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新宿駅南口が「交通結節点」に!東西通路も新設され利便性アップ

2014年4月24日

南口には線路をまたぐ人工地盤がつくられ、交通の「結節点」がつくられる

世界でも最大級の乗降客数を誇る新宿駅が、大きく変貌しようとしている。JR「新宿」駅南口、甲州街道を挟んだ線路上のエリアでは長期間にわたって大規模な工事が進められているが、これは新しい交通ターミナル「新宿南口交通結節点」をつくるための工事で、2016(平成28)年春の完成が見込まれている。交通結節点はJRの線路をまたぐようにして人工地盤を設け、高速バスターミナルやタクシー乗り場を整備し、鉄道と車と歩行者の連携をスムーズにはかろうというもの。1階はJRのホーム、2階には改札が設けられサザンテラスや甲州街道ともフラットな動線が確保される。隣接地には交通結節点と一体化するかたちでJR東日本の複合高層ビル「新宿駅新南口ビル(仮称)」が建設もスタートしている。33階建てのビルには商業施設やオフィスが予定されるほか、子育て支援施設や多目的ホールも構想されている。

東西をつなぐ自由通路も新設され、「新宿」駅が利用しやすく改造される

また、JR「新宿」駅では東西を結ぶ自由通路工事も進められている。新宿駅地下の改札内にある通路を整備するとともに、改札を通過せずに駅の東西を行き来できる自由通路を2020(平成32)年頃までに設置する計画だ。通路が複雑で迷宮のような新宿駅では、道に迷う利用者も多かったが、この改造によって利用しやすくなりそうだ。ただ、JR線のホームの下での作業となるため、まず線路を支える地盤の補強から始められている難工事となり、完成にも時間がかかる予定だ。ふたつの計画が完成すれば、新宿駅を巡る人の動きが大きく変わるだろう。

 

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■参考

JR東日本プレスリリースより
https://www.jebl.co.jp/admin/news/pdf/20120904.pdf
国土交通省 関東地方整備局東京国道事務所
http://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/saisei/shinjuku/shinjuku.htm

■開発種別:大規模施設・再開発
■エリア:東京都新宿区・渋谷区 新宿駅
■完成時期:2016年春~2020年
■事業主体:JR東日本ほか