「新橋」駅近くの東新橋一丁目(日比谷神社前)交差点から赤坂一丁目交差点を結ぶ新虎通りは2020 年の東京オリンピックで選手村とスタジアムを結ぶ重要な役割を担うことになっている。この新虎通り周辺では様々な開発プロジェクトが進められているが、そのひとつが「新虎通りCORE」だ。
「新虎通りCORE」が誕生するのは新虎通りと日比谷通りが交差する新橋四丁目交差点の北東の一角となる。ここには1975年に完成した「新橋29森ビル」が建っていたが、周辺の街区は細分化された敷地で建物の更新が進まないという課題を抱えていた。
そこで新虎通り沿道開発のモデル事業として、「新橋29森ビル」と周辺の街区を合わせて再開発する「(仮称)新橋四丁目計画」がスタート。2017年12月の上棟式を機に「新虎通りCORE」と名付けられた。
「新虎通りCORE」は地上15階地下1階高さ75mのビルで、床から天井まで広がる窓を持つ明るく開放的なオフィスフロアを提供する。屋上部はルーフトップガーデンが設けられ、リフレッシュスペースとしても活用できる。あらゆる揺れに対応する2種類の制振装置、停電時でも最大72時間運転できる非常用電源など災害対策も万全だ。
1、2 階には賑わいや交流の場となるショッピング施設が設けられるほか、1階の新虎通りに面する区画にはイベントスペースも整備され、新虎通りの賑わいづくりや情報発信の拠点としても利用されるという。
2018年9月予定の完成後は新虎通りの新たなシンボルとして親しまれそうだ。
WEBサイト:https://www.mori.co.jp/projects/sinbashi29/
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■参考■
森ビル株式会社ニュースリリース
新虎通りCORE
■開発種別:再開発
■エリア:東京都・港区新橋四丁目
■完成時期:2018年9月予定
■事業主体:森ビル株式会社
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