調布市の玄関口として機能する「調布」駅は京王線と京王相模原線が分岐し、約12万人の利用客を誇る京王電鉄有数の主要駅だ。その「調布」駅周辺で行われていた線路の地下化工事は2012年8月に完了し、地上の線路跡地を利用して新たな商業施設を整備する工事が進められてきた。
この商業施設はA・B・Cの3つの建物で構成され、調布の地に育まれる大樹として街と共に成長していきたいという想いを込め、「トリエ京王調布」と名付けられた。施設のコンセプトは「調布らしいちょっとステキな生活」とし、調布ゆかりのショップをはじめ合計72のショップが集まる。
「調布」駅の改札口に直結するA館は地上5階建てでファッションや雑貨、飲食店などが入る。ここには「京王百貨店」のサテライト店舗や関東最大級の規模となる高級スーパーマーケット「成城石井」も誕生する。A館と駅前広場予定地を挟んで西側に建つB館は地上4階建てで、大型家電量販店として「ビックカメラ」が入る。
B館のさらに西側となるC館は11スクリーン1,650席のシネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」が中心となり、「映画のまち調布」を体現する施設になる。建物の緑道沿いにはオーナーが調布市出身・在住で珈琲焙煎工場併設の大型カフェ「猿田彦珈琲」もあり、ゆったりとした時間を楽しめる空間だ。多彩な施設が集まる「トリエ京王調布」の誕生で、調布エリアの暮らしはさらに便利で豊かに進化しそうだ。
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■参考■
京王電鉄株式会社ニュースリリース
■開発種別:再開発
■エリア:東京都調布市
■完成時期:2017年秋(予定)
■事業主体:京王電鉄株式会社
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