新橋1丁目で新しいプロジェクトが始動、27階建ての複合ビル誕生へ

2016年5月31日

オフィスとホテルをもつ複合ビル、新橋エリアの新しいランドマークを目指す

港区新橋1丁目で、新たな再開発計画が始動した。場所は第一ホテル東京の隣接地で、JRと東京メトロ銀座線の「新橋」駅から徒歩3分、都営地下鉄三田線の「内幸町」駅にも近いところ。もともとは東京電力が所有するビルがあった場所で、資産売却の一環として手放されもの。新しいプロジェクトでは、NTT都市開発が事業主体となって複合ビルを建設する。

計画によると、建設されるビルは地下2階地上27階建の高層建築で制震構造を採用し、オフィスとホテル、商業施設が入居する計画だ。最先端のビジネス拠点機能と憩いの空間を併せ持つ、新橋エリアの新しいランドマークビルとなることを目指すという。18階〜27階を占めるホテル部分は客室数267室が予定され、JR九州が運営事業者となる。完成は2019年の予定だ。

JR「新橋」駅の改良や、「新虎通り」の整備も進み、姿を変え始めた新橋

新橋の周辺エリアではオフィスビルの建て替えが各地で進んでいるほか、JR「新橋」駅の改良工事も進められている。南北に分断されていたコンコースの一体化と拡張工事、東海道ホームの拡幅、耐震補強、各ホームとコンコースを結ぶエレベーター設置、レンガアーチ橋の補修工事等が進められおり、ホームを覆う大屋根も姿を現している。

また、「新橋」駅の南側エリアでは「日本のシャンゼリゼ」を目指し、環状2号線の地上部分が「新虎通り」として整備が進められている。古くからのオフィスビルや飲食店が建ち並び、サラリーマンに愛される街「新橋」であるが、徐々にその姿を変え始めている。

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■参考■
九州旅客鉄道株式会社プレスリリース
東京都港区新橋一丁目へのホテル出店計画について

■開発種別:再開発
■エリア:東京都・港区新橋一丁目
■完成時期:2019年完成予定
■事業主体:NTT都市開発株式会社