東京駅前常盤橋プロジェクトの街区名称が「TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)」に決定

2020年9月26日

2棟の超高層ビルを含めた4棟の建物を整備

三菱地所株式会社が「東京」駅日本橋口前の常盤橋街区で進めている「東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)」の街区名称が「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」に決定したことが発表された。
「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」はA棟からD棟まで4棟の建物を整備するビッグプロジェクトで、このうちA棟は地上40階地下5階高さ約212m、B棟は地上63階地下4階高さ約390mの超高層ビルとなる。今回、A棟の名称が「常盤橋タワー」、B棟の名称が「Torch Tower(トーチタワー)」となることも決まり、併せて発表されている。
TOKYO TORCH 全体開業時外観イメージ/JR 東京駅丸の内側よりTOKYO TORCH 全体開業時外観イメージ/JR 東京駅丸の内側より
画像出典:三菱地所株式会社ニュースリリース

国際級ホテルや展望施設も整備予定

「常盤橋タワー」はおもにオフィスやショッピング施設として使われる。カフェテリアやラウンジ・カンファレンスルームなどビル就業者向けの共用スペースが整備されるほか、エレベーターの行先予報システムやモバイルセキュリティ認証の導入など最新の技術も取り入れられるという。
「Torch Tower(トーチタワー)」にはオフィスのほか、ショッピング施設、ホテル、ホールが入る。ホテルは57階から61階の高層階になり、圧巻の眺望と世界水準のホスピタリティを提供する約100室の国際級ホテルだ。ホールは現代の芝居小屋をモチーフにした大規模なものになる。さらに、62階と屋上には展望施設も整備される。都心を眼下に見下ろし、遠くには富士山を望めるというから期待は大きい。
東京のメインゲート「東京」駅に隣接した「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」。完成すれば、東京の新たなシンボルとして親しまれそうだ。

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■開発種別:再開発
■エリア:東京都千代田区、東京都中央区
■完成時期:2027(令和9)年
■事業主体:三菱地所株式会社