住み続けたい街ランキング、1位は武蔵野市

自治体第1位は武蔵野市、23区も上位に並ぶ

「住みたい街」は、住んでいなくても挙げることができる「憧れ」で選択される街。例年のランキングでは横浜、恵比寿、吉祥寺がTOP3に占めています。

一方、「住み続けたい街」は、実際に暮らしている人が住み続けたいかという「継続居住意向」を調査したもの。住めば都ということわざもあるように、暮らしているうちに街への愛着が湧いてくる人も多いのはないでしょうか。実際に、「お住まいの街に住み続けたいですか?」という設問に対しては、「とてもそう思う」(17.1%)と「そう思う」(50.4%)を合わせると、67.5%にも達しています。

まず、自治体別のランキングをみていきましょう。

一番人気が高かった街は武蔵野市。2位以下には中央区、3位文京区、6位港区、8位渋谷区など東京23区の街が多数ランクインしています。

神奈川県では4位逗子市、8位葉山町、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、中郡大磯町と『湘南・三浦エリア』の価値が上位を占める傾向にあります。そのほか、7位横浜市西区、15位中区の『横浜・みなとみらいエリア』が上位となっています。

埼玉県では21位にさいたま市大宮区、22位に浦和区など『さいたま市中心エリア』がランクイン。

また、14位横浜市都筑区、25位印西市、36位稲城市、39位多摩市と『郊外大規模ニュータウン』エリアもランクインしています。

自治体第1位は武蔵野市、23区も上位に並ぶ

「住み続けたい駅」のランキングを発表されています。ランキング上位には同じようなエリアから複数の駅がランクインする傾向も見られます。

まず東京都中央区。1位は銀座と築地の中間にある東銀座、9位馬喰町、18位東日本橋、21位人形町、24位水天宮前、27位馬喰横山など中央区の駅が多数上位に。

一方神奈川からは、2位の石上駅、3位鵠沼駅、6位片瀬江ノ島駅、7位鵠沼海岸駅、8位湘南海岸公園駅と藤沢市の鵠沼・江ノ島エリアの駅がTOP10のうち半数を占めています。さらに5位みなとみらい、11位日本大通り、13位馬車道、28位高島町とみなとみらいエリア周辺の駅も上位に入っています。

そのほかには東京都心部で緑地があるエリアから、4位北参道、17位代々木上原、20位千駄ヶ谷、22位参宮橋、38位原宿、51位代々木公園、75位代々木八幡、100位明治神宮前など新宿御苑・代々木公園の周辺が上位にランクインしています。

キーワードは「住んでいる人の顔が浮かぶ」こと

調査によると、住民に尋ねた街の魅力35項目のうち、「住み続けたい」と一番相関性が高かったのは、「街の住民がその街のことを好きそう」だったとのこと。日々暮らしている中で、周りの住民が街を好きでいる光景が浮かぶ・・・。つまり、日ごろからのコミュニケーションや何気ないふれあい、お祭りやイベントなど顔を思い浮かべる関係性があるということでしょう。顔見知りが多ければ防災や防犯、子育て面でも安心感がもてるはずです。

街選びの際には、この調査も参考にしてみてはいかがでしょうか。

※SUUMO住民実感調査 2021年住み続けたい街(自治体/駅)ランキング発表!
詳細PDFはこちら

 

 

       







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