・ラーニングに取り組んでいます。
たとえば「国語科」では、自分の考えを論理的に書く、話す力を身につけさせるために、生徒同士によるペアやグループ活動を取り入れています。書いた文章を読み合ったり、スピーチを聞き合った後に疑問に思ったことや理解できなかったことをおたがいに認識し合います。また「英語科」では、日常生活に英語を積極的に生かすために、教職員ができるだけやさしい英語を聞かせることから自発的な学習へとつなげていきます。

保護者みずから語る働くことの実際「職業講話」

授業の様子
授業の様子

――地域と学校との結びつきについてもお聞かせください

勝見校長先生:本校の特色のひとつでもあるのですが、2008(平成20)年に「おやじ倶楽部」が発足し、在校生の父親による学校行事への参加や積極的な支援もいただけるようになりました。たとえば運動会の設営準備を手伝っていただいたり、10月に「職業講話」という機会を設け、1年生を対象にご自身の仕事内容についてお話いただきました。お父さん方のお仕事は製造業からコンピュータ関連、金融業界の方まで幅広く、熱心にお話ししていただきました。
「ひばりが丘中学校」の周りは落ち着いた住宅地で、古くからこの土地にお住まいの方も多く、学校教育への関心度も高いと思います。学期ごとに年3回設けている「学校公開日」や運動会など行事へ参加いただける方も多く、今後も学校・保護者・地域とが一体になった学校運営を進めて参ります。
また小学校、高校との連携も行われており、「東京都立保谷高等学校」の吹奏楽と合同で「西東京市立住吉小学校」に訪問しクリスマスコンサートで演奏を披露したり、楽器体験として「西東京市立中原小学校」の子どもたちと交流したりと、部活動体験も含めさまざまな交流活動が行われています。

近代的な雰囲気とのびのびとした空間とが共存するまち

校庭
校庭

――地域の魅力についてもお聞かせください

勝見校長先生:西武池袋線「ひばりが丘」駅から学校までの道、高層マンションや商業施設などで賑わう駅前の街並みを通り、少し駅を離れるとキャベツ畑が広がるようなのびのびとした街並みとが共存する魅力的な地域です。都心部への距離感もちょうど良く、駅前の商店街にある駄菓子屋さんや、近くの畑で採れた野菜を並べている無人の路地販売など、気持ちの良い環境です。

2021年に新校舎へと移転する「ひばりが丘中学校」

引用:西東京市「第10中学校建替基本プラン」
引用:西東京市「第10中学校建替基本プラン」

――最後に地域の方へメッセージをお願いします

勝見校長先生:「西東京市立ひばりが丘中学校」は、5年後の2021(平成33)年に「ひばりが丘団地」の一部に整備される新校舎に移転することが決まりました。現在、「西東京市立ひばりが丘中学校建替協議会」の検討をして決定事項は、市ホームページからその概要をご覧いただくこともできます。
新校舎は3年後に完成する予定ですが、同じく建て直しが進められる「西東京市立中原小学校」が仮設校舎として先行して移転し、そちらの新校舎が完成、移転が完了した後に本校の新校舎となる予定です。生徒も教職員も“良い学校にしていこう”という雰囲気が上向きに盛り上がりつつある今、このタイミングを大切に、保護者や地域の皆さまともより豊かな学校を作っていきたいと思います。

生徒・教職員・保護者・地域が一体となって未来へと向かう「西東京市立ひばりが丘中学校」の今
生徒・教職員・保護者・地域が一体となって未来へと向かう「西東京市立ひばりが丘中学校」の今

西東京市立ひばりが丘中学校

校長 勝見俊也先生
所在地 :西東京市住吉町1-14-28
TEL :042-421-4149
URL:http://www.nishitokyo.ed.jp/j-hibarigaoka/index.html
※この情報は2016(平成28)年6月時点のものです。

西東京市立ひばりが丘中学校 勝見俊也校長先生 インタビュー/西東京市立ひばりが丘中学校 勝見俊也校長先生
所在地:東京都西東京市住吉町1-14-28 
電話番号:042-421-4149
http://www.nishitokyo.ed.jp/j-hibarigaok..